感情タグBEST3
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癒されたくなって。
友人にこれを借りたのが、まだ夏目の一巻が出たか出ないかと
いったところ。友人はずっと緑川さんに注目していたそうで。
さすがです。
「アツイヒビ」で池田が必死に「家族のかたち」を
守ろうとする、特に国吉に殴りかかるシーン、
高校生の限界と必死さを感じてせつなくなります。
それから「花の跡」はとても秀逸。
イメージが鮮烈で、ちいさな落書きの花と
天井の大きなイラストが忘れ難い印象を与えます。
「きっと私/あの人に/あの花の跡につまづいて
飲みこまれてしまったんだ
あの人を好きになったんだ」
じつは夏目、読んでいないのですが…
いつか、買ってみたいです。
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登場人物それぞれに感情移入できる部分があり、切なくなりました。
孤独や、失う怖さ、それでも立ち向かう強さ。
彼女の作品には独特な空気があって大好きです。
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短編集。高校生の男の子、女の子たち中心の話かな。青春っぽくて、甘酸っぱい話が盛りだくさんです。胸がじんじんと熱を持って、自然と涙が溢れるような。
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「蛍火の杜」と「夏目友人帳」に繋がるような情緒溢れる素敵な読みきり作品を含む短編集です。
結構品薄気味のようなのですが、読んで後悔は無い作品です。ほろりときます。
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『花の跡』がとっても好きです。私は何となく、倉田君の感覚が分かる感じがします。「〜することはとても辛いかもしれないけれど、それでも、しなければ生きていけない」という感覚。先生自身、どこまで伝わるのか、という実験を兼ねた作品だそうなので、とても抽象的ですが、良かったと思います。
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何でもない人の当たり前な願いや言葉がたまらなく心にしみてくる。たぶん少女まんがの王道としては外してる作家さんだとは思うんですが、私は勝手にこれが少女まんがの醍醐味だなあと思ってます。
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人を殴った時の痛み・・・
焼け付くような心、切なく苦しい心、かなしくあたたかい心。どれもが誰しもの心に渦巻いてある事を感じずにはいられない。そんな物語。
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初めてこの御方に触れた作品。
ちょっと暗めなんですが
心理描写がたまらない。
コミックスは短編集に成っていて
色んな作品が読めます。
そして少し繋がってたりします。
この御方の作品(アツイヒビだけではなく)が
漫画の中で一番好きだ!!と
一生言い続ける事が出来る自信が有ります。
それ位、好きです。
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緑川先生のカラーが出ててすごく好きな雰囲気。
ただ、あかく咲く声を読んだ私としては最後の『名前のない客』の三郎君が辛島君と見た目がダブって仕方ない。
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静かだからこそ良い。柔らかさと少女漫画特有のあり得なさのない話が凄く好きな作品。大切にすることと両想いになることは常にイコールじゃないけれど、幸せは相手を想う心の中にあるんだなぁと思います。
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緑川ゆきさん短編集一冊目。「花の跡」がだいっすきです。よくわからないという感想を持つ方もいらっしゃると思いますが(ご本人も柱でいってらしたので)私は凄く共感しました。こう、落ちてきたものを描き落そうとして、でも追いつけなくて、自分の中にどんどん色んなものが堪っていって苦しくて。でも絵でしか思いのたけをぶつける方法を知らない感じが凄く惹かれました。面白い・面白くない、共感できる・よくわからないの狭間が一番素敵で一番表現しづらいと思います。結末も、決してハッピーというわけではないのですがあれが一番の結末、というかスタートだと思います。他の3作品も勿論オススメです。「アツイヒビ」の友情具合とかとっても好きです。
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「アツイヒビ」生徒手帳に殺人計画。故意か偶然かわからないまま、その曖昧さがかえってリアル
「花の跡」登校するたびに増えて行く花の絵ってロマンチックでミステリアス。描いてた人はもっと不思議な人だった。絵に溺れてた思春期を思いだすなぁ