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Posted by ブクログ
いねむり先生こと、色川武大(阿佐田哲也)と、伊集院 静の旅打ちの様子が描かれています。
旅打ちの日の夜に、(最愛の妻の死に、小説が書けなくなった)静に対して、
> こんなふうに言うと…君は気を悪くするかもしれないけど
> 私には君の小説のよさがよぉく…わかります!!
と、武大が言います。
でも、それは、本当だけど、ほんとうではない言葉です。だから、二人は沈黙します。
そして、
> サブロー君…ごめん
> サブロー君…私は ただ
> サブロー君が小説を書いてくれたらいい…くれたらいい……
>
> そう…思ってることを…
> 言いたかっただけなんです
と。そんな、魂と魂が応えあうシーンがたくさんあります。