【感想・ネタバレ】景気ってなんだろうのレビュー

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分かりやすい経済関連の著書で定評のある岩田さんの本ということもあり理解しやすいです。
日本の過去の景気を大きな波で捉えながら、各トピックのメカニズムを教えてくれます。

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2023年11月30日

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景気にまつわる、ありとあらゆる用語や事象を素人でも分かりやすいように著してくれている一冊です。かなり、基礎的なことばかりですが、分かり易く丁寧に著しされてあるので、新聞を読んで分からなかった経済的な基本を学ぶことができます。

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2016年08月10日

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中国からの低価格品の輸入は、デフレ(価格)に影響を与えるのではなく、実質賃金の低下や失業率の増加を招く と言うロジックは、これまで読んだ経済本・教科書には書かれていなかった。
読んでみると経済学の基本だと気づいた。
分かりやすい。マクロ経済の入門書としてよいと思う。

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2010年02月04日

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代表的な景気指標のひとつ、GDPについて分かりやすく解説している本。GDPはよく「付加価値の総額」と定義されているけど、それだけを聞いても正直「???」という状態だった。本書を読んで、ようやくGDPが何で構成され、どのように変動するのか、イメージがつかめた。内閣府が公表しているデータを見ながら、読むのがおすすめ。

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2011年10月05日

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[ 内容 ]
景気が良くなったり悪くなったりするのはなぜなのだろう?
アメリカのサブプライムローン問題が、なぜ日本の経済に影響を及ぼすのか?
景気は悪いのに、どうして物価が上がるのだろうか?
デフレとは?
日銀の役割とは?
景気変動の疑問点をわかりやすく解説する。

[ 目次 ]
序章 景気とはなんだろう
第1章 景気はなぜ良くなったり悪くなったりするのだろうか?
第2章 設備投資は南極探検のようなものだ!
第3章 日本の景気は海外の景気とどう連動するか
第4章 お父さんの会社は景気とどういう関係があるのか
第5章 いろいろな価格は景気とどう関係するのか
第6章 景気を安定させる方法はあるのだろうか?
第7章 インフレにどう対応するか
付論 イワタ流景気動向指数の見方

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
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☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
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☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年07月03日

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経済のグローバル化が進む中で、日本の景気が世界の景気とどのようにつながっているのか、また、アメリカのサブプライム・ローン問題に発する世界同時不況や、金融政策の基礎について、数式をまったく用いず分かりやすく説明している本です。

若い読者を対象としている「ちくまプリマー新書」だけあって、とてもていねいに説明されていますが、文章はそれほど砕けた感じもなく、意外にフォーマルな装いです。高校生でなくても、経済学の入門書として広く手に取ることのできる本だと思います。

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2014年11月14日

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景気の動き。世界の経済状況と日本の経済との関連。
為替・サブプライム問題・新興国等複雑にからむ経済と景気んじょ仕組みについてわかりやすく解説している。

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2013年08月26日

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(130127)
難しいことは書いていない。
インフレ目標政策を行った国の成長率の話は、
わりとタイムリーなのではないかと思った。

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2013年01月27日

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景気についての全体像をつかむ目的であれば、平易によくまとめられた本であると思った。ただし、各個別論点について深く考えようとすると、妥協がないためか実は難しいと思える部分も少なくなかった。

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2011年09月10日

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私は経済の本をあと何冊読めば用語やら仕組みを覚えられるのでしょうか…

自分にとって目新しいと思った所は、原油価格高騰による生産費用の引き上げを押さえるには、日本の省エネ技術と省エネスタイルを世界中に普及させて原油の消費を抑制すればいい。という点でした。

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2011年05月28日

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経済学の入門書。マクロ経済の概観を掴むにはちょうどいいかも。

序章 景気とはなんだろう
第1章 景気はなぜ良くなったり悪くなったりするのだろうか?
第2章 設備投資は南極探検のようなものだ!
第3章 日本の景気は海外の景気とどう連動するか
第4章 お父さんの会社は景気とどういう関係があるのか
第5章 いろいろな価格は景気とどう関係するのか
第6章 景気を安定させる方法はあるのだろうか?
第7章 インフレにどう対応するか
付論 イワタ流景気動向指数の見方

景気が良い悪いって、確かに感情論で言っている場合が多く、景気そのものの実態って分かりにくい。著書は、そんな漠然とした景気という対象を、分かりやすく説明している。

個人的には、もう少し踏み込んだ内容を期待していたが、経済の入門書との位置付けであればやむを得ないかも。日経新聞を毎日読んでいれば、著書の大枠は掴めるはずなので、正直新鮮味はあまりなかった。

この本を機に、経済に興味を持つようになる読者が増えれば、それはそれでいいかも。まずは、経済学の導入編として、読んでみるのはオススメ。

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2010年12月30日

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簡単な経済の本。
全然知識なかったから読んでよかった。サブプライムローンとかにも言及してた気がする。

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2010年05月09日

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岩田紀久男の最新作にあたる一般書。岩田は本作のみならず数学を使わず、マクロ経済学を使って述べることの出来るマクロ経済学者である。
 本作でも、インフレターゲットの有効性と限界性を述べている。日本の景気の減速の仕組みが適切に述べられていて、巷間に流布される謀略的な経済学を説くものではない。その点で、昨今の昨今の米国金融危機の謀略性については全く述べてはいないのはさすがというべきであろう。
 米国の経常収支の赤字であり、それが中国、インド、その外のアジアの新興国、日本の黒字を補っているという国際経済のあり方の指摘は、ありふれた指摘でありながらもマクロ経済学的には「常識」である。
 そのような視点から、一時喧伝されたデカップリング論に対する批判は当然の論理的帰結であり、また、世界経済の成長性は米国の過剰な消費経済、ほとんど貯蓄の不足の個人消費によって演出されていたのである。このことの認識の欠如したドル安によるそるの信任の崩壊論も一面的な反米経済論であるということも指摘できるであろう。
 岩田の本作の問題点は、スタグフレーションへの言及である。スタグフレーションは、平均賃金の上昇無きインフレといえるのだろうが、石油ショック時は平均賃金は上昇し、原油高が外性的ショックとなって現れた。よって、インフレーションは起きたが、平均賃金の上昇が先であって、その後に原油高によるコストインフレ圧力によって、インフレ予想の基盤によって人々の多くが買い漁るインフレ劇が生まれたと理解している。その観点から言えば、原油高によるスタグフレーションの懸念は、根拠薄弱であるといえるだろう。
 ただその点を覗けば、さすがに岩田の著作であり、資産デフレから債務デフレへ、デフレ圧力からデフレ予想の定着を指摘してる。金融緩和によるデフレの脱却の金融論の極々まっとうな経済学の開陳がある。非常に信頼できる著者である。
 

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2009年10月04日

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景気が良くなったり悪くなったりするのはなぜなのだろう?アメリカのサブプライムローン問題が、なぜ日本の経済に影響を及ぼすのか?景気は悪いのに、どうして物価が上がるのだろうか?デフレとは?日銀の役割とは?景気変動の疑問点をわかりやすく解説する。

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2009年10月04日

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高校生向けのマクロ経済の教本といったところ。この本に書かれていることをしっかり理解(not記憶)しておけば、政経のテストでそこそこの点数が取れると思いますぞ。プリマー新書の「プリマー」の意味を確認せずに買ったのはちょっと失敗だったなぁ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

 なぜアメリカで景気が悪くなると日本の景気も悪くなるのか、なぜ景気が良くなっても給料は増えないのか、円高になると誰がなぜ困るのか、サブプライムローンとは、という、最近ニュースで聞く話題を中心に、内需・外需とは、設備投資とは、インフレとは、バブルとは、のように経済について全然知識のない人でも読める基本のレベルから解説した本。
 おれ自身は全く経済のけの字も分からない人だが、最近過去の記録を更新する勢いで円高、株安が進んでいるというニュースをやたら耳にするので、興味が湧いて、買ってみた。経済学をやってた人が、経済の本質は物の流れだ、という話を言ってたが、まさにその通りで、「これがこうなるとこういう影響が出るのでこうなり、それによってこれがこうなる」、のような話だった。やっぱりイマイチピンとこない部分もあるが、何となく分かった部分もあるような気がする。とりあえず円高で損をする人がいることや、実質賃金の話なんかは分かりやすかった。文は丁寧で分かりやすいのだけれど、整理できるようにするためにも、本文の内容について、仕組みや流れが分かるような図解や表があれば良かったと思う。まさに時節を得た本だと思う。ちなみに現時点での日経平均株価は8576円98銭、1ドル=98円45銭、1ユーロ=125円35銭。(08/11/02)

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2009年10月04日

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