【感想・ネタバレ】ちくま日本文学全集梶井基次郎のレビュー

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Posted by ブクログ

幻視。丸善に弾ける檸檬爆弾の清冽な香気、桜の樹の下には艶かしく死体が溶ける。若くて天賦の感性があって、死に身近だとこうも研ぎ澄まされるのかな。  

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

無人島にひとつだけ持っていくならこれ。人生を変えられた本。多分これからも一生好きな本。愛してやまない作家。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

【檸檬】
再読。
今まで憧れていても、居づらかった丸善。
そこへお気に入りの果物屋で買った檸檬を手に
まるで武器を持ったかのように入る。
それでもやっぱり居心地は悪く、
落ち着かなかったが、檸檬を思い出し
積み上げた本へ檸檬を置く。

丸善を彼が生きづらいと感じた社会とするなら、
檸檬は文才が光る彼自身なのかなぁと再読して思いました。

【鼠】
大きな人間が小さな鼠が猫に囚われているのを眺めている。
鼠にとっては恐ろしいことだとしながらも、
猫と戯れているようだと愛らしくも眺めながら。

【栗鼠は籠にはいっている】
日がさんさんと照っている時には籠の中にいながら
車を回している栗鼠を革命家だと意気込む。
しかし、日が落ちてからは現実に戻る。
あっけないけど爽やかな作品。

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2011年08月26日

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