【感想・ネタバレ】世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業のレビュー

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Posted by ブクログ

この本には長いことお世話になりそう。
考えるプロセスはもちろん、相手の意見の聞き方、自分の意見を表現する方法、日本の教育に足りないもの、をわかりやすく書いてくれてる。自分に足りなかったものがわかったし、だからなにが必要なのかもわかった。これはオススメ。

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2023年02月23日

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自分とは真逆の人、いろんな立場に立って考えると自分の意見が深まった。
何かしっくりこない、気になることに目をそらさず、自分の心の声に耳を傾けると
自分は何を大切にしているのか!がわかる!
ここでは書ききれませんが、考え方の深掘りの仕方があらゆる角度から描かれているため、いろんなビジネス書を読んだ方でも、いくつ知っている知識があるか?と読むと楽しいです!
私はわかってるフリの理解を深めるチェックなど新しく知ったこともあり、とてもためになりました!

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2021年06月19日

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考え抜く、というのは具体的にどういう事なのか?

自分の意見を持つためには、まずその事態を理解しなければいけない。理解と言っても、わかったつもりではなく本当に理解しているか、自問自答しなければならない。その上で、わからないことを調べ、自分の意見を持つ。自分の意見については根拠を徹底的に明確にしていく。根拠に曖昧な部分はないか、事実と意見を混同していないか、違う立場の人はどう思うか、といった視点を広げて考える事も必要。また、先の予測をし、うまくいった場合、うまく行かない場合の行動も考える。こうして徹底的に考え抜かれた意見は自信を持って伝えることが出来るのである。

ん?と思ったらその疑問に気付くことが考えの始まりである。

クリティカルシンキングについて具体的な考え方、明日からでも仕事に生かせるヒントが詰まった良書。

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2020年10月02日

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「なんとなく」「〜的な感じでいいと思うよ、知らんけど」といったような曖昧な意見を持ってしまいがちな自分を変えなければと思えた一冊。
これから先、社会人に向かうに従って自ずと生じてくるであろうプレゼンや議論、発表などにおける論理的な考え方を分かりやすい例を用いながら丁寧に説明してくれている。
物事の本質を見極める力、考える力、客観的な物事の捉え方など様々なことが学べた。
まずはなんとなく精神を取っ払うことから自分の意識改革を行っていきたいと思う。

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2020年05月04日

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ネタバレ

自分とは異なる意見を言われた時
(言い方にカチンときそうな時)に
冷静になることも大切。

異なる意見を言われたからといって
その相手を「変な人」と思うことも
「自分が間違っていた」と思うことも不要。

その人が「なぜそう言ったのか?」を
考える。そのうちに冷静にもなれる。

議論をする上で、いかに冷静でいられるかが重要。
この本で学んだ「考える力」で考えた結果を
無駄にしてしまわないためにも
冷静さを保てるよう意識したいと思った。

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2020年04月15日

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考え抜く癖は日頃の地道な努力で磨かれるようです。私も明日から、いや今から意見の根拠を話す癖、また自分の?を突き詰めてみようと思います。

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2020年01月04日

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できてるようで、できないような考え方を再認識することができた。また、ここに書かれてる内容は小学校の指導でも生かされると思った。再読する価値あり。

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2019年01月06日

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本当に理解できているかのチェック
 5歳児に説明できるか

よい質問をするための12ヶ条
 5W1H
 なんのために?なぜそう言えるの?
 情報にツッコミをいれる
 必然性を問う
 データの正当性、妥当性を問う
 あいまいな言葉をチェックする
 似て非なるものを引き合いに出す
 物事の両面を確認する
 きっかけについて尋ねる
 なぜ今なのか?
 長期的な展望について聞く
 背景について聞く

事実と意見を区別する
 事実は何らかの形で証拠を示せるもの
 意見は人それぞれ違い得るもの
 意見には根拠(なぜなら…)が必要で、
 根拠は事実レベルまで落としこむ

意見を結論と根拠に分ける
 結論→なぜならば、根拠のロジックはOK?
 根拠→故に、結論のロジックはOK?
 根拠→結論のロジックが釈然としない場合は
 暗黙の前提を探し、その根拠を考える


視点を増やす
 一人弁証法
 とにかく自分の考えに反対する視点で
 自分の考えの戦わせることで
 新たなアイデアを生み出す

より良い決断をするための思考プロセス
 決断しかねてる行動を、肯定文で書く
 何故その行動をおこしたいのか、目的を明確に
 その目的を達成する手段を書き出す
 それぞれの手段がもたらし得る未来を、
 上手く行った場合といかなかった場合とで
 書き出す
 現実的でないものを、消す

意見を交換する14のルール
 この世に絶対的な正しい意見はない、と心得る
 相手にとって分かりやすい言葉と流れで
 これから話す内容のマップを示す
 大事な箇所は表現を変えながら繰り返す
 断定的な口調は避ける
 反論=人格否定ではない
 NOは相手からの質問
 相手の話をさえぎらない
 わかったつもりはNG
 相手の意見の丸呑みは尊重ではない
 相手のペースに呑まれない
 根拠を聞こう
 知ったかぶりをしない
 反対するなら代替案を

自分にとって大事なことに気づく手順
 モヤモヤした感情に気付く
 その感情を認めてやる
 その感情の正体を探る
 なぜその感情を持つのか、根拠を探る
 (自分の大事なことが分かる)
 自分にとって大事なことを認めてやる

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2018年08月29日

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考える上で必要なプロセスが載っている。根拠から意見の組み立て方までかわかりやすく書いてある。意見交換のための14のルールは必見。日本人に足りない部分をズバリ指摘している。

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2019年02月09日

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1.自分の意見が他人と同じようなことを言っていることにショックを受けて、自分独自の考えを伝えるためにはどうしたらいいのか、そもそも、自分の考えを組み立てるにはどうしたらいいのかを学ぶために購入しました。

2.作文指導をしている著者が考えを作るためにどのようなトレーニングをしていけばよいのかをまとめた本です。まず、自分の考えを組み立てるにあたり、理解していることとしていないことを分類していくことから始めます。次に、理解していないことは調べて、1つ記事ないし1冊の本を要約していきます。最後に、自分はどの立場で発言するのかを決めます。このように、一見簡単そうに見えるのですが、わからないことを「わかったつもり」で流しがちなところが悪いところです。わかったつもりをなくし、すべてを理解したうえでなければ自分の考えを作っていくことはできません。これを行ったうえで、視野を広げたり、未来を考えたりと次のステップに移ることができます。この繰り返しによって、自分の意見に深みを持たせられます。

3.以前読んだ「わかったつもり」という本を思い出しました。自分が特に印象的だった3色マーカーで自分の理解度を可視化することを試したところ、新聞の記事ですら、曖昧な理解が多くて驚きました。いかに日常で適当に流したままにしているのかをしりました。これでは、意見を作ったとしても穴だらけで、説得力に欠けると感じました。
この本を読んで気づいたことは、本を読んだとしても、単なる知識収集に終わっては意味がないということです。得た知識を構造的に理解すること、つまり、10歳の子供に説明できるレベルに知識を定着させていかなくてはならないのだと思いました。

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2020年12月06日

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世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業
著:狩野みき

グローバルな舞台で活躍する人々は、一人一人が明確な意見を持ち、じっくりと考え抜くためのスキルを身に付けている。これは彼らが受けた教育のためである。エリートと呼ばれる人たちの多くは、アメリカやヨーロッパなどの良質な学校に学んでおり、そこで習得するのが「考え抜く力」なのである。

その考え抜く力が「クリティカルシンキング」である。それは、じっくりと主体的に考えるための思考法であり、ひとりよがりではない、健全な「自分だけの答え」や「意見」をもつための必須スキルである。

本書の構成は以下の6章から成る。
①自分の意見の作り方
②理解を深める
③視点を増やして発想を広げる
④未来のシナリオで現実的な選択肢を手に入れる
⑤上手に意見を交換するために欧米人が持っているルール
⑥?に気づくことが考えのはじまり

自分で考える力は確かに今まで教わることはなかった。それは決して必要でないのではなく、教える、教わるという概念自体がなかった、少なかったからなのかもしれない。

確実のそのスキルである「クリティカルシンキング」は必要になる。日本人特有の空気感から見れば異質なものと捉えられかねないかもしれないが、ここにきてますますそのスキルが求められる。当たり前のようにそれが出来ないと周りに置いていかれるレベルにもなってきつつある。

必要なスキルを学ぶ機会がなかっただけでその機会と学ぶ意欲があれば簡単ではないかもしれないが身に付けることはできる。

導入本としても良書としてオススメしたい。

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2020年05月04日

Posted by ブクログ

■視点の増やし方
・人類学者のスケールで、当事者が見落としがちな点を見抜く
①その情報の中身を、「人類の歴史の一部」として100年後の視点からとらえるとどうなるか
②その情報が言っている内容は、他の国でも重要な問題となりうるか
③その情報には、大前提となっている文化的背景があるのか

【例:託児所を社に置いたり、小さい子どものいる母親が在宅勤務をすることについて】

ex. 託児所が会社にある社会を100年後に「人間の歴史の一部」として見てとらえた場合、人間の進歩とみなせるか
→子どもが母親と同じ職場にいるという枠組みは、かてて農村で田んぼに赤ちゃんを連れて行ったことと同じ


ex. 託児所が会社にあるというkとおは、日本だからこそ重視される問題か
→フランス等、女性が働くのが当たり前という国では珍しくない


ex. 例えば、「育児は女性がするもの」などの文化的背景があるか
→日本では高度経済成長期にそのような文化風潮が広がったといわれる


■未来のシナリオを予測して検討する
①その案が現実になったら何がおきるか、うまくいった場合のシナリオ、いかなかった場合のシナリオ両方予想する
②それぞれのシナリオにそなえて、打つべき手を考える
③その行動は実現可能か考える
④その行動は今しておく必要があるか考える

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2018年08月07日

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日本人的コミュニケーションから欧米的コミュニケーションにするときによんでおきたかった。
本書にあるように、日本人は根本教育からコミュニケーションというものをグローバル社会で使えるコミュニケーションに変えないといけない、

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2018年07月18日

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確か、弁証法のキーワードで探してきた本だった気がするけど、正しい定義はともかく、「1人弁証法」は使えそうな気がする。
あとは、平易な言葉で書かれたロジカルシンキングの本といった感じで、あまり新しく得られるものはなかったように思う。

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2016年05月21日

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270
自分の意見や考えをしっかりと思っているわけではない自分にとっては良書です。深い所をついているなと思い読みませて頂きました。今後の参考になる部分が多々ありました。

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2017年06月04日

購入済み

心が晴れた気がします

意見と自分は違う事は理解し少し自信がつきました。まだまだ否定されることがこわいので、紹介されていたエクササイズを日々実践し少しずつ頑張っていきます。購入して良かったです。

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2015年02月06日

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日本人は話すことが自体が英米人に比べて苦手であることに気づき、意見を持ち、言ったり、考えたりするようにできるようになることを目指して書かれた自己啓発本。

クリティカルシンキングや
質問法や
視点の変え方や
予測の仕方や
批判や反論時のルールや
気持ちに気付く方法。

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2023年08月23日

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自分で考える事を日常からクセにして!
様々な角度から見て、自分の意見をしっかり持つ事を実施していこうと思いました!

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2023年01月18日

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実に考えさせられる内容の本だった。
考える力は現代では必須の能力になっている。実践して、是非手に入れたい。

ただ、この著者は似たような内容の本しか出版していないみたいだ。
考える力があれば、様々な分野で応用できると思うのに、本当に残念だ。

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2022年02月11日

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自分で考える=意見を持つ

考えることによって、説得力やイノベーティブさを付け足し。それは感想ではなくて、意見。

欧米人と日本人を比較して、
もっと日本人頑張れ!!!

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2021年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

”考え抜く力”を欧米の学校での教え方をヒントにビジネスパーソン向けにわかりやすく伝授するもの。ハーバード大学が提唱する「考え方のツボ」やクリティカルシンキングをもとに筆者の経験を踏まえ、考える方法がまとめられております。


「考えが浅いと言われる」、「会議で自分の意見を発言できない」と悩んでいるビジネスマンにオススメ!
欧米人と比較して日本人サラリーマンが良くない点を、欧米の学校で学んだ経験をもとに明らかにしてくれます。


本文でも紹介がありますが、著者がTEDでスピーチをされた経験のある方でYoutubeでもその内容を見ることができます。
個人的にはTEDでもスピーチも印象的でわかりやすく、著者の信念を知ることができます。TEDをきっかけに本書を読んでみるとより本書の理解が深まるかもしれません。

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2021年07月04日

Posted by ブクログ

クリティカルシンキングと内省の仕方を、実用的に落とし込んだ内容でした。文系脳で、この辺りに苦手意識がある人こそ読みやすいかもしれません。

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2021年01月31日

Posted by ブクログ

欧米と日本はそもそも考え方や教育が違うんだなと思った。

聞いて理解して自分の意見をもつ

疑問質問根拠
ちゃんと自分で考えて意見を持ちたいと思う

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2019年07月07日

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ネタバレ

日本人は、他人の意見に同調してばかりで、自分の意見を主張しないとよく言われる。だが、そもそも自分の意見の構成方法を知らないのではないか?そう考えた筆者は、ある事柄について、自分の意見を確立し他者に発言するという一連のプロセスの作成方法こそ、まず習う必要があると考え、その考えをまとめたものが本書である
本書では、ある事柄についての理解力を高め、自分の意見を構築する方法が具体的に記されており、即実践できるものが多い。
以下の1,2が本書で特に印象深いと私が感じた2点である。
1.
ある事柄について、十分な理解なしに意見を言うことはNGということ。それは意見ではなく単なる憶測だからである。
2.
考察を深める際に、よく色々な人の立場から物事を考察するべきというのはよく耳にする。だが、ただ他者の視点から考察するだけでは十分ではない。他者が本当に手に入れたいもの、心から欲しているものにこそ目を向けることが大事であるという。この本質をとらえることが非常に重要になるということである。

このように、そもそも考えるとはなにか、自分の意見を持つにはどうしたらいいのかが詳細に記されているのが本書である。

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2018年12月04日

Posted by ブクログ

オーディオブックにて視聴。
クリティカルシンキングをベースに、考え方の型や、話し方の型を教えてくれる。割と体系立っていて、分かりやすく、俺すげーだろ系のエリート本とは一線を画す。

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2018年10月14日

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大学で英語と意見の作り方を教え、世界的なスピーチのイベントTEDの壇上に立ったこともある著者が自分の意見に深みを与えるコツを書いた一冊。

欧米人と日本人の意見を発言する際の思考の明確な違いが本書を読んで知ることができました。
各章のはじめにある欧米式の授業風景が日本とは大きく異なり、こうしたことを繰り返すことによって意見力に差がついていると感じました。
英会話教材の販売の提案をモデルとして解説されていたり図解も多く、意見の精度を高め、自信のあるものにしていくために相手に質問するためのポイントや欧米人の持っている意見交換のルールも載っており理解が深まりました。
本書のなかでも「事実」と「意見」の違いについて考えるところは日々の生活の中で意識していきたいと感じ、印象に残りました。
そしてどんな意見でも否定しないことでどんどん出して精査していくことが大切であることも学びました。

意見の精度を高めていくうえで本書で紹介されている色分け法や1人ブレストといった方法も実践的な内容だと感じました。

本書を読んで、まずは出てきた自分のなかのもやもやしたものを疑うことで疑問をそのまま終わらせないことがが大事であると感じました。
今後根拠を意識してみたり、視点を変えてみたり、未来を予測してみたり自分でできるところからやってみて自分の意見を磨いていこうと感じました。

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2018年03月14日

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自分の意見の作り方として、あることについてどれだけ理解しているのかを確認、理解できていないことは何か把握し調べる
わかったつもりから良い意見は生まれない
自分の大事なことに気づくには、何か納得いかない、何か気になるところに大事なことがあり、ん?という気持ちに気付いてその理由を探ってみる

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2016年07月02日

Posted by ブクログ

いままでの身を振り返って、まわりに合わせようと自分の意見を口にださない場面が多々あったなと反省。
いろんな意見があって当然だし、それらの意見を踏まえてよりよい課題解決へ道べくための方法を学べた。

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2016年01月03日

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ネタバレ

「自分の意見の作り方」
・理解できていない所をチェック
・不明点をなくすために調べる
・意見を持つ

意見や主張はよい根拠が必要
①根拠として述べられている内容は「正しい」のか
②根拠が根拠になっているか
③反対の主張を考える→物事の全貌をよりよく理解できる

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2015年09月27日

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「?」を掘り下げると自分の大事なことが見えてくる、その通りだと思うよ。科学実験と同じで、ある刺激に対する「何かおかしいぞ」という変化を見逃さず、その変化の根拠を考察していく行為は、そのままの型で自分自身にも適用できることに納得。
ただ、科学と違って難しいのは、実験対象も観察者も同一であるということ。客観的な見方を保つのは難しいけれど、それを乗りこえて大事なことをキャッチして、自分の意見を構築していこうと思ったよ。

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2015年07月26日

Posted by ブクログ

 物事を考えるとき、多面的に考えろとはよく言われることだ。しかし、多面的と言っても、どうすればそれができるのか、イマイチはっきりしない。せいぜい相手の立場になって考えるくらいしか思いつかない、という人も少なくないはずだ。

 この本は、多面的に考えるときの具体的な視点や方法を教えてくれる本だ。

 読み終わって一番感じたことは、私たち日本人は、根拠が曖昧なまま議論をしているか、あるいは議論すらしていないことが多いという事実だ。それはどうも、海外から見ると異質のことらしい。

 日本的な文化をいっぺんに変えることはできないだろうが、まずはこの本を読んで、自分の周りの人たちと意見交換を始めてみてはどうだろうか。

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2016年04月29日

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