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またも装丁が美しい。普段そんなことしない本屋さんが、新刊コーナーの一等席に、前巻「女と猫は呼ばない時にやってくる」も一緒に並べて売ってました。セットで買ってね。作者の世界観が気に入ったら、『家政婦さん』シリーズ既刊3冊もまとめ読みおすすめ♪
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表紙に惹かれて。大変よかったです。
ただ、例の店長が気持ち悪すぎてどうしても受け止めきれない・・・魔女が自分の母親だったら嫌だなぁとか、その息子もちょっととか、そういうの以上に、彼がだめ。絶対に嫌。気色が悪いし気味が悪い。
あんな人を鼻先でいなせるようになれたら、立派な魔女なんだろうなぁ・・・
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小池田マヤ先生新刊ということで購入、前作である「女と猫は呼ばない時にやってくる」はまだ未読なんですか、そんなこと関係なく楽しめました。
妖艶な老い。表題どおりの主人公と言わざるを得ない今作の主人公小鳥遊さん。立ち振舞から弱点の作り方、人間関係の間合いまで老いたからこそわかる周到さがよく出てるキャラでした。しかし、そんな彼女も家に帰ればただ帰らないのかもしれない家族を待つしかない存在でしかない。強さと弱さが並行して描かれているのがとても小池田先生らしいキャラだなぁと思いました。小池田先生が考えつく妖艶なキャラにはどう考えても太刀打ちできなさそうなのがすごいです。
基本でてくる料理も美味しそうなのが小池田作品の特徴ですが、今回はカバー裏のシュシュ作りも凝っています。小池田先生にはこれからもこの作品でもあったような人間の強さと弱さを描いていって欲しいです。
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女子の毒とおいしいレシピ満載の、小池田マヤさんの本が好き( ̄+ー ̄)。強力な個性の女子たちに、共感しまくりでニヤニヤ。
今回は秋田の食材が多くて嬉しいな!じゅんさいは鍋もいいけど、さっと湯がいて酢醤油が好き。比内鶏は、どの部位をどうやっても美味しい!白レバとキンカンかな…1番は。とんぶりは、長芋のおひたしに、長芋が見えなくなるほどのせて食べる。
ところでカバー下の店長が、たいへんキモかったです(笑)。こんな男ヤダー!多少ヘタレでも、銀さんが好き。ある程度空気読める男がね…貴重だよね…。
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小池田マヤによるいい女論。まぁ最近はそういう内容が多いけど、女の立ち位置を明確に僕たち男に美しく提示してくれる一冊。
妻として母として何より女として生きていく。そして今を暮らす。それだけの話に息子であったり、職場の上司だったり、いつまでも子供な男の本性をタメイキとと一緒に受け流してしまう、そんないい女の話。
前作は男に振り回されたり、そんな自分に振り回される女性を描いていたけど、今回はそれを経験し乗り越えたけど同じ悩みを持ちつつも経験で乗り越える。その対比は前作から続けて読む楽しみだと思う。こんな感じで、もう少し続けてもいいんじゃないかこのシリーズ。
関西弁に違和感が…
作者は京都の大学出身ということなので、関西弁に馴染みがあるんだろう…けどなんか変な違和感がある関西弁でした。
まあ関西弁といっても府県によって違いがあるから間違ってる訳じゃないのかもしれませんが。
一巻はヒラリーメインでストーリーのいいところで関西弁が出てくる構成になっていたので、よけい「おしい」感じがしました。