【感想・ネタバレ】阿修羅のごとくのレビュー

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Posted by ブクログ

母に勧められて読んだもの。
母曰く、食べ物の描写が素晴らしいとのことだったけど、本当にぜんぶ美味しそうだった。
残念ながら、ドラマは見たことがないけれどリメイクされた映画では八千草薫が母親役を演じていたところに興奮した。

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2015年03月07日

Posted by ブクログ

シナリオ形式で書かれている。
それに慣れてしまえば、もうあとは最後まで目を離せません。
ト書きは、人物の感情とかが一切書かれていないので、逆に脳内で映像化しやすいです。そしてト書きには一見それまでの話と関係ないじゃん、と思うようなことも書いてあるんですが、それを脳内で再現すると、超現実的なことに驚きました。(スミマセン・・・シナリオ初めて読んだので)そして人物の心情が反映されてたり、それを際立たせたり、見事です。
もっと長生きしていたら、日本のテレビの歴史も変わったかもしれませんよね。

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2012年12月08日

Posted by ブクログ

一気に読みました。やっぱり向田邦子ってすごい。
かなり昔にNHKのドラマで見た覚えがある。
チラ見だったので内容はおぼろげだったけどキャストがドンピシャだったなぁ~という記憶があります。
確か長女役が加藤治子、次女役八千草薫、三女役いしだあゆみ、四女役風吹ジュンだったような。

血の繋がりがある4姉妹でも性格や生き方はそれぞれで、時にはぶつかり合い、ののしりあい、それでも何も無かったようにケロッとして笑いあう生き物であり、血が繋がらなくても男は男同士かばいあう生き物なのだと感じた。

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2012年01月27日

Posted by ブクログ

作者買い。エッセイで人となりに興味をもってから、
作品側を読み始めた。出てくる人がみんなシュッとしてる。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

4姉妹、もちろん考え方も性格も何もかも違う。いがみあってあるかと思えば、次の瞬間には笑い合っていたり、結託していたり。
そんな仲をみていると、姉妹っていいな、女っていいなと思えてくる。
私は滝子が一番好きかな。

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2023年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

妻子ある男を愛人に持つ長女、夫の浮気に悩む次女、オールドミスで潔癖症の三女、売れないボクサーと同棲中の四女、そして彼女たちの父親は30歳も年下の女性と浮気をしており、すべてを知っている彼女たちの母親は・・・

「そうだよ。女はね、言ったら、負け」

女ってすごいな、と思わされました。

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2011年11月21日

Posted by ブクログ

脚本形式なので、それに抵抗がなければ、とても面白い本。映画にもなりましたねー。でも、昔の映画の方がキャストは良いです。

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2009年10月17日

Posted by ブクログ

全員浮気なかんじ!
姉妹が緊迫してうなぎをひっくりかえすところ、母の倒れるシーンで坂道に卵が割れるところ、足の裏に描くいたずら…鮮やかな印象。

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2013年01月13日

Posted by ブクログ


面白かった!

姉妹であれ
女同士であることには変わりない

女特有のやりとりは、
読んでいてただ頷くばかりでした


あの年齢で亡くなるなんて…
文学界は惜しい人を失ったなー

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

向田邦子の代表作とも言える作品。もとはテレビドラマのために書かれたもの。

正確には小説ではなく読み下しのための脚本、あるいはシナリオ集という方が正しいのかもしれない。少しのト書きを除けば、場面設定とセリフのみで構成されているので、はじめは面食らって読みづらかった。ただ、読み進めるうちにこれはこれで、新しい(わけでもないが)種類の文学の形と思えばなんら不自由は感じない。

巷にあふれる色褪せたホームドラマとは明らかに一線を画している。帯にあった、黒柳徹子の推薦が何よりも的を射ている。「向田さんの小説は、恋と人生を味わい尽くした大人の哀歓に満ちている。私は大好きだ。」

原作のテレビドラマや、リメイクの映画は観ていないけれど、映画ならとっつきやすいし観てみようかなと思った。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

台本はやっぱ読みづらいなぁ、当方の好みかもしれませんが。
八千草さんが亡くなられて追悼でドラマの3話(?)くらいまで再放送していたのを初めて見たんですが、NHKさん、寸止め感満載で、やるなら全部流してほしかったっす。。。

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2020年02月23日

Posted by ブクログ

タイトルに阿修羅、とてつもない憎悪や嫉妬や邪悪なものを覚悟して読み始めたが、四人姉妹とその家族を描いたホームドラマで、ほのぼのしたり笑えたり。中には、生活していく上で起こる残酷な出来事もあり、人生波ありがよく描かれている。
脚本ということで、読みずらいかと思ったがそうでもなかった。

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2017年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

四姉妹はどんなことが起きようと何を思っても「率直」。顔をあわせると喧嘩ばかりの滝子と桜子。潔癖の滝子が心の寂しさから犯した一度の過ちをネタに強請られた桜子を救うシーンは。ただ、その芯からの「率直さ」のまっすぐだけれどしなやかな強さを感じた。
全体を通して、女同士の感情によって生み出される「えぐみ」やただ、過ぎてゆく時間感覚がとても日本的に感じた。そこをまっすぐ
「率直」にある四姉妹の感情がたとえ全てが行動に反映していなくても確かに生きてゆくための強さとして存在しているように感じた。

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2011年11月23日

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