【感想・ネタバレ】仔羊たちの聖夜のレビュー

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ネタバレ

前作まで読んで期待高めで読んだがまたまた面白かった!
親のエゴは意のない悪であり、けれでも結果として最悪を生むということを物語を通してひしひし感じた。
タックとタカチの関係もまた素敵で読んでいてドキドキする。

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2022年10月10日

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タックシリーズの3作目。
今回はけっこう重い話でした。
タカチが苦しみタカチが解決するパターン。
そういえば、酒もほとんど出て来なかった。
このシリーズを読んでいると、身近な人の心の醜さが表現されているので、とってもリアル。自分の近くにいる人はみんな良い人と思っているけど、本当に考えていることは分からない。ということ。
宝くじってやっぱり当たった人は運を使い果たしてしまうんですね。

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2013年07月20日

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内容(「BOOK」データベースより)
クリスマスイヴの夜、一人の女がマンション最上階から転落死した。偶然、現場に遭遇した匠と高瀬。状況は自殺だが結婚式を控えた彼女に動機はなかった。ならば殺人か?事件を調べる二人は五年前にも同じ場所での高校生の飛び降り自殺を知る。一年後、三たび事件が。今度は二人の親しい友人だった…。本格ミステリの醍醐味を味わえる傑作。

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2013年04月30日

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タック&タカチシリーズ第三弾。
イヴに起こる3つの事件…不可解な謎…本当に自殺なのか?それとも他殺なのか?その謎にタック、タカチ、ボアン先輩、ウサコが挑む。
真相が解明された時の後味の悪さというか悲しい結末にいつも心が痛くなる。
この四人がどういうに成長していくのかが気になるのでこのシリーズ読み続けたいと思います。

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2012年07月26日

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2022年11月7日再読。
この作品からしばらくこのシリーズは親の支配とか、そういう話が続いた印象。正直なところ、昔読んだときは私自身学生でタックらと同世代だったが、それでも共感出来なかった。おじさんになった今でも共感は出来ないが、そういう親からの支配でいっぱいいっぱいになって悩む人もいるんだろうな。。。くらいの気持ちは持てるようにはなった。
ミステリーとしてはそれほどではないが、タカチとタックの関係性、空気感は好きだ。
しかし此村さんがマンションまで来た理由はちょっと納得出来ないなあ。

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2022年11月08日

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ネタバレ

匠千晶シリーズ第四作。

前作とは違って、大学周辺で起きる事件(?)で面白かった。
ボアン先輩のおかけで、タックとタカチが知り合いになれた経緯もわかったし、
探偵タカチのファッションも楽しめたし、
ウサコも存在感を増していたし。

1回生のクリスマス・イヴにボアン先輩に無理矢理飲み会に誘われた
タックとタカチと他2名は、
その後、自殺の現場に居合わせることになってしまった。
1年後、その時に「プレゼント」を拾ってしまっていたことに気がつく。
誰へのプレゼントだったのか。

タカチがタックの言葉が「重い」と言っていた。
「男性」を毛嫌いしているタカチにとって、
男性らしさがかけらもないタカチの言葉は心に響くってことなのか、
例えそれが「自分は何か食べて帰る」だったとしても。
大学内で「モデルみたいな人」とささやかれているタカチと
五時間一緒にいても、
誘いもしない、おもねらない、ただ黙って飲んでるだけの男の言葉は、
自然体でタカチの心をつかんだらしい。

タカチの語る自殺の真相、というかタカチの語る推理は、
ちょっとホラーだった。

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2022年06月22日

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ネタバレ

クリスマスイブに起こる、遺書のない飛び降り自殺。今回はタカチが探偵役。
20年近く前に発表された作品だけど、蓋を開ければ時代先取り、毒親満載物語。共働き両親に変わり孫を溺愛し、多大な期待をかけて育てる祖母。その考察に震えが走る。
危なかったな…。

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2019年07月04日

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歪んだ人間関係が渦巻き過ぎて、こんな事件を経験したら本当に人間不信になってしまいかねない。タカチの抱えているものも垣間見えてなんとも切ないけれど、タックとの関係性が少し羨ましくも感じる。

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2015年07月19日

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シリーズ3作目。こいつらは付き合う人間をちゃんと選ぶべきだと前から思う。
実はもっと悲惨な結末を予想してました。

解説が凄く詳しく書いてあるので、そのまま公式していいと思います。

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2015年04月05日

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クリスマスイブに起きた2件の自殺と1件の自殺未遂、、、。
同じ場所で同じ時期に、、、。
謎を解いていくうちに、その真相が明らかにっ!!
なんて(〃∇〃)

今回は、いつも冷静なはずのタカチがイヤに感情的になったりして人間味が出てたなぁ。

それにしても、今回は“親の心、子知らず。子の心、親知らず。”って感じで少し切ない、、、。
親にも子供の頃があったはずやのに、、、。

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2012年06月27日

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同じ場所で3人が飛び降り自殺…。
アームチェアディテクティブらしい作品だけど、毎回このシリーズは疑問に思う。証言でのウラを取るけど、確証がないまま、それを解決としている。
ストーリーの中で警察でもなんでもないから、それでも納得できればいいのだろうけど、ホントにいいの? と思ってしまう。
トリックはないから、事件自体は違和感なく読める。

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2011年08月12日

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匠千暁シリーズ5弾。時系列的には第4弾。昨年のクリスマスイブに起きた飛び降り自殺に遭遇した匠達。その時の遺留品を返そうとする中、結婚を控えた鴫田が飛び降り自殺!?5年前、昨年、今年の飛び降りに関連はあるのか、タックとタカチが推理する。今回はタカチが探偵役。クリスマスイブにこんな目にあったらクリスマスが嫌いになるわ(笑)

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2010年12月31日

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『彼女が死んだ夜』と同系統。
ストーリー性があって読みやすい、とか油断しているとブラックな真相にやられる。

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2009年10月12日

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いつのもメンバー4人のうち3人が初めて出合ったクリスマスイブ。
その時に起こった自殺から一年後、ふとした事で思い出された
クリスマスプレゼント。
ひとつだけ多いクリスマスプレゼントは、自殺者の物ではないかと
届けに行っただけだったのに…。

配達を引き受けただけだというのに、これほどまで色々と出てくるとは…。
推理物なので、きっと些細な事が事件にからんでくるはず! と
読み進め、目星をつけたのはいいのですが、どう使われるか
さっぱり分からず…相変わらずです(笑)
今回もかちっとパズルがはまるように、全てが解決していきます。

最後、ちょっと可哀想です。

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2009年10月07日

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ネタバレ

タックとタカチが初めて会った去年のクリスマスイブ、ボアン先輩に振り回されるまま行われたプレゼント交換、一人の女性が身を投げたその日から一年後に再び身を投げたのは僕らの友人だった。

 クリスマスイブの日に起こった3つの身投げの真相を今回はタカチメインで探求していく。前作は酒を交えたかなり軽いミステリーだったのに対して、本作は家族関係の醜さをタカチの過去にも触れながら解き進める非常に重いミステリーになっている。ボアン先輩とウサコには常に笑っていてほしいものである。時候を意識したけどクリスマスに読むような本じゃなかったね、甘いケーキでも相殺できないくらいビターな結末なので。

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2023年05月13日

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ネタバレ

タカチとタックの関係性がほんとに良い…。
事件のオチ、予想できた部分もあったけどそこからの伏線回収えげつなかった。
全部繋がるのにスッキリしない、むしろモヤモヤする…。
親子の呪縛を一貫して書いててすげえわ。

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2021年05月12日

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シリーズ4作品目。
今回の語り部はタカチ。
教育、しつけという名の洗脳。
でも、それをしなくては子供たちは生きていけないと思う。
親目線でいうとなるべくしたくはないんだけど、
どうしてもそうなってしまうのよね。
仮説をばーっというタイプではなく、
どストレートな感じ。
読みやすく、面白かった。
家庭環境って本当に大事ですね。

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2021年05月12日

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――

 それを通じ合えていると素直に、思えるときに思えるひとと一緒に居られるなら幸せ、なんだろうけどなぁ。


 タックに言われると“重い”んだ、という言い回しが、それこそ重くて。
 誰に何を云われてもいいんだけれど、そのひとに云われてしまうとシールドが壊れてしまう、そんな言葉や相手ってきっと誰にでも居る。
 けれど本当はそんなシールド、そんなふうに壊れるシールドなんてのは、張らないでもいい意地とか見栄と、同じようなもの…
 …の場合が殆ど、で。
 その殆ど、じゃないときがあるというのがまた、厄介なんだけれど。


 ミステリの感想じゃねぇな。
 いやまぁ、恋はミステリーって云うし、いいか。いいのか?


 5年前の事件の真相が、あまりに突拍子もないって批判が、ありそう。
 確かにそこまで推理できるか、というところに疑問を持ってもいいとは思うけれど、条件反射的に、或いは生理的にうわぁ、となっているだけな批判は当たらないんじゃないかなぁと思う。
 なんとなくオレは笑えなかった。

 差別的なようにも、見えるし、
 思い込みでひとを評価し過ぎのようにも、見えるけど、
 そういうものと、正面切って戦っているようでも、ある。

 いいとこ取りするか、呑まれて目を背けるか、だなぁ。


 にしても悪女は絶対出てくるんですか? こわい…☆3.4

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2021年02月27日

購入済み

遅い

展開が遅い
普段の会話では使わない言葉が多いので頭にすっと入ってこない
例えば、隔靴掻痒、幌、残滓、逡巡、峻厳、静謐、仰臥、などなど。
もっとたくさんある。
意味は分からなが何となく分かる
賢い人なら読めるし意味もわかるかもしれませんが、一般人はわからない人が多いと思う
ストーリーは急な展開が多いが、展開は遅い

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2018年07月18日

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読み終えて。
それぞれのキャラクターは個性的で良いなぁ。とは思ったけれど、ミステリーとしてはライトな印象。

本文で出てくる、タックの1人語りと説明がやや読みづらくさせてる気もしなくもないし、ちょっと引っ張り過ぎだから、もう少し短くてもいい。

ただ、この物語には親が子供をどこまで子供として接するのか、どこからは1人の人間として行動等を本人に任せるのか。と言った難しい問題が盛り込まれていて、その点は考えさせられるものがあった。

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2018年01月19日

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ネタバレ

今回はタカチが大活躍。ボアン先輩、タック、タカチの出会いも分かりました。ボアン先輩は変わらないですねぇ(笑)
 その出会った日に起きた転落事故。目の前に女性が降ってきて…。 一年後にボアン先輩に頼まれ、タックとタカチはその時に紛れ込んでしまったらしいプレゼントを遺族に返そうとするのですが、そこから思いもよらない展開になっていくという話。
 いつもと違い、熱くなるタカチが人間らしくていいと思います。タックとのコンビもなるべくしてなったという感じがします。

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2015年04月09日

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ジャケ買い。表紙の雰囲気から、ちょっとホラーがかったミステリーなのかと思ったら、キャラクタメインの割と軽いミステリーでした。そういう意味ではちょっと拍子抜け。どうやらシリーズの1作らしいけれど、特に前の作品を読んでいなくても十分分かる。


主人公は孤独好きの男子大学生。
1年前にたまたま目撃してしまった投身自殺の謎を解く羽目になった…というところから始まるミステリー。


ふむ。登場人物たちも分かりやすい個性を持っていて魅力的で、語り口も読みやすかったのだけど、少し説明がくどい感じがしたのと、ミステリーの結末が…ん?それか……という微妙な拍子抜け感が……。

ミステリー風味のラブストーリーって感じだったかな。

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2013年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タック&タカチシリーズ3作目。
5年前のイヴの日、有名私立高校受験に成功した少年がマンションから飛び降りた。1年前、結婚を目前に控えた女性が同じ場所で飛び降りた。そして同じ場所で、結婚を控えたタックの友人が飛び降りた。幸せの絶頂にいたはずの3人は何故飛び降りたのか。自殺か、はたまた殺人なのか。タックとタカチが謎に挑む。

今回は主にタカチが事件を解決する役割。タカチの内面の深い所も描かれる。個人的には今回のタカチは好きではない。謎を引き伸ばすのはやめてほしい。タックのように淡々と真実を述べてほしいなぁ。

ただ、人の内面を深く分析し、わかりやすく説明するのは見事。動機中心に描かれる作品は毎回感嘆してしまう。

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2011年08月22日

Posted by ブクログ

相次いで起きる女性の転落事件の謎を解く。


一気に読んでしまう勢いがありました。

ただ、数カ月たつと心に残っていない(ーー゛)

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2010年11月30日

Posted by ブクログ

【通称タックこと匡千暁、ボアン先輩こと辺見祐輔、タカチこと高瀬千帆―。キャンパス三人組が初めて顔を突き合わせた一年前のクリスマスイヴ。彼らはその日、女性の転落死を目の当たりにしてしまう。遺書、そして動機も見当たらずに自殺と結論づけられたこの事件の一年後、とあるきっかけから転落死した女性の身元をたどることになった彼らが知ったのは、五年前にも同じビルから不可解な転落死があったということ。二つの事件には関連はあるのか?そして今また、新たな事件が…。】


シリーズものの第3弾。
前作よりも随分と読みやすかった。ただ単に前作が私の好きなタイプではなかったというだけかもしれないけど。
クールビューティーなイメージのタカチの抱える過去。そんな彼女だからこそ見えてしまった事件の真相。
こういう問題って当事者がどう思うかだよね。
タカチのように反発するか、なんとも思わず言いなりで居続けるか。どちらかというと後者の方がある意味怖いような気もします・・・。
サラッと描いているけど、カモさんの婚約者ってばかなり酷いじゃない?そしてそんな裏を知って自殺を図るカモさんも弱すぎ・・・。もっと違う方法で懲らしめてほしかったな。
タックとタカチ。今後シリーズが進むごとにいいコンビになっていくのかな。それもこのシリーズの楽しみ。

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2010年09月08日

Posted by ブクログ

【大学4年の春】

(タカチタックシリーズ)
イヴに起こる3つの事件。
タカチを事件解決に駆りださせる「ナニ」か。
タカチにとってタックの存在って…いったい何?
外見的にはお世辞にも釣り合ってるとはいえないけれどw、
なにかあるのでしょうね。
これは読者が汲み取るべきなんだろうけど、
私は事件だけでなくタカチの心の中をもう少し形(文書)として表して欲しかった。

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2009年10月04日

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