【感想・ネタバレ】アメーバ経営のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2021年10月07日

アメーバ経営のやり方だけでなく、あり方も伝えている良書。この経営ができたら、組織は絶対に成果が出る。これだけ言い切れる経営手法も多くないように思う。評価とアメーバの成績は短期的には連動しないということで、ゲーム感覚で出来たら良さそう。
問題は、この経営ができる組織、人財は多くないのではないか。全体最...続きを読む適を考えながら部分最適を考える経営手法は、社員のスキルだけでなく、人間力の教育がなされていないと、自分よがりになりそう。
1つのあり方、やり方として学ぶ意義はある。自社適用は慎重に、自社の環境にあった最適なものを考え抜くべき。

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Posted by ブクログ 2021年07月24日

アメーバ経営って、ただ小さい組織で独立採算を立てられるものというイメージがあったけど、読んでみるとずっと深くて、よく理解できない部分も。
1回目で理解できなかった部分を読み直してみたら、なるほどよく考えられているなと感心。稲盛さん、すごすぎる。
事務的には慣れればなんてことはないのかな、結構煩雑な気...続きを読むがするけど。経営マインドの醸成のためには欠かせないとは思うけど。

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購入済み

お金の使い方を考え直した

2021年01月10日

この本を読んでお金の使い方について考え直すことができました。

他にもダブルチェックの重要性を学ぶことができました。

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Posted by ブクログ 2019年12月03日

アメーバ経営の仕組みについて一定の理解は得られたが、感想としては「こんなこと真似してできることじゃないよなあ」でした。人のこころをベースにした経営管理システムと表現されている通り、優秀なリーダーが大きな権限と責任を行使することがシステムを成立させる前提にあるように感じます。
ただ、アメーバ経営自体が...続きを読む単なる高収益を上げる仕組みではなく人材育成システムの側面も強いことを鑑みると、原理原則をベースにできることからシステム化していくことが実現のポイントなのかもしれません。

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Posted by ブクログ 2018年11月23日

アメーバを統制する経営哲学、経営理念と制度の繋がり。お飾りになりがちな経営理念を制度と一貫したものとする重要性。

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Posted by ブクログ 2018年08月07日

20180807


アメーバ経営の導入が必要なほど末期症状に来ている当社。でもどうやら経営者達は聞く耳持たない感じ。
残念。

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Posted by ブクログ 2022年11月24日

とても読みやすかったです。経営のことなんて何にもわからない自分でも、楽しく読むことができました。
“ここに家族だけで経営している食料品店があるとする。”(p.101)の例えは秀逸ですね。これなら、小学生でも理解できるのではないでしょうか。

シンプルな考え方が潔く、わかりやすく、素晴らしいです。

...続きを読むただ、本来ならより伝わりやすいはずの、数字に関するところは……まったくわからなかったです。これはわたしの知識不足と、数字への嫌悪感のせいです。
表はあまり見ずに、流し読みをしてしまいました……。いつか、理解し、しっかりと読めるようになりたいものです。


この方ならではの語彙が普通に使われていて、説明がないので、ことばを知らないと「はて?」と引っかかってしまいました。そこだけちょっと、読みづらかったです。
「プリミティブ」は、太宰治さんの『斜陽』で──表記は「プリミチヴ」でしたけれど──何度も調べたことがあるので、理解できました。
「それくらいのことば、知っておいてくれ」と思われるかもしれませんけれど。人は最初、みんな、何も知らないところから始まるのですよ。得てしまうと、なかった頃のことを忘れがちですけれどね。


本の内容から離れてしまうのですけれど、奥付を見て、ハッとしました⁡。「ブックデザイン 菊地信義」(きくちのぶよし)!⁡
映画『つつんで、ひらいて』を拝見してから知った装丁家さん。数多くの本を手掛けた方で(『サラダ記念日』等が有名)、いまはお亡くなりになっているのですけれど……⁡。この本も彼のお仕事だったとは……⁡。
あらためて、じっくりと表紙を眺めてしまいます。フォントや、配置等こだわってらっしゃるのでしょう⁡。


(以下、読みながら綴った感想)


日にち不明 p.5-8

2022/11/14 p.21-52

p.32
“二七歳で京都セラミツクを創業したとき、”
27歳……! 自分が同じ年齢だと仮定して、会社をつくれるか考えたら、即無理だと思ってしまいます。
勇気と行動力が素晴らしいです。

p.36
“「人間として、やっていいこと、悪いこと」という、ベーシックな基準で判断していこうと思った。”
すてきです。そういうところがしっかりしている人は、すきです。

p.52
“お互いに相手のことを慈しみ、相手のために尽くしてあげるという愛に包まれた家族関係”
そんな「家族」がいるのですか……、この世には。羨ましいです。


2022/11/18 p.52

2022/11/22 p.52-60

p.59
“ただ細かくすればよいわけではない”
そりゃそうですよね。どうして細かくするのか、その本質を理解できなければ意味がないと思います。


2022/11/23 p.60-246

p.60〜
“原料の調合を専業とするかいしゃがあるなら、”
(中略)
“独立した事業として立派に成り立つはずである。そう考えてら原料部門をアメーバとして切り分ける決心をした。”
確かに。それだけで成り立っている会社があるのなら、会社内で切り分けても問題ないです。

p.70
“単純作業が多いアメーバAも高い「時間当り」を出せることになるが、”
ここでの論点と違うことはわかっていますけれど……単純作業を軽視する傾向があるのは、いかがなものかなぁと思ってしまいます。世間的な話ですけれど。
もちろん、専門技術を身につけている人が評価されるべきです。それに異論はありません。
ただ、単純作業もなくてはならない存在であることを、忘れないでほしいなぁとおもいます。個人的には。

p.78
“知っていることと、やれるということは別である。”
(中略)
“なまじ才覚があるため、不正を思いつくのだ。”
最近和尚さんの動画をよく聴いているのですけれど、同じようなことが起こっているようです。善いことをして、悪いことはしない。一桁の子だって理解できるけれど、80歳の老人さえおこなうことはむつかしい……と和尚さんはおっしゃっていました。
大人はあらゆることを知っている分、ずる賢くなってしまうところがあるのでしょうね。素直でいたいものです、いつまでも。

p.80

(前略)信じ合う仲間たちから賞賛と感謝という精神的な栄誉が与えられる。
 このことを社外の人に話すと、「それでよく機能しますね」と不思議がられることがあるが、

仕事の内容より、仕事仲間のほうが重要だと個人的には感じます。その場にいる人が良い人たちだと、のびのび働けますし、その人たちの役に立ちたいとがんばりますし、いいことばかりです。
お金で満たされない部分は数多くあるでしょうからキリがありません。一方、人間関係は満足度が高いです。新たな悩みは出てくるでしょうけれど、かなり心が安定します。
結局働いているのは、人間ですから。人間は心によって行動を変えるものですから。人の心に訴えかけるものは強いのでしょう、きっと。

p.82
“温情主義により、実力のない人物を、年長だという理由だけでリーダーにしたのでは、会社経営はすぐ行き詰まり、全従業員がその不幸を背負うことになる。”
それはそうでしょうね。仲良しこよしでなんとかなるものではありません。
社外の、商品なりサービスなりを受け取る側からすれば、そんなものは関係ないのですから。良いものを提供するためにどうしたらいいのか、それを考えなくてはならないですよね。

p.101
“ここに家族だけで経営している食料品店があるとする。”
この例え、面白いです! そしてわかりやすいです!
どう改善していったらいいのか、稲盛さんはどう考えてらっしゃるのか、よくわかります。面白いです。

時々ある、漫画の表現を思い出しました。
勉強を教える際に「おじいさんとおばあさんがいて……」等と例え話を始めて、教わった側が「すごーい! わかりやすい!」と感動するシーン。大抵その話の内容まではえがかれていないのですけれど……。今回のお話は、まさしくそれなのでは、と感じました。
経営のことなんて一切わからないわたしも、「すごーい!」と感動しました。

p.110
“朝令暮改(ちょうれいぼかい)”
「命令や政令などが頻繁に変更されて、一定しないこと。朝出した命令が夕方にはもう改められるという意から」……なるほど。
一日であれこれ変わってしまうのが、毎日続いたらつらいですけれど……たまに必要な判断をするのなら良いですね。

p.155
“新品を安易に購入するのではなく、まず現在の設備をいかに使いこなすかをとことん考えるように社内で徹底している。”
おぉ……。これ、ミニマリスト的な思考ですね。手元にあるもので代用できないか考えるのは、物を増やさないようにするため、必要なことです。

p.241
“高い目標を持ちつつも、一日一日を全力投球することによってしか成し遂げられないものである。”
天才に勝つために、凡人がすることは日々の積み重ねだとおっしゃっている方がいました。わたしからすれば、日々積み重ねていくことができる人こそ、天才だと思いますけれど。
何にせよ、ちりつもですね。小さなことを馬鹿にしていたら、大きなことは成せないのでしょう。

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Posted by ブクログ 2022年09月19日

日本が誇る経営のプロ、故稲盛和夫氏が作り上げた経営手法や理念の概要がまとめられた一冊。
同じことが繰り返し色々なところで出てくるため全体の流れはスムースでは無い部分もありますが、それを差し引いても比較的読みやすくポイントを掴むには充分だと思います。

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第1章 ひとりひとりの社員が主役
アメ...続きを読むーバ経営とは、組織を小集団に分け、市場に直結した独立採算制により運営し、経営者意識を持ったリーダーを育成すると同時に、全従業員が経営に参画する全員参加経営を実現する経営手法なのである。

第2章 経営には哲学が欠かせない
アメーバ経営は組織の分け方と適宜見直しが重要
1.収支算出が可能なこと
2.ビジネスとして完結すること
3.会社全体の目的・方針と合致
自分のアメーバのことだけ考えてはならない
経営哲学、フィロソフィが重要

第3章 アメーバの組織づくり
組織の細分化は経営者の視点でどの単位で採算を捉えたいかに依存する
適切な人材がいることが新事業進出の大前提
事業毎の営業か兼任営業かは難しいが前者で拡大を目指す

第4章 現場が主役の採算管理
月次で時間当たり採算表の予実管理
営業部門も製造部門もプロフィットセンター
現場の指標に時間という概念を持ち込む
在庫管理は営業の責任

第5章 燃える集団をつくる
どのメンバーに聞いても今月の売上予定等が即座に口をついて出てくるまで刷り込む
今後どのように事業を進めていくかを議論・共有
なぜこの事業をするのかの意義を伝える

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Posted by ブクログ 2022年01月24日

アメーバ経営は有名だが、かなり具体的に記載されている。なかなか真似するのは難しいが、現在の会社の多くが似たような思想を取り入れている気がする。ただ、稲盛氏のおれがおれが自慢が鼻につく。

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Posted by ブクログ 2022年01月03日

アメーバ経営について最もわかりやすくまとめられている本。
稲盛さんは、近年フィロソフィ経営に焦点を当てられがちだが、このアメーバ経営と2つそろってこその経営術、組織学であることが忘れられがち。

〇アメーバ経営のメリット
・成長を促進する
・経営者視点で思考できる
・結果的に利益が上がりやすくなる
...続きを読む
〇アメーバ経営のやり方
・会社の中にいくつもの小さな責任単位をつくる
・リーダーが経営者となって動いていく組織設計にする
・時間あたりの生産性を経営指標にする

アメーバ経営うんぬんというより、当時このような経営方法がない中で、
このような独自経営論にたどり着いていること自体に学ぶべきだし、
自分も真似た先に、書籍に残るような独自の経営方法、組織マネジメント方法を考えなければいけないと思わされた。

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Posted by ブクログ 2021年04月25日

良書。部門経営の根幹の1つである、P/L(損益計算書)の基礎を説くアメーバ経営は何度も読まされました。

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Posted by ブクログ 2021年03月13日

読んだ感想
稲盛和夫の経営哲学が盛り込まれた本だと感じた。
独立してから色々経営に苦心しながら一生懸命社員のこと、社会のことを思って現在の経営理論を構築していったことが伝わってきた一方で、アメーバ経営は、「言うは易し、行うは難し」で非常にシンプルな理論であった。

アメーバ経営で重要なことは3つ。
...続きを読む1.社内売買の仕組みと時間当り採算
→従業員のコスト意識UP
2.業績の透明化
→従業員の経営意識UP
3.アメーバリーダー人材の登用と育成
→年計、月次予実管理とやり切る力

※その他、賃金によるモチベーションは危険

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Posted by ブクログ 2020年07月24日

製造業に関係ない偉い立場の人にも人気があるのは、生産効率の話ではなく会計の話だったから。
JALでも通じますよね、そりゃ。
どんぶり勘定を各部門に分散してるけど、どんぶりであろうとも勘定があるだけマシ、しかも、管理部門に管理会計機能を集中させて強化するより、どんぶりでも各部署にある方が、経営楽でした...続きを読む、というお話。

KGI、KPIの話と通じますねこれ。ただし、会計に乗らない取引をどう管理するかは別の話。アメーバ経営なら労務時間を管理してますが、耐用年数や楽しさなどの品質はどうか。ということで星4つ。

でも、それはさておき、管理部門に人入れるより、どんぶり分散して入れた方が今の経営状態がわかって良いですね。 
そして、フィロソフィーに従業員の幸せに言及してるところも。京都は、お土地柄入れざるを得ないんですけど。

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Posted by ブクログ 2020年05月10日

アメーバ経営について理解が深まった。業績管理に有用であるとともに、リーダー育成も意図している。フィロソフィーをどのように徹底させるかが重要であると感じた。

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Posted by ブクログ 2020年01月16日

アメーバ経営と耳にはよくするけどちゃんとは知らなかったのでとても整理できた。仕組みだけでなくフィロソフィが大事なんだろうな。
採算がすぐにでない新規事業のアメーバをどう扱うのかが気になった。

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Posted by ブクログ 2018年04月04日

管理会計の世界ではマイクロ・プロフィット・センターとして言及されることの多いアメーバ経営。あまり突っ込んだ知識はなかったので、単なる思い付きだけで読んでみました。読破して最初の感想は、面倒くさそうの一言。かねてよりアメーバ会計が長時間労働につながってるという指摘があり、良い意味でも悪い意味でも手間が...続きを読むかかって重装備というかマイクロ・マネジメントな所が日本的です。また、やはり経営者が書いた文章なので、会計技術よりも「フィロソフィー」といった精神論に力点が置かれていて読むのに疲れました。手間や面倒を克服するのは、やはり精神論だということでしょうか。ただ、アメーバ間を移転価格で採算管理する細かな技術は参考になる部分もあり、管理会計の思考実験としては面白いと思います。いずれ機会があったら会計的な観点から書かれた本で復習するかも。

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Posted by ブクログ 2017年10月11日

オリジナルにして完成版、の「アメーバ経営指南書」です。「稲盛流、経営の極意の書」と言えるはずです。
最近は、「フィロソフィ」の側面に焦点が当たることが多いですが、稲盛流の起点はアメーバ経営の方だと感じます。

会社の中にいくつもの小さな責任単位をつくり、そこでリーダーが経営者となって動いていく組織。...続きを読むどこの誰でもそれは理想であるというはずです。

何もないところからここまでたどり着くことができる。そのことに驚嘆します。そして、成功してきた、という事実。

モノスゴイ日本人、の一人が書いた、モノスゴイ一冊。文庫本価格で買えてしまうのが嘘のようです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年05月04日

あまりメジャーではない切り口で、京セラの稲盛さんが経営実務の中から「こうすればいい」と編み出したロジックで独特です。経営学のタネ本を何冊か読んでおいて、行き詰まった時に読めばいいと思います。管理部門で働く人におすすめ。これから経営や、管理会計を学ぼうとしていて、自分の部署では営業のことも知っておかな...続きを読むくては、いけないんだよね、って人に刺さる本です。

簡単にいうと、組織をアメーバ集団に分ける。一人一人が経営意識を持ったアメーバ集団にする。時間あたりの生産性を経営指標にする。この3つを実務に落とし込んで繰り返しおっしゃっている本です。

 印象に残ったエピソードが、ねじ一本がある工場に落ちていたに、「会社のお金だから、いい加減な気持ちになるんだ。自分のお金だったら身を切られる思いがするはずだ。それだけの気持ちを持って仕事に取り組んでほしい」と社員に行ったことです。

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

結局アメーバがどういうものなのかしっくり来なかった。
僕の理解力不足かもしれないが。。。

事業を長く続けていけば、どうしても廃れていくものがあるはず。
細かく事業を分けるのは理解できるが、そうすると事業間の壁ができてしまって、イノベーションが起こりづらくなると思う。
それに対して、アメーバはどうや...続きを読むって対応していくのか?

ただ、稲盛和夫さんは立派な人なんだろうというのは感じられた。
松下幸之助さんに似てるかな。

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Posted by ブクログ 2023年11月26日

日本を代表する経営者である稲盛和夫の一冊。
どちらかというと彼の考え方を知りたかったところだったので、それには適した本ではなかったが、京セラでの経営方法は知ることができた。現在はあまりピンと来なかったが、また経営するときに再読したいと思う。

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Posted by ブクログ 2023年05月27日

稲盛式の社内売買の仕組みを知りたくて読んでみた。
会社の規模に関わらず、それぞれが経営者意識を持つという事の大切さが非常によくわかった。
2005年の内容なので、今のシステムではもっと便利に計算を行えるのだろう。
しかし、自分のような中間管理職が読んでも会社全体の仕組みをすぐに変えるのは正直難しい。...続きを読むしかし、今後のために読んでおいて損は無いと感じた。
特に、会計の方法以外にはこの本の半分は稲盛氏の社員としての心構えで構成されている。
一人一人に責任感があり、ワンマンでは無い仕組みにした京セラはこうして発展したのだな、と大変勉強になった。

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Posted by ブクログ 2022年09月04日

先日お亡くなりになった稲盛和夫さんの著書。ちょうどお亡くなりになった日から読む順番が来たことに縁を感じました。

副題にもあるように「ひとりひとりの社員が主役」ということで、組織を細分化し、独立採算制にするメリットと注意点が記されています。

現在では多くの企業で取り入れられ、私が所属する病院の各部...続きを読む署も同様の手法でマネジメントしているという事実に稲盛さんの偉大さを感じました。

慎んでご冥福をお祈りいたします。

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Posted by ブクログ 2022年06月05日

管理会計の理解が深まった。
"時間当たり採算"の考え方って大事なのに後回しにされがちかも・・・!
工数管理もしっかりする。

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Posted by ブクログ 2022年04月17日

経営者視点でこの本を読んだ
感想を一言で言うと、『良くも悪くも昭和の日本企業ver.2』だ。
アメーバ経営は、ワンピースで言えば白髭海賊団と言う全体のボスに対し、その内部でエースやマルコが独立した海賊団として行動しているようなものだと言える。
昭和の日本企業という感想が出た理由については、『企業』と...続きを読むいう組織に対し帰属意識がある事がこの本の前提になっているからだ。現代社会では企業組織への帰属意識は薄れており、転職が盛んになっている。しかしこの点は、GAFAの経営などから分かる通り、『企業』ではなく『ミッション』を中心に考えると解決できる。
また、『昭和の日本企業』の評価できる点として、『金銭面』が挙げられる。『金』という物を行動基準のサブタイトルとして添える事でモチベーションを上げる面が語られている。

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Posted by ブクログ 2022年01月28日

読みにくい文章
部門ごとが独立して会社組織となり、それぞれが利益を追求する
リーダーは旗振りだけをしない、奔走する

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Posted by ブクログ 2022年01月18日

どんなに素晴らしい仕組みでも、それを率いるリーダーの人格が悪ければ失敗に終わる。稲盛氏だからできたのかも知れない。

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Posted by ブクログ 2021年12月22日

経営者目線を労働者が持つために
アメーバ経営することで自分の部署を小さな会社とすることで生産性、収支、責任感が生まれて
結果として会社全体が成長すると説いている

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Posted by ブクログ 2021年02月11日

アメーバ経営を端的に纏めた一冊。
稲盛氏がどういう意図でアメーバ経営を進めたのか、いかに進めたのかが説明されている。
時間当たり採算制度を取り入れる事でなぜ社員全員が経営者視点で思考できるか理論立って説明されていた。細かい説明までは無いが、大枠のコンセプトは理解できる。

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Posted by ブクログ 2020年06月06日

稲盛さんが大切にされている京セラフィロソフィをベースに、経営という視点で組織づくりについて書かれた書籍でした。
印象的なのは、アメーバの単位を小さくしていくことで、各アメーバのリーダーが経営者視点で行動できるということです。
当事者意識で捉えることができるということが、組織を強くするということなんだ...続きを読むろうなと思いました。
結構硬めの文章で、かつ、経営の実践レベルのお話なので、読みづらい部分はあったが、アメーバ経営とは何か?を知るにはちょうどよい分量であった。

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Posted by ブクログ 2020年04月12日

経営の勉強のために購入。稲盛和夫の他の書籍で、アメーバ経営の名前は知っていた。だが、細分化はどこまでするか、時間当たり採算はどのように計算するか、等の具体的なことは記載されてなかった。本書はアメーバ経営に焦点を当てて、細分化・時間あたり採算の計算を始め、アメーバ間の争いが発生した場合の対処法などが紹...続きを読む介されていた。
個人的に面白いと思ったのは、在庫は営業に渡されると、売れなかった場合、営業の責任になると言う点である。市場予想を徹底して考え、売り切らなければならないため、導入してみたいと思った。

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Posted by ブクログ 2017年10月08日

独立採算を通して、経営者と従業員の間の関係性、マインドを変える。マインドを変えるために小集団で区分け、その中で、社会に役立つ使命などの意識をアメーバリーダーも持てる会社は強い。

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