【感想・ネタバレ】モロッコで断食のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年10月01日

イスラム教というと、なんかちょっと得体の知れないイメージのあった私だが、この本を読んで、断食、豚肉やアルコール禁止や女性のスカーフにそういう意味があったのかと知れたし、休息を大切にしているところも良いなぁと思った。
人間は弱いものだと認めるところが出発点となっているのがとても良いと思う。
この前チベ...続きを読むット仏教に感銘を受けたところなのに、今度はイスラム教にも感銘を受けてしまった…

カリッド家の団らんが素晴らし過ぎたし、ベルベルの村の人々もとても穏やかそう。
鶏のトイレのところは爆笑した(笑)
先日の地震は大丈夫だったのだろうか。
早く穏やかな暮らしが戻りますように。

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Posted by ブクログ 2023年09月13日

たかのてるこさんの本は何故こんなにも惹き込まれるのだろう!
先日、ずっと読みたかった『ガンジス川〜』を読破して次に読もうと思ったのがこの作品。
私も5年前に旅行したモロッコを題材にした旅行記。

読んでいてあの時の情景が目に浮かんで思い出し、共感しっぱなしだった。(フナ広場でまんまとヘビ使いにボラれ...続きを読むたのもしっかり思い出した。)

でも私が旅したのはあくまでモロッコの浅い部分で、めちゃくちゃディープで濃い旅行をできたたかのさんをとてもうらやましく思う。
私ももっともっとモロッコに染まりたかった。
絶対またモロッコに戻ってくると思ったし、モロッコに移住できないか模索したりもした。
でも未だその夢は叶ってないし、これから叶えることも難しいように思えてきてそれを悲しく思っていた。

そんなときに読んだこの本は…まるで自分がたかのさんになって旅をしているような、そしてモロッコの一部になったような気にさせてくれる作品。

美しく壮大な自然の中で
優しく暖かい人々と共に
モロッコという国に溶けていく。

なんて素晴らしい人生だろう、と思う。

この本を読み終えた今日(2023.9.13)から5日前、マラケシュ近くを震源とする地震が起きた。
とにかく一人でも多くの方が無事であって欲しい。
本当に、本当に切に願う。

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Posted by ブクログ 2022年10月06日

怪しいタイトルだなぁと思っていたのだが、思い切って読んでみてよかった。

私がイスラム文化が好きだけど、言語化出来ていなかった部分をものの見事に言語化してくれている本だった。

最後の展開への導き方がすごくテレビ的で、終わり方もテレビだなぁと思ってしまうところが少し残念だったけど、一気に読み進めるこ...続きを読むとしかできなかったし泣いてしまった。

私が手に入れたい愛の形がそこにあって、手放してしまう作者の選択があって、切なかった。

最近旅行に対してとても腰が重かったが、私も社会人になる前に旅に出ようと思う。

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Posted by ブクログ 2022年02月21日

読む順番が逆だった!
最後らへんすごかった
自分も7カ国くらい?ひとり旅したけどこんな凄い目にあったことはない、、。この人だから乗り越えられたのかな?と思った
相変わらずおもしろいです
逆になったけどサハラ砂漠の王子様読んでます。

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Posted by ブクログ 2021年03月24日

郷に入っては郷に従えと、ラマダーンをするたかのさんはやっぱり強い。日没中は食事ができるとはいえ、日中は水も飲んではいけないなんて厳しすぎて、私にはできる自信がない。
でもたかのさんが経験したように、断食明けの食事の美味しさはきっとひとしおで、食べ物の有り難さを感じられる素晴らしい機会なんだと思う。
...続きを読む
旅行記を読んでいると、毎回「旅は出会い」だと思わずにはいられないけれど、今回もまさに「旅は出会い」だった。
誠実で秀才なカリッドとの出会いが、たかのさんのモロッコ旅をより素晴らしいものにしている。

イスラムでは、人間はもともと弱い存在であることを前提にしている。だから酒を禁止したり、女性はベールを被ったりと、様々な戒律があるのだと理解できた。全ての規則には理由がある。

あとがきに旅のその後が書かれている。カリッドと一緒にはならなかったけれど、9年後に2人は再会を果たせていて、人の繋がりや絆を感じられた。

たかのさんの本は自分も旅をしている気分になれる。
でもやっぱり実際に自分の足で赴いて、自分の目で様々な景色を見てみたい。天国だと思うような景色も、実際に見てみたい。

イン・シャー・アッラー。全ては神の思し召し。とてもいい言葉。

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Posted by ブクログ 2020年09月14日

内容はもちろんおもしろい上、イスラム教入門書並みに知らないことや誤解してたことがするすると入ってくる
インシャーアッラー素敵な言葉

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Posted by ブクログ 2020年09月08日

てるこさん、若い!!まだ就職する前の若さ溢れる、何でも知りたがるエネルギッシュな若い女の子らしいてるこさんがいる。てるこさんは、何歳になってもエネルギッシュで相変わらずどこでも恋に落ちるけど、、。
カリッドの人生に私は関われないのが無性に寂しい、数年後に今頃何してるかな?って思い出すんだろうなぁ っ...続きを読むててるこさんはカリッドと涙涙の別れの後にバスの中で考えるんだよね泣泣 なんでこんなに、寂しい別れを経験しなきゃいけないのに、旅に出るんだろう?って。日本にいたら幸せボケしそうだから、誰も私のことをしらない外国で一日一日を噛み締めたいみたいなことてるこさん言ってたな。
言葉があまり通じなくても、心が通じることって沢山あるんだなぁ。何故、日本人じゃなくて遠い国の人を好きになっちゃうんだろう?こんなに寂しい別れをしなきゃいけないのに。心が通じて、離れがたい存在になったから。
てるこさんの本は、日常に感じてるちょっとした物足りなさを言葉にしてくれてるから、そうだよなぁって感じることが沢山ある

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Posted by ブクログ 2019年01月06日

2019年4冊目。次に行きたい国はモロッコであることと、『ガンジス河でバタフライ』がとても面白かったので、たかのてるこさん再び。
おもしろおかしい出来事や表現、人々との温かいやりとりは変わらず楽しめたのだが、『ガンジス川〜』とは異なる、濃密な内容だった。
意外な方向に話が進んで、もはや切ないことこの...続きを読む上ない。こんな内容は全く思っていなかった!
モロッコ旅での恋と、九死に一生の大ピンチを通して、たかのさんが、自分の人生について、生き方について、家族について…深く見つめ直し、答えを出している。
カリッドは本当にかっこいい。こんなひとが現実世界にいるとは。

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Posted by ブクログ 2014年03月14日

サハラ砂漠の王子様の後編。

今度はモロッコはカスパの村へ。
カリッドという青年の里帰りについて行き、
お城のようなおうちに住む家族の仲間入り。

といっても、裕福なおうちではないようで。
自然と共存するステキな日々を綴っています。

断食中も時間を除いて食事を摂っているとか、
イスラムの異文化を垣...続きを読む間見ることができて
とても面白かったです。

いつの間にか雪が積もる季節となり、
マラケシュに命がけで戻るクライマックスは
ハラハラドキドキ。そして、カリッドとの別れは
すごく切なかったです。

ブログのようなリアル本って感性の一致が重要
な気がしますが、たかのてるこさん、やっぱり好きです。
私のモロッコに行きたい病を進行させた一冊(笑)。

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Posted by ブクログ 2012年05月17日

同期もとい、友達から借りた三冊目の本。

今回の作品はなんだか人生の縮図みたいだった、異世界で出会う素敵な人に惹かれて自分のことを改めて考えている筆者。

そんな凄い経験をしている筆者を見て、悔しさも覚えるし共感を覚える。

筆者が惹かれた人物も正に自分の理想像、周りに流されずしっかりとした信念を持...続きを読むって自分の道を進んでいる。

僕もそういった人間になりたいし、何よりもまた旅に行きたいと思わせてくれた作品。

良い本をありがとう。

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Posted by ブクログ 2012年05月01日

飛行機の中で読むシリーズ。
いつも旅に出る勇気とわくわくをくれる、てるこさんの本。
モロッコもいつか行きたい国の一つ。

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Posted by ブクログ 2011年09月02日

「イスラムではね、こんなふうに旅をしたり、まったりした時間をすごすことも、とてもいいことだとされてるんだよ。」
「神のお創りになった広い世界を知るには、旅をするのが一番なんだ。まったりした時間を持つことは、体と心を休ませてあげることになるしね」

イスラム教に対するイメージが変わりました。こんなふう...続きを読むに考えられると、生きるのがもっと楽になるような気がします。今までの自分の価値観やしがらみがぶっ飛ぶ。

ガリッドみたいな優しくて知的で家族思いで素敵な人と出会ったら、絶対恋に落ちてしまいます。旅先での恋も素敵ですね。

あ〜モロッコ行きたい

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Posted by ブクログ 2010年10月02日

たかのてるこのモロッコの旅その2.彼女のすごいところは、人にあまり話さないようなことも、正直に文章につづるところ。やっぱり笑いをこらえ切れませんが、純粋な気持ちが伝わります。

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Posted by ブクログ 2021年12月17日

イスラムの人の素の生活を知ることが出来た事が最も良かった。誰にでも大切な家族がいて、良い人ばかり。
また、終盤の突如のトラブルにはハラハラドキドキして、飽きずに最後まで読み切れた。

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Posted by ブクログ 2021年08月23日

てるこさん、カリッドとハッピーエンドになってほしかった。カリッド絶対いいお父さんなるよ、と揺さぶられたが残念。でも2年後には別の人と家庭持ってて「あれ?意外とあっけな」となりました。
ラマダーンって太るものなのか、鶏に突かれるトイレのシーンとか面白い。

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Posted by ブクログ 2018年10月08日

表現豊かで、感じることも愛深くて大好き。
その場その場で人に惹かれていくのもリアル。

最後の、再訪した際の子供達がページトップの写真とは、粋な感じ。

ほんとーに旅に出たくなる本。

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Posted by ブクログ 2014年06月10日

旅行エッセイ的な本は初めて読んだが、ぐいぐい引きこまれた。ラマダーン中のムスリムの人の生活がどんなものなのかよくわかった。読んでいて、ラマダーンに参加したくなってくる。
変わった風習のようなイメージの強いイスラームの教え(断食や豚肉を食べることの禁止など)が本来どういう意味をもっていたかということも...続きを読む知ることができ、目から鱗のことが多かった。もともとは生活の知恵として生まれた合理的な教えが多いんだと感じた。一部のイスラム原理主義の人たちは、イスラームの教えが持っていた本来の意味を見失っているように思った。
著者のご都合主義的な性格も垣間見えたが、恋愛エピソードも含めて、楽しめた。

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Posted by ブクログ 2012年09月13日

「サハラ砂漠の王子様」の続き!
サハラ砂漠にてスペイン人と激しい恋に落ちた著者でしたが、今度はモロッコ人と…
当初はお互いそんな意識していないのにじわじわと人柄を知るにつれて惹かれあっていく様子が胸キュンです。
下手な恋愛小説よりよかった!
言葉が通じあっているわけでもなく、文化も異なるのにスゴイ…...続きを読む

また、偏ったイメージのあるイスラムが覆されました。
意外に適当というか、もっとギチギチに厳しいイメージだったので、そういった新しい面を知れたのもよかった~

2012/09/11-13

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Posted by ブクログ 2012年05月29日

モロッコでラマダンが始まってしまい、みんなと一緒にラマダンを行う著者。
ベルベル人の村で恋に落ちて・・・とドタバタ紀行文。

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Posted by ブクログ 2012年04月12日

さりげなく、そっけなく、こだわりはなく。
さらりと流すモロッコ滞在記。
心の水やりには十分すぎるくらい純粋で、
個としての深化も忘れちゃいかんと自戒、自戒。
細かい目配り、心の感受。感謝の気持ちと瞬間、忘れず。
宗教の果たす役割、
そこに住む人間の精神を高いところに保つそれ、
大切だと思うし、だから...続きを読むこそ、
自分もそれによって、もう一度引き上げられたいなぁと切に願うかな。

「ひとりでトイレに行けるようになっては手を叩き、そんなふうに、少しずつ、少しずつ、大きくなっていく私の成長を、毎日目にいれても痛くないような気持ちで見守っていてくれた両親」

「二度と同じ時間はない、二度と同じ日はない毎日が、永遠に流れ続けている切なさを、生身のこの身体で実感していたいのだ」

「ここには私の欲しくてたまらないものがたくさんあるのだ。家族全員揃っての団欒。子ども達の無垢で純真な笑顔。赤ちゃんが毎日大きくなっていくのを、みんなで見守っている世界」

「未来のことはイン・シャー・アッラー」

「ある時期、毎日のように会っていた人たちなのに、一定の期間が過ぎると、もう以前のようには会えなくなってしまう。」

「人間はもともと弱い者」

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Posted by ブクログ 2011年11月16日

今までイスラム世界にいだいていたわだかまりが本書のおかげで少しとけた。
身体をすっぽりと包む服装は、女性を守るためのものではなかった。
誘惑に負けそうになる弱い心をもった男性を守るためのものなのだ。
食を断つ事で、日々の恵みに感謝し、そしてそんな毎日を与えてくれる神にあらためて感謝する。
それがラマ...続きを読むダーン。
ほんの表面的なことかもしれないけれど、
それでも私にとって遠い世界ことを感じることができた。

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Posted by ブクログ 2010年09月19日

モロッコに行きたいなと思ったときに読んだ本。
イスラム教に対する見方が変わった。
(ex. ラマダン、豚を食べない、アルコールを飲まない。)
読み終わって数ヵ月後、実際にモロッコへ行ったときはちょうどラマダンの時期だった。興味深かったけど、いろいろと不都合も感じた。

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Posted by ブクログ 2011年10月29日

一人旅って何をするにも本当に一人で、楽しい気持ちを誰とも共有できないものだって思ってました。
でも、たかのさんは行く先々で新しい人と出会い仲良くなって毎日お喋りしたり、時にはその人とと旅をすることになったりしていて、一人旅ををしているんだって事を忘れちゃいます。
この旅で出会ったカリッドとは、3日で...続きを読む彼と一緒に故郷のベルベル村まで行っちゃうし!

出会いが多い分、同じ数別れがあるわけだけど、そのどれも今でも大切に思っていることが、ひしひしと伝わってくる。
別れるのを傷つくのを怖がって、出会いを減らすよりも、心に一生残る大事なものが1つでもある人生の方が絶対良いんだろうなぁと感じました。
この本で、たかのさんの本は3冊目だけど、出会いが多くて、行き当たりばったりなところがやっぱり好きです。。

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Posted by ブクログ 2020年12月24日

砂漠で王子とも塚本くんとも別れ、1人マラケシュに戻ったてるこ。戻ったとほぼ同時にラマダンが始まってしまった。

日が出ている間は食べ物はおろか水も飲んではならない。厳格な人は唾さえ呑み込まない。空腹に耐え、日が沈んだ後はイフタールというスープを中心とした軽食が食べられ、その後はディナーを食べる事が出...続きを読む来る。

てるこもラマダンを実行すると、町の人達がとても喜んでくれる。そんな中、カリッドという大学を主席で卒業したのに職にあるつけないインテリ青年と出会う。てるこはカリッドからラマダンの事やイスラム教の事をいろいろ教えてもらう。

そして、カリッドの故郷、ベルベル人の村のカリッドの実家に滞在する。電気も水道も通ってない環境で、寒さに震えながらも温かい家庭。ことばも通じないカリッドの家族とのあたたかい交流に、てるこはずっとここで暮らしたいような概観にふける。

しかし、卒業式も間近になって、惜しまれながらも日本に帰る。村からマラケシュまで帰る途中、てるこ達一行は生命の危機に直面する。
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えっ!どうしてこのタイミングで!
話が出来過ぎじゃないか?!

というのが率直な感想だけど…たぶん全て事実なんでしょうね。正に現実は小説より奇なり。

この巻に登場したカリッドが、また、凄く骨のあるいい奴で…こちらも出来過ぎに思える。でも、現実にこんな若者が存在するのならば…地球もまんざら捨てたもんじゃないな。

てるこ同様、私もイスラム教に対して、完璧理解は出来ないと思うけど、良さを感じる事はできた。ありがとう、カリッド!

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Posted by ブクログ 2019年12月14日

ただのライトな旅行記かと思ったら、最後のほうではまさかの人間ドラマへと変貌して面白く読み通すことが出来ました。たまたまラマダンの時期に訪問した著者ですが、そういった時期に行ったからこそ、現地でも興味深い体験が出来たのだと思います。また、著者の人間を引き付ける魅力というのがあるからこそ、これだけ内容に...続きを読むとんだ人間模様が描けるのだなと感じました。最後のほうは読んでいて少し泣きそうななるくらい著者の悲しい心境が描写されていますが、このような経験はそうそうできるものではないと思うので、著者の記憶に今後も残り続けることになるのだと思います。

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Posted by ブクログ 2013年01月12日

モロッコ王国を旅するうち、ある日突然始まったイスラムの摩訶不思議なイベント”断食(ラマダーン)”日が昇っている間は水もダメ、煙草もだめ、食事なんてもってのほか!空腹のまま彷徨い続けた後に辿り着いたのは、心優しきベルベル人の村だった。秘境の村で落ちた恋の行く末は!?スリルとサスペンスと笑いに満ちた”愛...続きを読むの断食”紀行エッセイ第三弾!

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Posted by ブクログ 2012年05月17日

モロッコ旅行記。
イスラム圏へのステレオタイプも、少しは変わるかも。日常的な目線なので、凄くしっくりくる。

前半は文化について触れられるが、後半からは、著者と現地で出会ったベルベル人との甘い恋物語風?

なんとなく行ってみたいなーと思ってみたり、でもなかったり。

田舎の良さってのは、万国共通なの...続きを読むやもしれんね。

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Posted by ブクログ 2011年11月28日

サハラ砂漠の王子様の続編。

モロッコに行ってみたらムスリム達がたまたまラマダーン(断食)中で、作者も挑戦することに。

またまたてるこさんはモロッコで恋に落ちてしまいます。

恋多き女やな~~~w

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Posted by ブクログ 2015年09月18日

女子大生が中東モロッコを恐れ知らずにバックパッカーとして旅する話ですが、最後は著者と現地のインテリ青年との燃え上がる恋ばなになり、終盤までハラハラさせられます。断食を体験した著者が記す、断食明けのスープのおいしそうなシーンは何度登場しても垂涎ものでした。

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Posted by ブクログ 2011年08月01日

「サハラ砂漠の王子さま」続編。まるでたかのさんのおしゃべりを聞いているような感じで読みやすい。あっという間に読み終わる。
今回は現地人との恋愛が大きく取り上げられている。現地人にあっという間になじみ打ち解け、勤勉で誠実な現地人からの求婚を断り帰国。気持ちは分かるような分からないような。これでよかった...続きを読むようなよくないような。所詮、日本人は旅行者でしかなく、旅行者としてしか接することはできないのか。ちょっと後味の悪さは残った。ただ、イスラム教について知ることができて、感じ方も変わったことはよかったと思う。

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