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Posted by ブクログ
野菜や家畜に今起きていること、何故そのようなことが起きてしまったのか、本来の農業のあるべき姿など、とても分かりやすく簡潔に書かれていて読みやすくためになった。
われわれ人間が自分たちのエゴで、農薬や化学肥料、抗生物質などを使い生態系を壊しているのは本書を読むまでもない周知の事実だが、本書を読んで、それはとても罪深く今すぐにでも止めなければいけないことだと思った。
ただ、著者の仮説や、判断の根拠の説明が不足している点、「電子」の利用というものについては、少し疑心暗鬼にならざるを得ない。
Posted by ブクログ
全然知らなかった現場レベル、
土レベルでの現状をつかむことができました。
すごくいい本。
新書やから専門的な知識がなくても読める。
今農業会では、土の中では、
何が起こっていて、それの何が問題であるか。
端的に書かれていたと思います。
これがスタート。
Posted by ブクログ
まず、現在日本で広く行われている、大量に化学肥料・農薬を使用する「慣行農法」で育てられた野菜の栄養分の少なさ、土壌の破壊を述べられている。
なぜ日本の農業はそうなってしまったのか?
それは戦後外国に負けないように経済成長を目指したの国の政策や企業の利権など様々なものが複雑に絡み合ったからである。
今後は自然のシステムに則った農業を行わなくてはいけない。
といった感じの本。
やっぱり農産物は「モノ」ではないといったところが工業と違うわけで、そこを強く意識しなくてはいけないと感じた。