【感想・ネタバレ】不動産で豊かになる10年先の読み方のレビュー

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Posted by ブクログ 2012年06月22日

元アナリストなだけあって数値に基づいて、不動産を切り口に日本社会の構造変化をきちんと分析している。不動産、大事だ。

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Posted by ブクログ 2011年07月01日

非常に良かった。不動産投資において、マクロ的な面ではどのように将来予想を組み立てて行くかの方法が詳しく叙述されており、どういったところでどういったデータが手に入るかも、文中のグラフや表からよく分かる。

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Posted by ブクログ 2011年03月27日

一番手堅い資産と考えられていた不動産だが、昨今の経済構造の変化により考え方が変わってきている。 今後の不動産の付き合い方を種々のデータを元に導き出す本。

不動産は未来永劫価値を持つ物、または持っていれば価値の上がる物というイメージがあるが、ここ数年のデフレ経済下で様相は大きく変化してきている。 ...続きを読む また、人口少子化・高齢化、晩婚化に伴う日本社会構造の変化が不動産の意義を大きく変化させている。 本書では単純に不動産に係わるデータだけでなく、社会構造の変化を示す各種データを紹介しつつ、日本で何が起こっており、それが不動産にどの様に影響を与えているかを解説している。

経済成長期には一戸建ての家を買うことがステータスとなっていたが、今はその考え方がそぐわなくなっている。 自らの経済状態も踏まえ、持たない、という選択肢も重要となってきている。
著者が結論づけている内容を見ていると、不動産投資的な視点と合致する。 つまりは自分の持ち家を買うときに考えることは、”売る”ことも考えて、資産価値が高い、又は下がりにくい物件を選ぶ。その判断が出来る目を養うことが重要なのだろう。

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Posted by ブクログ 2011年03月22日

結論からいうと、不動産を持っていることで10年先幸せにはならないだろう。人口と世帯数の減少で住宅価格の低下、ビジネスモデルの転換での商業土地価格の低下、逆行するかの様な過剰供給。今後の不動産の動きを問う。

現在に至るまでの、不動産に関わる社会の動向が分かりやすい。その点に関して評価できる。

最終...続きを読む結論には、不動産を持っていることは負の資産になる、という悲観的な結末。タイトルと違うじゃないか!とも言える。

しかしながら、これを逆の視点からみると「本当に価値がある土地のみが生き残る」ということでは。将来にわたって価値を生み出し続ける土地の選定眼こそが、不動産で豊かになるのに必要だと思われる。

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Posted by ブクログ 2011年12月03日

不動産ウォッチングのプロが豊富なデータから時代を読み、「『売れない不動産』は買わない」[ 「購入価格よりランニングコストを考える」など行動指針を具体的に説く。僕にはまだまだ知らない世界がある。

ちょっと興味がったもので、手にとって読んでは見たのですが…。少し、僕には難しすぎたかなというのが読後感で...続きを読むした。利殖で不動産というのは『金持ち父さん、貧乏父さん』シリーズでおなじみのロバート・キヨサキさんの本を読んで、それからいろいろブランクがあったりなかったりで、ちょこちょこ不動産に関する本を読みかじってきたんですが。まだまだ自分の勉強不足を痛感させられるものでございました。

肝心の内容については、さまざまなデータを駆使して日本における不動産の動向と、日本経済が今後復活することがない、というのと。そして僕はこの箇所に戦慄を覚えたのですが、近年、離婚が増加傾向にあり、『愛の巣』として購入した一軒家を処分する、という方が増えていて、そのときに買ったときから資産価値が目減りして、売却してもなお数千万単位の負債が残ってしまい、その処理をめぐって、なおもまた争い、もしくは数十年にかけてその枷を背負っていく、という記述に気分が少し落ち込みました。

そして、日本経済における終身雇用制が崩壊したことによって、人生のリスクが飛躍的に高まったということ。失業のリスクを考えないで、高い買い物をして、後でにっちもさっちもいかなくなった例などが書かれていて、なんともいえない気持ちにさせられました。利殖で不動産の売買をやっている、という方は一読してみるときっと面白いでしょうね。僕は個人的にはあまり読んでいてもわからなかったので、もう少しやさしい本で勉強しなおしてから、読み直したいと思います。まる。

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Posted by ブクログ 2011年04月02日

バブルが崩壊して、リーマンショックが起こり、経済状況だけで判断しがちな不動産ですが、人口と世帯という不動産の根幹に関わるコトの変化が起きており、決して後戻りできない状況だからこそ、考えなければならないコトがわかります。

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Posted by ブクログ 2011年03月27日

最近の不動産を取り巻く状況がよく整理されていて理解しやすかった。不動産市場について考える場合に、社会現象、経済の動き、国民の意識の変化などの周辺の状況を知ること、理解することが重要であるということでした。個人的に面白かったのは、離婚による「自宅」の売却件数が増えているという指摘。わが身に置き換えてみ...続きを読むても、やはりそういうことになったら手放さざるを得ないでしょう。「愛の住みか」が忌まわしい記憶の場所になるという心情的な面は別にして、純粋に経済的理由でね・・・。

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