感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2007年時のデータでのランキングにはなっているが、どのような見方が大学に対してできるかというのがわかる一冊。
そして、ランキングの信憑性、正確性にもきづく。データはいくらでもいじることができる。そのことを忘れずに読み取ることが必要だというのも教えてくれる。
Posted by ブクログ
読み物としておもしろく読めました。教育関連の仕事に就いている人はもちろんのこと、ビジネス雑誌で大学特集等を興味深く読んでいる企業人にもおすすめの1冊。
客観的データに基づくランキングから、ほぼ主観のみのランキングもあるものの、いろいろな切り口・尺度から大学を見てみるのは、おもしろい。単におもしろいだけでなく、問題点も提示(or暗示)されている点も、単なるランキング本ではないといえよう。
とはいえ、硬軟とりまぜのランキングを並べて、あれ?と思ってるままに突然に最後のページになり、やや消化不良に感じたのは私だけだろうか。
著者の本文のみの満足度は☆3つ。しかし、内田樹先生の解説をセットで評価して、☆4つ。
Posted by ブクログ
内田樹先生があとがき書いてた。で、帯文も書くのはいかんよー。うちらーは買ってしまいます。
いろんな角度からのランキングを提示しつつ、ランキングで評価しちゃっていいの?ってところも考えされられたり、でもやっぱりランキングに母校が入っているかどうかが気になったり。
Posted by ブクログ
大学の様々なランク付けと、その意味について データだけで判断できるのか??大学を選ぶのに偏差値だけで良いのか。退学率、満足度、就職率ウソなど、様々な角度から大学選択の方法を示す。
Posted by ブクログ
大学人なら感覚として大体つかんでいる内容ではあるものの、それが書籍としてわかりやすくまとめられていることに、一読の価値大いにありと思った。特に私も常々思うのが「金儲けの理屈がまさるところに、教育の理念があるはずはない。」ということだ。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
激変する大学の流れが一目瞭然。
[ 目次 ]
日本の大学は世界で何番目か
入試倍率と偏差値の虚像
「最近の学生は」…を読み解く
女子大生という名の商品
就職は難しい
資格・採用試験にチャレンジ
まわりからの評価が気になる
大学教員、職場の群像
世界をめざす研究者
タレント教員の功罪
社会貢献か、目立ちたがり屋か
教育、研究資金を獲得する
社会に役立つ人材を送り出しているか
スポーツ選手が大学の名をあげる
大学の新しい展開
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
初の帰省の電車で読んだ。
結局著者が言いたかったのは最後だけなんじゃないかなー。
大学比較なんかの界隈でよく見る光景だけれども、なんとういうか、自分の所属する以外の組織の質を大した根拠無しに批判する人を見るたびになぜそこまで言い切れるのかと言いたくなる。
客観的で普遍的な指標が与えられているなら分からなくもないんだが、自分が所属するなりしない限り、いったいどれだけのことがわかるんだかね、その辺の議論は。というか不毛な議論。
Posted by ブクログ
大学の現状について、進学者、親、大学運営者、いろんな視点から記載されてました。悲観的な論調ですが、共感するところも多く、書籍としては面白く読めました。この状況を踏まえて、今後の未来をどう考えるか、ある意味悩ましいです。。。