【感想・ネタバレ】たおやかな真情 【イラスト付き】のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

なにやら、前巻で一事件あったら、また二人の関係が微妙に変化。でも、こうやってひととひとというのは付き合ってゆくんだよね…。ひたすら慈英が好きなんで(ああいう、ちょっとオカシイんじゃ、っていうタイプのキャラがすごい好きなんで)、この作品は、こう、BLジャンルに記録されるくらいの長編になってほしいです。次巻も楽しみだ……!

0
2012年05月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

慈英×臣シリーズ6

超常現象系のお話じゃないはずだけど、壱都はいい感じに神秘的だから、まぁいいか。

できあがったCPのはずの二人ですが、まだまだとばかりに一歩一歩絆を深く強固にしていくのですね。
ただ、その為の試練の渦中の彼らはこれまでの彼らではないです。今までの魅力的な性格も関係性も崩れ去ってます。
そして、その二人に共感も萌も見いだせない私。
仕事に真摯に取り組んでた臣も、今回の仕事ぶりは???だし。
慈英は、記憶戻っても、喪失時を引きずってるかのような言動を繰り返すし…。
悲しいなぁ。

今回私には、二人よりあの三島が魅力的に思えました。
見方を替えれば偏執的に執着してるのかもだけど、壱都が平然と受け入れてるから…献身的愛情たっぷりに…。そんなとこ、以前の慈英に似てたりするから。

絵画の世界のことや、PC関係の説明が冗長。最近の作品で気になって仕方がない部分でもあります。

0
2011年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

記憶喪失後の慈英と臣。なかなか以前の二人に戻れません。
そんな二人の元に三島が壱都を連れてきます。
壱都は新興宗教の教祖でトラブルに巻き込まれ中・・・三島は、二人を頼り、慈英と臣は壱都を預かることになります。
全作から引き続き、ぐるぐるまわっている慈英と臣。以前から慈英に比べて臣の覚悟は足りないような気がしましたがやはり・・・この時期に壱都が二人の元を訪れたのは必然だったのでしょうか?
誰もが胸の中に持つたったひとつの「神」それを絵画で表現できる慈英がうらやましいと思いました。
臣の過去、母親の存在も無視できなくなりました。
ヘタレな臣は自分からはなかなか変わっていけないと思うので慈英の頑張りに期待したいと思います。

0
2012年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

慈英×臣シリーズ第5弾(番外編除く)。

慈英の記憶が戻ってから10日後の設定。
…なんだけれども……『ひめやかな…』で出てきた三島が再登場するけれども、『ひめやかな…』では慈英に執着した悪役で、それでいて大学時代も慈英の絵を盗作していたり、そんな三島をまぜまた「いい人」として出す必要があったのか、設定として疑問。

まぁ、三島を出すのはいいとしても、作の中に三島視点を多用しすぎな気がした。
もちろん中には慈英視点もあれば臣視点もあったけれども、いまいち気持ちの中に入りきれていない。
三人称でかかれていることを思えばそれが正解なのかもしれないけれど、三島視点の部分は思いっきり三島の心情が書き込んであるので、読んでいて「あれ?この本の主人公って、誰だっけ??」ってくらいだった。

あと、記憶喪失中、あれだけ慈英は臣を拒絶していて、その後の関係を「ぎくしゃく」だけでまとめられていることに違和感。
今作は、変わり行く(成長)二人の関係なのだろうけれども、それまでの慈英の性格を考えれば、すくなくとも、ギクシャクになるよりはかなり臣にベッタリになるような気がするけれど…
むしろ、今作を読んでいる限りでは、慈英のそういった心の葛藤は伺えず、むしろまるで慈英の方が被害者(事件のことではなく、慈英×臣の関係で)のような感じを受けた。

三島視点をあんなに多用するくらいならば、慈英の心情をもっと見たかった。

あと、アインは「もしも慈英がつぶれたとき、それを臣に負わせるのか」という言い方で慈英に契約&ニューヨーク行きをアプローチしていたと思う。
そして、慈英がそのことを壱都に相談し、壱都の答えは「慈英はつぶれないでしょう?」だったのに、慈英がその後アインとの契約及びニューヨーク行きを決めたことに違和感。
壱都のあの答えならば「今のままでいい」って意味ではないのか?

作品としてはどうかは分からないけれど、私には、今作からは本来の主人公の二人の姿が見えてこなかった(影が薄かった)。

0
2012年10月15日

「BL小説」ランキング