感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ちきりんさんの文章が好き。
豊かさ、貧しさ、自分が海外へ行った時のあのなんとも言えない罪悪感と幸福感、etc..ちきりんさんによって言語化されていた。
海外旅行が特段好きではないって人にも呼んでほしい一冊。
アフリカ、サバンナの野生動物を通しての章は、生きる意味なんて特別何かがなくても良いと感じさせてくれる。明日を生きるために、今日を生きる。それでいいんだった、と思わせてくれる。
Posted by ブクログ
行ったことのない場所に自身も旅行に行った気になれるし、登場する場所が行ったことがあるところだと、自分の経験の重ねながら考えられるのが良い。過去の旅行を振り返るきっかけになった。旅先で感じた発見、違和感を感じるだけでとどまってしまってる部分とあったが、そこから一歩踏み込み、なぜそうなってるのか?と調べたり考えたりすると良さそう。ただ有名な観光地をスタンプラリーのように回るだけの旅行から、より深めるコツも掴める。なんせ、おもしろかった。
Posted by ブクログ
海外旅行での着眼点が面白い。
ただただタメになったし、旅のアドバイス的なのも勉強になる。
うすっぺらい旅行記ではないので、社会派な旅行エッセイを求めている人はおすすめの一冊。
おすすめの美術館に行きたくなった。
ちなみに私は海外から帰って、日本最高だなって思えるひとつひとつの瞬間が好きです。
※おにぎりひとつとっても美味しい、店員の接客、電車で席詰めてくれるとか、ちょっとした思いやりに。
Posted by ブクログ
自分の価値観、日本人の価値観は、外国の価値観と異なる事が多々ある。どちらが良いとか悪いというのはなく、自分でしっかりと考える事が大事。色々な国に旅をしたくなる本。
以下、引用。
ミャンマーでは、無理矢理七万円を両替させられる。しかし、物価が日本より格段にやすいミャンマーでは、全然使いきらない。お金があることの価値が違う。あっても意味ないという。
自国通過より、ドルで受けとりたい国がたくさんある。
自国通過円の価値を一度も疑ったことはないでしょう。
ビーチリゾートが成功する秘訣は、お金持ちの国を次々と追いかけ続けること。一国に頼るのはダメ。浮き沈みある。
寄付は任意のはず、という認識が崩れる。富の再分配が国として機能していないと、直接施しを与えることが機能として確立される。
旅で騙されないためのルール
①自分から話しかけた人しか信じない。旅の途中で話しかけられたら、その人は悪人である可能性が高い。
②偶然再会する、はありえない。待ち伏せされている。
海外旅行中の日本人は、自分が思っている以上にお金持ちでお人好しに見えている。
行きたくなった場所。
イースター島。片道2日かかる。。。
アフリカサファリ。弱肉強食。弱いものを助けようという概念が自然界にはない。今日生きる為に生きる。何のために生きるのか?シンプルに生きたい。
Posted by ブクログ
旅の素晴らしさを教えてくれます。押し付けがましくもなく、淡々と世界の国々の様子を教えてくれます。著者の視点が鋭いため、読み手に様々なことを気付かせてくれます。きっとこの本を読んだら、世界の国々を旅したくなることでしょう。
Posted by ブクログ
いいいいなーイースター島とかいいなーのんびり自然の中で何日も過ごしたい。
何のために生きるのか?今日生きるために生きる。それだけ。それだけだよな。シンプル。今日が全て。
豊かな人生というのは、物がある人生ではなく、希望や自由や選択肢がある人生。ミャンマーの金持ちではない。
Posted by ブクログ
どんな旅行スタイルのことも批判せず、逆に若者が旅行に行かなくなったことすら肯定してくれるのですっと話が入ってきます。
私も海外で異文化に触れることは自分の凝り固まっていた常識を根本から壊してくれるので好きなのですが、壊したい自分がいないくらい充実している時には新しい場所に旅行に行ったことがないので、次の異文化に触れる海外旅行はどのように感じるのか楽しみです。
ちきりんさんおすすめのスポットにもいつか行ってみたいと思います。
Posted by ブクログ
非日常的な世界を見て何を感じるか、また何を思うか。日頃からアンテナをはらないと同じモノを見ても感じることは様々だし、得られるものも様々。日頃から考える癖があればこそ、出てくる感想もある。自分も漠然と日々を過ごすことなく、日常から考える習慣づけをしていきたい。
Posted by ブクログ
人気社会派ブロガーちきりんが世界を歩いて考えたこと。
実際に世界に出て、自分で見て考えることで、世界を、日本を見る目が変わる。行かないとわからないことが、世界にはたくさんあるのだ。
日本にいる私たちの当たり前が、海を渡れば当たり前ではなくなる。安全で豊かだということを、実感をもって知る。
家にいたら、分からないことがいっぱいある。
ちきりんの旅行記を見ていたら、いろんな場所に行きたくなる。アクティブに色んな街に行きたいな。まず、行動!
東浩紀の『弱いつながり』も似た感じの本だけど、私はこっちの方が好き。飾らない感じで沢山の情報が書いてあって、面白い。
☆あらすじ☆
学校からも仕事からも得られなかった、「全く違う視点からモノを見る」という貴重な経験は、自分の足で世界を歩くことによって獲得できた!豊かさとはなにか、自由とはなにか、希望とはなにか―。崩壊前のソ連など世界50ヵ国を歩き続けて、自分のアタマで考えたこと。世界はいま、どこに向かおうとしているのかを問う!
Posted by ブクログ
まさに一気読み。その地を旅したことがなくても、情景を思い浮かべることができました。それでいてサラリとしたライトな文体です。著者の目と思考を通してではありますが、世界旅行をして帰ってきたような気分になれます。同じ場所を自分自身が訪れていたとなると、思いもひとしおです。
強く感じたのは、著者のように(それは到底無理だろうが)考えながら海外を旅しているのかということ。ともすれば、徹夜でパッキングをし、移動中は睡眠に充てる…なんて私のスタイルは、何ともったいないのだろうと( -_-)ショゲ …改めます。
やはり旅はいいですね。
Posted by ブクログ
物事を自分の身の回りや日本だけで捉えるのではなく、世界に広げてみることで、みえる世界が違うという気づきの本。
実際に自分の目で見て感じてどう考えるのかを大切にしろよという意志を一貫して感じます。
あと世界を歩いてみるには最低でも英語を話せないとお話しにならないというのもよくわかりました。
Posted by ブクログ
時代の変わり目にその国を旅行してみたい!という発想がカッコいいなぁ。
日本は恵まれているというのを、再確認しました。
ウイグルのミイラ、私も見てみたい!
Posted by ブクログ
世界はテレビのニュースだけでは分からないことが多い。昔のベトナムのように1000万人逃げ出すニュースが流れていても、実は豊かな国もある。
だれも働かない「共産主義のなれの果て」や、アフリカのサバンナで感じた「今日、生きるために、生きています」。
そういうことが旅行することで現地で感じられる。
Posted by ブクログ
30年で50カ国を巡った社会派ブロガーちきりんこと伊賀泰代氏の旅行レポート兼考察。
テーマ毎に国や施設場所の背景や多角的な分析しながら、自身の経験談を交え、面白おかしく紹介している。
旅の経験から考察している「日本との比較」は非常に興味深く、ちきりん氏らしい、そういう視点もあるのかと参考になった。
個人的に印象に残っているのは、イタリアのプンタデラドガーナと各国の旅行に対する概念。
豪奢な歴史的な建造物が多いイタリアで温故知新とも呼べる古い建造物✖︎現代アートの妙と、その周りをベネチアの運河に囲まれた立地から見ることの出来る情景は是非とも体験したいと感じた。
旅行者比率を比較した図より、経済的に充足しているが、自国には無い魅力を求め旅に出るそれらの国民と、現代の日本の旅離れの共通性を見出す分析力や表現力は感心した。
旅に興味が無くとも、ちきりん氏の体験を通して各国の魅力や世界情勢とその変化に触れる事の出来る一冊だった。