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Posted by ブクログ
1. 運のいい人は世界の中心に自分を据える
「運のいい人は、みな、自分を大切にしている」
自分を大切にする = 自分に心を配ること
・身だしなみに気をつける
・健康に配慮した食事を心がける
・身の回りを整理整頓する
自分のことが嫌いな人は自分を大切にできない。
まずは自分を好きになることが大事。
◉運がいい人とは?
自分なりの「しあわせのものさし」を持っている→しあわせの状態を積極的につくりだす努力をしている→自己一致の状態(自分を好きな状態)になる→常に快の状態でいるので安心感を与える→人に好かれる
その人の運の善し悪しは周囲の人といかに良好な人間関係を築けるかということに大きく左右される。
「自分で自分を好きになれるように自分に心を配る」 by.ナディール・ロスチャイルド
◉新奇探索性
いつもの日常には飽きたらないで新しいことを知りたいと思う、新しいことを知る喜びを感じる性質。遺伝的に決まっている。
新奇探索性が弱い人は一度正いと信じた社会のルールや常識を守り続ける傾向あり。自分より社会のルールや常識を優先しがち。
◆運のいい人は自分の好みを大事にする
自分の「好み」を大事にする=自分を大切にすることにつながる
2. 運のいい人は「自分は運がいい」と決め込む
◉運を良くするコツ
「自分は運がいい人間だ」と決め込む
何の根拠もなくてよい
◆運のいい人はプラスの自己イメージをもつ
何かに取り組むとき何かに挑戦するときには、マイナスの自己イメージはできるだけ排除する努力をして、できるだけプラスの自己イメージをもつようにする。+「自分は運がいい」という思い込みとセットにすると良いサイクルが回る。
◆運のいい人は「運がいい!ツイている!」と声に出していう
人間が何かを記憶するときには大脳深部の海馬が働く→視覚・聴覚・嗅覚などの感覚器官から海馬へ情報が伝わる→より多くの感覚器官をつかった方が記憶に残りやすい
人間の脳に新しい回路ができるようになるには少なくとも3週間はかかるので継続が必要
◆運のいい人は積極的に運のいい人とかかわる
◉ミラーニューロン
他人の運動を見たときも活発化する脳内神経細胞。鏡に映る自分の動きのように感じて活性化。他人の行動意図や目的を理解して反応する。
運のいい人とできるだけ一緒にいるようにして、その行動をよく観察すると自分のミラーニューロンが活性化→自分も同じような行動パターンをとるようになる→「自分は運がいい」と思えてくる
◆運のいい人は早寝早起きをする
◉セロトニン
しあわせを感じるホルモン。運を良くするには必須の物質。
・規則正しい生活
・適度な運動
・トリプトファン(必須アミノ酸)を含んだ食事
◆運のいい人は良い妄想をする
考えるだけでよい気分になる→ドーパミンが分泌
元手はかからない!いつでもどこでも!効果絶大!
◆運のいい人は自分のストレスレベルを上げる
◉ヤーキーズ・ドットソンの法則
心理学者のヤーキーズとドットソンが行なった実験。学習の成果がピークになるのは適度にストレスがあるとき。ストレスが高すぎても低すぎてもせの成果は下がる。人は平穏無事・安心安全な状態にいるときよりも適度なストレスがかかっている時の方が力を発揮できる。
3. 運のいい人は他人と「共に生きること」をめざす
◆運のいい人は利他行動をとる
内側前頭前野 … 自分の行動を評価する部位
「よくやった!すばらしい!」と自分の行動を評価すると、たとえ他人から褒められなくても大きな快感を得られる。
「他人に配慮できる人は運がよい」by.藤井聡(京都大学教授)
◆運のいい人は不安と上手につきあう
不安を感じてしまったら…
①セロトニンの分泌量が増えるような生活習慣にする
早寝早起、適度な運動、お風呂でリラックス
②不安は生理現象と割りきる
お腹がすくのと同じと考える
③不安の捉え方を変えてみる
不安は人が生きていくうえで必要な機能
不安があるからこそ備え工夫し努力できる
④不安を箱にしまってしまう
不安を感じている自分を客観視する
不安をひとつのモノとして自分から切り離す
◆運のいい人は誰かを助けた時こそ「ありがとう」を言う
互報性の原理 … もともと人間にはお互いに報酬を与え合うという性質が備わっている。人は誰かから報酬を与えられるとお返しをしたくなる。
4. 運のいい人は目標や夢を「自分なりのしあわせのものさし」で決める
◆運のいい人は具体的な目的をもつ
セレンディピティー … 思わぬものを偶然に発見する能力、幸運を招き寄せる力。偶然の幸運をキャッチする能力。
セレンディピティーを発揮した人の共通点
「もし幸運の神様がいるとしたら、その神様が放った幸運の矢をとらえる準備ができている」
→ 明確な目的をもち常に忘れない。自分はこれをやりたい、達成したいという思いを強くもつ。
◆運のいい人はマイナスの出来事も引き受けてみる
けっして自暴自棄にならないこと。やけっぱちにならない。ふてくされたり何もかも投げ出したりはしない。マイナスの状況をいったん引き受け、そして「では、どうするか」と切り替える。
5. 運のいい人は祈る
◆運のいい人はポジティブな祈りをする
自分のことだけではなく、自分以外のだれかの幸福も願うポジティブな祈りが心と体にプラスに働く。
前頭前野内側部が祈りの内容の善し悪しをジャッジ
良い祈りと判断した場合
脳内快感物質(ベータエンドルフィン・ドーパミン・オキシトシン)が脳内に分泌される → 脳の活性化、免疫力を高め病気を予防、記憶力・集中力を高める作用
悪い祈りと判断した場合
ストレス物質(コルチゾール)が分泌される → 脳の海馬が萎縮してしまう=記憶力の低下
どうしたら「運のいい脳」にするとこができる?
◉祈りを習慣化させる
朝と晩の一日2回のお祈りを3週間以上つづける
(人間の細胞が入れ替わるには約3週間かかる)
【朝】前向きな気持ちになりやすいので未来に目を向けた「将来なりたい自分・成し遂げたい目標」などについて集中して祈る
【夜】その日一日を振り返り反省する。「将来なりたい自分・成し遂げたい目標」のために今日は何が出来たかと考え反省し明日できることを考える。
!注意!
惰性で祈っても脳に良い影響は与えられない
運についてのとらえ方が変わった
生き方、心構えを説いた本。
運の良い人は基本的に考え方がプラス思考なのだとわかりました。
文章も読みやすかったです。
Posted by ブクログ
この本を読む前から、「私は運がいい人間だ」と思って生きていたけれど間違いではなかった。
自然と行っていた習慣は特にこれからも意識しながら続けて、これからも運がいい人間として生きていく。
Posted by ブクログ
仕事上の調べ物として読む。
スピリチュアル本や自己啓発本に書かれていて、なんとなくそうなのかな~? そうなのかな? と思っていたことが、科学的に証明できることが書かれていてとても興味深かった。
Posted by ブクログ
運をよくするには、脳から変わること。
そういえば「夢って具体化すると叶う」とあちこちでよく聞きますが、ここでも「具体的な目的を持つこと」「ゲームを降りないこと」「いつも頭のどこかで夢を意識しておくこと」とありました。
ということは、中山庸子さんの「夢ノート」も、中野さんのおっしゃることに照らせば、すごく理にかなっているということですね。夢ノート、続けよう♪
あと、脳の報酬系を利用するという話、なるほど!と思いました。一つのことを学習するには、脳が飽きないように、脳が喜ぶ新しい刺激を与えるために、角度を変えて学んだり、こまめに達成感を感じられるような工夫をするといいということですね。
ということは、漢字や英単語の小テストってこまめに必要なんですね。ただし、常に80点以上取れるのであれば、ですが・・・笑
Posted by ブクログ
運のいい人は、自分は運がいいと思い込む。運がいいと思っている人も、悪いと思っている人も、遭遇している事象は似ていることが多いのだが、その捉え方、考え方が違うので、対処の方法も違う。
たとえば運が悪いと思っている人は、うまくいかなかった時にそのせいにしてしまうが、運がいいと思っている人には努力や改善の余地が生まれる、ということ
そう考えると、運がいいと思うことに根拠はいらず、思うこと自体に意味がある
Posted by ブクログ
運は自分でコントロールできると普段から考えているが
それを脳科学の立場から解説してあり、理論の裏付けとして個人的には役に立った
脳がよい祈りだと判断すると βエンドルフィンやドーパミン・オキシトシンなどの脳内快感物質が分泌されるという考え方は 無理もありそうだが面白い
Posted by ブクログ
運というものは、天や神が一方的に各自に与えるもの、その人が元々持っているもの、と考えがちだが、その人の考え方やと行動パターンによって変わるものであることを、脳科学者の視点で説明した一冊。
①他人や一般的な考え方ではなく、自分なりの目標と目的をもって、大事と思うことを継続すること、②運がいいと思い込む、プラスの自己イメージによる、パフォーマンスへの好影響、③他人を誉める、育てる、欠点に寛容になる、他人の幸せを祈ることなどによる、良好な人間関係・人的ネットワークが成功に結びつく、といった点は興味深い。
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運がいい人は、マイナスの出来事が続いても簡単にゲームから降りない。負けが続いているときには最小限の損失になるよう努力し、次のチャンスに備える。
Posted by ブクログ
●目に見えない運、不運があり、気づけない場合多い→運が良いとは、キャッチできる人、不運を避けられる人、不運を幸運に変えられる人
●「割れ窓理論」を逆手に→自分を大切にしている人に対しては、相手も大切にしようとの心が生まれる
●おもしろさ優先で→正しさ優先よりも、やる気の源・ドーパミンが出る。
●一定のストレスがあるとき、シナプスがつくられ、脳が活性化する
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運のいい人の行動をまとめた本。
この本を参考に、自分の行動を変え、自分の脳を運のいい人脳に変えていくことができれば、本当に運のいい人になれそうな気がする。
自分を大切にし、自分は運がいいと思い込み、そして毎日達成したい目標を祈る。
そうすることで私達も運のいい人の仲間入りをすることができる。
Posted by ブクログ
最近、何かとお見かけする脳科学者 中野信子先生が「運の良い人」について、脳科学的に説明されています。
ミラーニューロン、セロトニン、ドーパミンなどの専門的な言葉もたくさん出てくるのですが
事例が身近で、読みやすく、自分事に落とし込みやすい本だと思います。
運の良い人に関する本はたくさんあるのですが、やっぱり「自分は運が良い」と信じて
毎日を過ごすということが大切なんだと思います。
では、「自分が運が良い」というのは、どうやって信じられるのか。
この辺りのポイントも書かれています。
私が共感したのは、このくだり。
「脳は戦ってだれかを蹴落とすことより、共生をめざすことの方が高いパフォーマンスを発揮できるのです。」
そのためにも共に上昇していく仲間が大切ですね。
Posted by ブクログ
自己啓発本、スピリチュアル本とかで書かれていることを科学的に分かりやすく説明している。
あれやこれをやると脳からなんか出て、興奮したり、幸せを感じたりするんだって。
Posted by ブクログ
この本は、生き方指南書が指し示すものについて科学的な見地でその理由を述べようとしたものである。セロトニン、オキシトシンなどの記載もある。存念ながらそれはやはり難しいのだと思う。
最近感じていること、この本が述べていることは大方あっている。むしろかなりしっくりきている。しかし本書はそれを科学的に証明している訳ではない。
とはいえ、少ない私の人生経験と整合しているし、今やっていることばかりである。
進化において生き残るとは、相撲で言うところの徳俵に足がかかった時にどう踏ん張るか、最後まで諦めない根性、そもそも最初の立会いで相手を圧倒するための練習と作戦、そのリスクをとる度量、みなで協力しながら食事、練習、休息のための部屋を守ること。エコシステムでのダイナミズムでのちょっとした行動変化が生き残りを決めているということか。
そうなれば少しでもその確率を上げるために行動を変えることは理にかなっている。問題なのはマイナス要素に感じる事象が発生した場合である。
一見マイナス要素だとおぼしきものを発見する力はとても大事だ。死の危険の場合は特にクリティカルだ。うつ病などの原因にもなることから無いのに越したことは無いと思うが、適度なストレスにいるからこそ発揮される力なのだと思う。
なにごとも過剰は適用を阻害する。アレルギーもそうだときく。われわれに必要なのは、いい(良い)加減に生きることである。
Posted by ブクログ
よくある「運のいい人」についての話です。内容としては
従来の他の方が書かれているような「運のいい人」や「運が良くなるためには」のようなものと大差はないと思います。
非常に読みやすく、内容もすらっと頭に入ってきます。
単純にハウツーとして読むならお勧めできます。
スピ系に走りそうな内容をちょっと脳科学というアレンジで読ませるところが著者の作戦(?)のポイントでしょうね。
立派な科学者なのです。でも宗教の人だという話も聞いたことがあり。
それっぽい著書もありますがそちらは手にとっておらず。
気になるところですが…手にとるかどうかはこれで「運が良くなるかどうか」でしょうかね(笑)
Posted by ブクログ
運の良い人は 自分を大切に 扱い
いま の自分を 最大限に 活かす!
プラスのイメージに 特別な 根拠は いりません
根拠の ない 自信 さえ あれば よいのです
人の運の よしあしは 科学的に みれば
もともと その人が もっている と
いうよりも、その人の 行動パターンに
よって決まると 考えるべきでしょう。
最適より好適
最適な戦略をとると、一時期は勝てるものの、長期的なスパンでみると 滅びてしまう可能性が高い。
よって ベストより ベターな 道を 選ぶべき。
配慮範囲 の広い利他的な志向を もつ
人は よい人間関係を持続的に 築けるため、自分の周囲に磐石なネットワークを
つくることができ、それが 運の 良さ
に つながる!
人の欠点を 批判するのは簡単ですが、
欠点に 寛容 に なるのには 少し
エネルギーが 必要かも 知れません。
しかし 他者と 共生していくには
重要な ことなのです。
運のいい人は マイナスの状況を
いったん 引き受け では どうするか?
と 切り替えて いる
この マイナスの 状況を どう生かすかと考える。 それが できる人が 運のいい人!
Posted by ブクログ
ある行動を取ることで、脳がどう反応し、その後の行動にどうつながるかを科学的に説明した内容。
第1章:運のいい人は世界の中心に自分をすえる
第2章: 〃 「自分は運がいい」と決め込む
第3章: 〃 他人と「共に生きること」をめざす
第4章: 〃 目標や夢を「自分なりのしあわせものさし」で決める
第5章: 〃 祈る
自分を大事に、堅苦しくならずに、前向きに生きる。誰かのの為に動くことのパワー。目標設定、諦めない、ある程度のストレスの反骨エネルギー、などなど昔から提言されている生き方が、脳科学からも良いと口語調で書かれた啓発本。
Posted by ブクログ
岸見一郎による「愛」がテーマの哲学をまとめた本。アドラー、フロム、三木清、ウジェーヌ・ミンコフスキーなど著名な哲学者が残した思想を引用しながら、「なぜあなたの恋愛が幸福をもたらさないのか」を解説する。
内容は哲学ではあるものの、そのエッセンスが上手く纏められているために読みやすい。文章も平易で、このあたりは流石「読ませる哲学書」に定評のある岸見さんらしい。
ただしメッセージが自明なものばかりで、「それはわかっているけど、それが難しいんだよ」というものが多いと感じた。個人的には『嫌われる勇気』を読んでもたらされたパラダイム・シフトを超えてこないという感想。
それでも示唆的で面白い考えも多々あった。
特に、「愛すること」は感情や対象の問題ではなく「スキル」だとする思想は興味深い。恋愛を気持ちではなくテクニックとすることで楽になることも増えると思う。
Posted by ブクログ
この世には適者生存、運者生存という2つの考え方がある。
現代に適合できた者が生き残る、運が良い者が生き残る。
運が良い者が生き残るなら、そこに法則などはないのか。
・運がいい人は「運がいいと思い込む」
思い通りにならなかったとき、「運がいい自分でもうまくいかないんだから、どこかに問題があるはずだ」と努力の余地が生まれる。
運が悪いと思い込んでいる人には努力の余地が生まれない。
・運がいい人は利他的に考え、他人の成功も祈る
他人の成功も認めと上げることで、脳によい影響が与えられる。
Posted by ブクログ
とてもわかりやすく読みやすかった。
運は自分の心がけによってついてくるものだから、まずは自分は運がいいと信じよう。
声に出して「運がいい」って言ってみよう。
自分や自分の好きなことを大切にする。
自分を大切に思っていない人を周りが大切にしてくれるわけがない。
何かを選択するときは少しリスクのある方を選ぼう。
何故か人はリスクに対して脳の報酬系が喜ぶ傾向にあり、良い結果を得られる確率が高まる。
でもこの世に生を受けただけでも何億分の一という幸運を手にしたのだと思うとちょっと根拠の無い自信が湧いてくる。
Posted by ブクログ
昨年(2014)お亡くなりになりましたが、良く読んでいた、船井幸雄氏の本に、「運のイイ人=ツキのある人」になるようにしようと書かれていたと記憶しています。
運のいい人、悪い人というのは、気持ちの持ちようで自分で変えることができるようです。この本ではそれが科学でつきとめられた、としています。
運のいい人には、共通した、行動パターン・考え方・物事の捉え方、があるようです。また、自分を変えるよりも、視点を変えて自分を生かす努力をする、自分を大切にするから他の人にも良い影響を与えられる、という考え方は特徴的です。
この本に書かれている本を参考にして、「運のいい人」になっていきたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・運がいい人というのは、単に運に恵まれている、というわけではなく、運をつかみ、同時に不運を防ぐような行動、物事の捉え方、考え方をしている(p12)
・視点を変えて、今の自分を最大限に生かすことを、考えてみる。今の自分を変えようとするのではなく、いまの自分を生かす(p25)
・自分を粗末にせず、自分を大切に扱う、他人を敬うのと同じように、自分自身を敬う。特に、一人でいるときや食事をするとき(p28)
・他の人から大切に扱われるようにするには、周囲と良好な人間関係を築くには、まずは自分で自分を大切にする必要がある。(p31)
・運がいい人は、自分なりの「しあわせのものさし」を持っている、その状態を積極的につくりだす努力をしている(p36)
・選択に悩んだときは、どちらが正解かと考えがちであるが、それをやめて「おもしろさ」を判断にすべき(p51)
・主観的に幸福を感じている人は、心の調子によって変わってくる免疫系の物質のバランスがよくなる(p52)
・運がイイと思っている人に、明確な根拠がある場合は少ない、つまり、これから「運がイイ」と決めようとしている人に特別な根拠はいらない(p61、65)
・人間の中に新しい回路ができるのに、少なくとも3週間かかるので、3週間は続けるべき(p70)
・運のいい人とできるだけ一緒にいて、その行動をよく観察する。行動を真似すると、考え方やモノの見方も似てくる(p74)
・良質な睡眠をつくり、体内活性酵素を分解、抗ウィルス作用をたかめ老化を防止する、メラトニンは、朝の自然光を網膜が感じて分泌されるセロトニンがでて15時間後に分泌を開始する(p77)
・脳の細胞は、平穏無事なときよりも一定のストレスがかかったときのほうが活発に活動する(p89)
・ネアンデルタール人は、社会性(弱い女の人や子供も守る)をもっていなかったために、進化のゲームで負けてしまった(p101)
・品のある行動が、よい結果を生む場合が少なくない。それを証明したのが「しっぺ返し戦略」である(p107)
・粗野なふるまいよりも、品のある行動のほうが人の心を動かす(p111)
・他人を素直に正しくほめられる人は、他人から好かれるようになる(p120)
・他人をほめる時に気を付けるべきは、1)正しくほめる、2)表面的な軽い褒め方はしない、3)欠点には寛容になってほめる(p125)
・夢の実現に向けてまい進する、とにかくゲームをおりずに粘り続けることが、最後に勝つコツ(p151)
・脳を飽きないようにさせるには、脳内の報酬系をうまく活用する、つまり、脳に常に新しい刺激を与え続ける(p152)
・語学は伝達の手段にすぎない、その手段を使って何をしたいか、どんな状態になっていたいかを具体的に考えるのが重要(p155)
・語学は、発音から、そして文法を学ぶ(p154)
・もっとこんな工夫ができないか、こんな方法もあるのではないか、と新しいことを考えてみる。脳が喜びそうな新しい刺激を与えることを、楽しみながらやるのが、脳をあきさせずに、目標や夢に飽きさせない方法(p156)
・マイナスの結果にあらがうのではなく、その状況をまず受け入れて、その状況をどう生かすかを考える(p161)
・常に頭のどこかで自分の夢や目標について考えている、つまり夢や目標がかなった状態をいつも思い描いている(p162)
・夢や目標はを現実的なものに落とし込むことも大切(p163)
・習慣化した「祈り」によって、脳を変化させていく、朝(未来に目を向けた将来の自分、目標を祈る)と晩(目標に向かって、今日何をしたか)の1日2回、お祈りをする(p185、186)
2015年6月14日作成
Posted by ブクログ
運がいい人とは、生き残れる人。適者生存ではなく運者生存。運不運は誰にも平等に起きているが、運をつかみやすい行動や思考パターンがある。自分を大切にし、より良く生きている。
幸運とか幸福とかについては翻訳本が多いけれど、最初から日本語で書かれている分かりやすさ。しあわせのものさし、いい加減、よい妄想、目一杯の愛情、よい祈り。
Posted by ブクログ
マウスやサルでの実験結果やドーパミンなどの物質が出るなどの科学的な検証で「運のいいひとは・・・」と書かれていましたが
心理学の本に書かれている、運のいい人と殆ど変わらなかった
なので、今までやってきた方法で運はあがっていくと
実感できて安心しました。アドラー心理学にも通じる感もありました。
Posted by ブクログ
品のある行動をこれを読んでから心がけるようになりました。
例えば穴の空いた靴下を履いたりしないこと。
これって結構やりがちなんですよね。
自分の行動を見直して少しでも運が良くなってくれることを信じています。
Posted by ブクログ
運のいい人とは、科学的な観点から考えると生き残ることがひとつのキーワード。
運者生存 cf適者生存
運のいい人
自分なりの「幸せののものさし」をもつ
→常にその快の状態を作り出す努力をしている人
→自己一致の状態になる(自分を好きな状態)
→人に好かれる
これは大事そうだな。
Posted by ブクログ
特に新しい発見はなかったが、分かりやすいし読みやすかった。流れ星に願うことで夢が叶うのは、そのくらい瞬時に夢を思い出せるよう常に頭の片隅に置いとくことと言うのは「へー」って思ったかな
Posted by ブクログ
・自分が心地よい状況を生かす。世間の標準に合わせない。
・自分なりの幸せの物差しを持つ
↓
その状態を積極的に作り出す努力をする
↓
自己一致の状態になる
↓
人に好かれる
・「自分大好きよ」3週間語り掛ける
・これをやりたい(夢)を強く持っている
・祈る
Posted by ブクログ
運が良くなるには 自分が幸せと思う物事を明確にイメージ、自 分(心身ともに)を大切に、利他の心を持っ てや生きる
毎日2回(朝晩など)決まった時間になりたい自分をイメージし、祈る
やろうと何度も思ってやってないので今日からやろう、やる。
Posted by ブクログ
人生プラマイゼロというけれど、実際に統計を取ってみると若干違うそうです。
人間の一生ぐらいの短期間だと、+200~300もしくは-200~300に集中するそうです。
目次をざっと見ると多分8割ぐらいのことは、皆さんご存知のことなのかもしれません。
しかし、この当たり前のことが実行できてないから、なかなかうまくいかないんですよね。
やはり、運をよくするのもそれ相応の努力が必要だということです。
心に残った一節(ちょっと長いですが)。
冷静に考えてみると、自分が苦手な人、嫌いな人というのは、反面教師になる場合も少なくありません。
自分の中に、苦手な人、嫌いな人と同じ要素を見つける場合もあります。しかしそれは自分を正すチャンスとなる。まさに「先生」となるのです。
こう考えると、苦手な人、嫌いな人に対する見方や考え方が少し変わってはきませんか。
もちろん、いきなり、無理やり嫌いな人のしあわせを祈る必要はありません。無理に祈っても、脳は「それは嘘でしょう?」と見抜きます。
しかし、少しずつ苦手な人、嫌いな人への見方を変える努力をしてみる。そうすることで、脳の中も良い方向へ変わっていくはずです。