【感想・ネタバレ】牛丼一杯の儲けは9円 「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学のレビュー

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一流バイヤーが体験した仁義なき売り手と買い手の綱引き。

互いにグレーゾーンでの攻防はみどころ満載。「値切る」とは、これだけシビアなものなのだ。

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2011年09月17日

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貸借対照表から判断して,牛丼一杯の利益をはじき出すのは安易すぎるという意見もあるかもしれないが,経済学等の知識が全くない人間にとってみては案外なるほど!そうなのか...。と思う部分がある。
初心者向け,あるいは興味をもってもらうにはちょうど良い言葉遣いであり,とっかかりを作る為には良い本だとお勧めします。

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2012年10月26日

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『利益』と『仕入れ』の話で、すごくおもしろいです

自分Point

?『仕入れ』を抑えることで、『売り上げ』が変わらなくても、『利益』がアップする

当たり前の話ですけど、『売り上げ』ばかりに目が行き、『仕入れ』が重要視されないことがあります。『仕入れ』のことを考えてみましょう

?優良企業が考える仕入れ

相手のことを知り、商品のことを知り、さらに安く、公平に買う

アウトプット宣言

『仕入れ先と商品についての知識を得る』

医薬品ならば、東和薬品の薬を卸を通して買う。

(卸によっては薬価が納入価になってしまい、薬価差益での儲けはゼロ)

これは、東和薬品の薬が直取引が基本という知識がなければ、失敗してしまう例です。

どんな商品にもこのような例が存在すると思います。

知ってるだけで得することっていっぱいあると思います

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

仕入れに関する知識が不足していると感じ、概要を掴むために読んでみた。
正攻法からちょっと危ない方法まで紹介されてますが、利益率を高めるためには売上だけでなく仕入の方にきちんと目を向ける必要があることを再認識。今やっている仕事も、目先の売上の裏にどれだけの原価、経費がかかっているかきちんと計算したほうが良いですね。

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2018年04月24日

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タイトルからして会計関係の本かと思ったら、実は仕入れに関する書籍であった。
当初の思惑とは違ったが、内容的には非常に興味の惹かれるものであった。
仕入れを有効に行い利益を最大化するために、著者は
1.できるだけ安く仕入れること
2.仕入れたものをうまく使うこと
という2つの大原則を挙げている。
ただこれは様々なケースでそれぞれの方法があり、下手をすると不正をして行なうケースもある。そういった事例を興味深く挙げている。
最後に著者のメッセージとして、仕入れの一つ一つの積み重ねが利益構造を変え、会社に貢献するということを強調していた。
私が所属している営業というのはこの仕入れとは直接対決する立場ではあるのだが、相手の考え方を知る上で有効な一冊であった。

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2012年06月11日

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えぐい。ここまで仕入れの戦いが生々しいものだとは知らなかった。利益を上げるには、より多く売るか、より消費を少なくするかの2つしかない。仕入れはもちろん後者であるが、前者と負けず劣らずであり、プロフェッショナルなスキルが要求される。しかし、例えそのスキルを会得していたとしても、人間的なしがらみによって上手く事が進まないケースが多い。仕入れとはもはや、戦場であることがこの本を読めばはっきりすると思う。

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2012年04月09日

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某牛丼チェーン店でアルバイトしていたということで手にした一冊です。
話題は牛丼に収まらずブランド品、車、家電等にまで及びます。
薄利の中、いかに仕入れ値を減らすかが重要という将来役にたちそうな知識を得ることができました。

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2012年01月06日

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企業が一時的を生むため、売上増大を目指すものと考えるのが普通だと思っていた。たが、売上が変わらない時に仕入価格を安くする事によって、利益が向上する事に着眼した面白い一冊だった。ちなみにスターバックスの椅子は客の回転率を上げるため堅いと書いている。確かに居心地がいいのに、直ぐに店を出てしまう理由が分かった。

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2010年12月07日

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売上原価や 経費に多少なり興味がある人にお勧めできる本

営業利益率をつかって 
商品一つあたりの利益を出す手法は盲点でした

営業利益率が3%だったとして
全体の仕入れ値を 3%抑えると 利益が倍になる

販売重視 営業重視の風潮のなか
仕入れの重要性が書かれていた

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2009年10月04日

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商品代金=(原価=仕入価格+人件費+流通コスト)+利益。経常利益2%。企業自身の利益は意外と低いことに注目。仕入価格+人件費+流通コストのキャッシュフローを作りプラスαの企業利益を念頭にビジネスモデルを構築する。

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2009年10月04日

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商品価格×利益率が利益
鉄板の厚さ1mm、±0.1mm、公差。0.95mm、±0.05mmで設定して仕入れを安くする

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2020年01月26日

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タイトルに惹かれて手に取った。

仕入れに注目した点はとても面白いと思うのだが、
数字がバンバン出てきても、
あまり信憑性の高い数字ではないので
少しあてにならない気はした。

だが、実際に数字を出すことで
分かりやすくはなっていたと思う。

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2012年02月10日

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仕入れの本。
題名が仕入れっぽく無いけど仕入れの本。
色々な体験知がつめこまれており、面白かったです。

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2011年11月07日

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著者は仕入れ・購買を長年経験されてきた方。


題にもなっている
「牛丼一杯は9円」や
「ブランドバッグ一個の利益は600円」など
販売価格から仕入れその他を引いたら
儲けはこんなに少ないという事例から
仕入れの重要性を説く。


儲けるのは大変だ。

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2011年05月27日

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仕入れに着眼点を置いた経営の本。
これは企業経営するひとだけでなく家計においても役立つ。

例えば、流通業者を通さずに直接買ったり。

原価と商品の値段を差し引いたものが利益だと思ったらそうではない。原価に人件費や光熱費などを足さなくてはならない。この視点は忘れがち。

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2011年03月17日

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牛丼屋は安さの限界を追求する。よって並盛り一杯350円の儲けは、およそ9円。だが、利益を伸ばす余地はまだある。材料費が10円下がれば、同じ値段でも儲けは倍になるのだ。かように、どんな業種も仕入れの工夫でさらに利幅を増やすことができる。いってみれば、仕入れほど、売り手と買い手が激しい価格交渉を繰り返し、互いの知恵を戦わせる分野もない。仕入れがわかれば、モノの値段と利益の本質が見える。

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2011年07月16日

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[ 内容 ]
牛丼屋は安さの限界を追求する。
よって並盛り一杯350円の儲けは、およそ9円。
だが、利益を伸ばす余地はまだある。
材料費が10円下がれば、同じ値段でも儲けは倍になるのだ。
かように、どんな業種も仕入れの工夫でさらに利幅を増やすことができる。
いってみれば、仕入れほど、売り手と買い手が激しい価格交渉を繰り返し、互いの知恵を戦わせる分野もない。
仕入れがわかれば、モノの値段と利益の本質が見える。

[ 目次 ]
第1章 一つの商品から生まれる意外な利益(牛丼一杯は9円 ブランドバッグ一個は600円 ほか)
第2章 利益を生む「工夫」と「不正」の微妙な境界(誤差を利用して利益を生む 仕入れ先を知りつくす ほか)
第3章 値段をめぐる仁義なき戦い(仕入れの失敗につながる要因 性悪説的な考え方の有効性 ほか)
第4章 利益と仕入れの無限の可能性(仕入れではまる盲点 常識はずれの仕入れ先 ほか)

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[ おすすめ度 ]

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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年07月03日

Posted by ブクログ

09/4 ★★★☆ 最近流行のタイトルで手をとらせる経済書。
牛丼の話は導入に過ぎないけれど、それ抜きにしても面白い。
経常利益について勉強になりました

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2009年10月07日

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