【感想・ネタバレ】本当のブランド理念について語ろう 「志の高さ」を成長に変えたトップ企業50のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2020年03月02日

成長しているブランドは高次のブランド理念に導かれている、それは社員と顧客と生活者にそのブランドが存在する意義を知らしめ、成長システムを作り出す。わかりやすい理論とともに事例が豊富でわかりやすかった。マーケティング、経営者は必読の書。

0

Posted by ブクログ 2013年06月23日

元P&G幹部が語るブランド論。ブランドは、人間にとって基本的な価値(喜び、結びつき、探究心、誇り、社会への好影響)を提供するものでなければならない。顧客を理解した作り手と顧客が、ブランドを通して対話・共感しあう。さらにブランドを支えるリーダーのあり方についても言及。

0

Posted by ブクログ 2013年04月22日

ブランドとは理念であり、人々に共感される理念が企業の成長を促す。

理念あるところに人財が集い、その社員のやる気がファンを生み出し、価値が生まれて行く。

なぜ理念が必要なのか、ジム・ステンゲルの自身の実体験が随所に散らばるエピソードを通して語られる。

ブランドが会社の大きな資産となった今、この価...続きを読む値をいかに作り、育てるか。

ブランド価値から組織論、リーダー論と読み進めながら自分の職場ならどうだろうと想像が広がる熱い一冊。こんな想いで働きたい。

0

Posted by ブクログ 2024年02月25日

Ideal 理念 
ステンゲル50
 ブランドへの絆  10年間の成長率と忠誠度=絆 
 潜在意識レベルの感情的本能的反応で決まる
1.ブランド理念は原動力
2.人間にとって大切な5つの基本的価値のいずれかに関わる理念がある
  ①喜び ②結びつき ③探究心 ④誇り ⑤社会への影響
3.ビジネスを動...続きを読むかすのは理念を表現手段として用いるリーダー
4.リーダー(=ビジネスアーティスト)は5つの枝の活動に卓越している
  ①ブランド理念を 発見 ②企業文化構築 ③発信共有 ④体験提供 ⑤仕事の評価 
 
ブランド理念の木
 差別化ポイント 類似化ポイント  

企業文化を築く10の手法
 ①人々の行動の背中を押せるブランド理念を掘り起こし実践する
 ②自分が何を大切にしているかを伝える
 ③目標のために組織を設計する
 ④チームを整備する、迅速に
 ⑤あらゆるイノベーションを後押しする
 ⑥高い基準を設定する
 ⑦常にスタッフをトレーニングする
 ⑧象徴的な活動で人々の興奮を生み出す
 ⑨勝者のように考え、勝者のように行動する
 ⑩どういう遺産を底したいかを意識して行動する

パンパース 1961年~ 赤ちゃんと世話をする人の生活のために
 技術者の発想=「機械がボス」「ここで発明されたものではない」
  給水、乾燥性の数値化のみの進化
 ハギーズ 十分な吸水性、フィット性、デザイン性、価格に優れトップに
  トレーニングパンツも発売しヒット
 理念=「子どもの健やかな成長のパートナー」に 
  母親に密着調査:母親たちの反応は世界で一致 
  マーケ部門と研開部門の連携 各地域チーム同士が協力 広告代理店ひとつに
  webにケアと発育情報提供  成長段階別の高級紙おむつがヒット
  評価基準を改める  給水乾燥性 →ぐっすり眠れる  

ザッポス 顧客体験「人々に幸せを届ける」
 売りつけない コールセンターと自社在庫による販売履歴
 
HP 「人間の進歩」を後押しする
 買収により3つの事業部門 画像プリンタ、コンピューティング、法人サービス
 別々の仕組みをひとつのHP企業文化に 製品サービス全てをHPブランドで統合

0

Posted by ブクログ 2021年09月27日

人の生活をより良くするための高次の理念がうまく共有されていれば、人々は結束できるし、組織としても方法論にとらわれず柔軟に対応できる。
組織における目的意識の重要性がよく理解できる。

0

Posted by ブクログ 2014年11月09日

ブランドを共有する相手を決めること、それがマーケティングのターゲットを決めること。

まずは文化を作る事が大事。全ては社員から。
なぜそのブランド理念を掲げたいのか、
それが社会にもたらすことは何か、問い続ける。

それと同じくらい重要なのは
その理念が自分たちに与える差別要素、及び
今の自分たちが...続きを読む競合をどれだけ無力化できているかを考える。

顧客理解→理念実現のためにできること整理

0

Posted by ブクログ 2013年03月10日

■ブランド理念

A.2000 年代の10 年間に目覚ましい成長を遂げた50 のブランドを調査したところ、次の4つの重要なことが明らかになった。

1.いずれのブランドも、それぞれの業種にふさわしい形で、「人々の生活をよりよいものにする」ことを目指すブランド理念を掲げている。

2.これらのブランド...続きを読むは、人間にとって大切な、次の5 つの基本的価値のいずれかに関わるブランド理念を持っている。
「喜びを感じさせる」「結びつくことを助ける」「探求心を刺激する」「誇りをかき立てる」「社会に影響を及ぼす」

3.各ブランドのリーダーは、理念を主たる表現手段とするアーティスト ―― ビジネス・アーティストという性格が強い。

4.ビジネス・アーティストたちは、次の5 種類の活動に卓越している。
・人間にとって大切な5 つの基本的価値のいずれかに関わ
るブランド理念を発見(再発見)する。
・ブランド理念を軸に、企業文化を構築する。
・ブランド理念を発信し、社員と顧客の両方と共有する。
・ブランド理念に沿って、理想に近い顧客体験を提供する。
・ブランド理念に照らして、ビジネスの進歩の度合いと社員の仕事ぶりを評価する。

0

Posted by ブクログ 2018年04月04日

久しぶりに「ブランディング」の本!
P&Gのグローバルマーケティング、ブランディングはやっぱり参考になるな!

0

Posted by ブクログ 2014年05月24日

ブランドの話というよりマネジメントの本。まぁP&Gではそれほどブランドという言葉の範囲が広いのだろう。
読んでいて面白いのはやっぱり著者のP&G時代。コンサルになってからの話はなんか薄っぺらいと感じた。守秘義務のせいか、それともあまり真面目にやっていなかったのか…

0

「ビジネス・経済」ランキング