【感想・ネタバレ】確率・統計であばくギャンブルのからくり 「絶対儲かる必勝法」のウソのレビュー

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Posted by ブクログ

谷岡さんの本は面白い。攻撃的。
確率の怖さと、それを理解することの大切さがよく判る。
ギャンブルのルールが判るのもおまけ。

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2016年02月09日

Posted by ブクログ

「3枚のコインがある。1枚は両面とも黒、1枚は両面とも白、残り1枚は一方が黒でもう一方が白のコインである。表と裏の区別はつかない。今、この3枚のコインを袋に入れ、1枚を取り出して机の上におくと、見えている色は黒であった。このコインの裏が同じく黒である確率は?」。私は50%だと思ったが、間違いだった。何だと!?初めの章のこの問題で一気に引き込まれた。その後も、「同じ賭け金を出し合い、3勝した方が全額受け取るとしたゲームで、2勝1敗で終わってしまった場合の賭け金の公平な分配の仕方」「パーティーの参加者のうち、誕生日が同じである人が50%以下になる確率の求め方」など問題の着眼点が実用的でありつつもユニークでよい。ただ、後半は単調な計算が多く、少し退屈だった。

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2015年02月24日

Posted by ブクログ

期待値・重回帰分析などの確率・統計の項目が、ギャンブルにピタリとはまるのがおもしろいですね。大数の法則をもとに「勝つなら一気がけ」とおっしゃっているあたり、筆者はやはりギャンブラーなのだなと。

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2014年02月09日

Posted by ブクログ

* いろいろなギャンブルを例に確率に関する基本的な事項を説明してある。ただし、統計に関しては少ししか書いてない。
* 割と丁寧に説明しているとは思うけど、この本とは別に確率関係の本を読んでから読むほうがよさそうな印象を持った。
** 具体例を中心としていて、抽象化しづらい印象。
* ギャンブルを中心に小話も多く読みやすかった。

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2013年08月25日

Posted by ブクログ

何より関心のある分野を読むことで「ブルーバックス=つまらない」が瓦解できたのが良かったです。競馬、ブラックジャック、パチンコ、totoといった身近なギャンブルのからくりを明らかにすることで読者に必勝法を伝授してやろう―というような「いかにも」な本ではもちろんありません(まあブルーバックスだし)。

日本の公営ギャンブルがいかに「ぼったくり」であるかを知らされたし、普通にやる限りギャンブルにおいて「必」勝法なんか存在しないことも改めて再認識させられました。ただそれ以上に驚いたのが必勝法はないけど、限りなく期待値を上げる方法がいくつも存在するということです。例えば競馬においては数学的には大穴狙いでいくのが実は目標達成への近道であり、またブラックジャックにおいては基本戦略テーブルとカウンティングを利用すれば期待値を 100~105まで上げることが可能であるということ、などなど(ただしこれは相応の訓練が必要みたいだし、とても実践はできないけど)。

こうした事例を浅く広く扱うことで、多変量解析とかそういった分野のさわりに軽く触れることができたのも嬉しかったです。最後はギャンブル、というよりも"ランダム"を理解することで、このランダムで構成された社会でも生き残れるよ、といった大ざっぱな終わり方でしたが妙な説得力がありました。物事を最も客観的に見るには"ランダム"の理解であり、つまるところその理解は人生において時宜を見逃さない訓練でもあるんだなーと。

星は3つか4つでかなり悩みましたが、類書があまり見当たらず、また視点が新鮮でとても楽しく読めたという点を考慮して4つにさせていただきました。
(2006年01月28日)

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2010年08月02日

Posted by ブクログ

タイトルからすると確率・統計の手法でギャンブルを研究するようですが、実際はギャンブルを題材に確率・統計の基本を学ぶ本です。
著者自身一流のギャンブラーということもあり、ギャンブルの造詣は深いですし、一般的な題材で学ぶよりよほどわかりやすいです。
確率・統計は苦手な人には徹底的にわかりにくいようですので、そんな人は読んでみるといいでしょう。
センター試験で確率・統計の分野を選択する人も流し読みすると理解が早まりそうです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

競馬をはじめたので読んだ。ギャンブル全般の確率を面白く解説している。口が悪くちょっとくどい文体。また面白いがわかりやすい解説ではない。有名なモンティ・ホール問題の解説はひどいくて、理解させようという気が全然ない。「確率は直感を裏切る」と伝えたくて出題したからだろうか。
控除率が最低でも2割ある競馬では勝てないとはっきり分かったのが収穫。

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2021年04月28日

Posted by ブクログ

確率論をギャンブルを題材に解説する内容。

胴元が必ず勝つのはわかっていたが、
それを数学的に解説。

ギャンブルに確実に負けるには
①回数をやたら増やす(「流し」・「ボックス」馬券を増やす
②常に同じ金額を賭ける
③なるべく本命狙いをする
は納得ですが、
穴狙いで点数を絞るといつ当たることやら。
ちなみに今日もワイド3点ボックスかすりもしませんでした。

ギャンブルの必勝法は少なくとも日本の公営ギャンブルしないことかもしれないな。

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2015年03月08日

Posted by ブクログ

これを読むとギャンブルをする気がなくなります(笑)。
そりゃ親が儲かる仕組みに決まってるんですけどね。
と言っても、依存症の人には効果は無いでしょうが。

勝ち抜ける為には、大数の法則から逃れることが必要。
キーワードは「ビギナーズラック」と、「ロングショット」です。

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2013年03月24日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
胴元が確実に儲かるように設計されたギャンブルに、直感で挑んでは勝ち目はない。
カタい目を押さえる流し買い、ワイド馬券や複勝転がし…、一見勝ちやすそうな手こそ負けへの近道とは、これいかに?
「必勝戦術」のあるゲーム、ないゲーム、スポーツ・ブッキングの仕組みなど、確率論で明かす、巧妙なからくりの数々。

[ 目次 ]
1 直感に頼るギャンブラーはなぜ負けるのか―あなたの「確率論センス」をテストする
2 儲けとテラ銭―「期待値・控除率」と「シミュレーション」
3 ルーレットに「流れ」はあるか―独立事象ゲームのシミュレーション
4 ブラックジャックの必勝戦術―従属事象のゲームについて
5 胴元はなぜ儲かるか?―大数の法則
6 スポーツ・ブッキングの要―多変量解析とその応用
7 現代社会は「ランダム」な世界―ギャンブルとビジネスの密接な関係

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年05月23日

Posted by ブクログ

投資の本ではありません。一般のギャンブルでどのように賭けるべきかが示されています。
多数回賭けを行った場合、大数の法則に従い手数料分だけ負けることが確実なため、大穴狙いで賭ける回数を少なくすることがギャンブルの場合には対策になります。
どのように賭けなければいけないかを知るための色々な例や話題が挙げてあり分かりやすい本だと思います。
ただ、一般的に投資にはトレンドや状況があるため、純粋なギャンブルとは賭ける状況が異なると思われます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

タイトルに魅かれてつい買ってしまった。だいぶたってから読んだが、感想は「まぁまぁ」といったところか。要はギャンブルごとの控除率と、控除率がプラスである限りそのギャンブルを繰り返せば資金はマイナスになる。それを避けるためには大数の法則から逃げる方法を考えること、という結論だった。
多変量解析についてのコラムは興味深かったが、あまり深い考察は本書では加えられていなかった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

競馬、パチンコ等々、ギャンブルを数学的に計算していく本というよりは、ギャンブルを題材にして統計を学ぶ本というのが正しいかも。その意味で題名とのギャップにとまどいを感じる。

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2009年10月04日

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