【感想・ネタバレ】就活革命のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

日本の大学は入るのが難しく、卒業は簡単。
アメリカ、中国、韓国の大学は卒業が難しい。

このしくみが、日本の大学生を勉強させなくなる。
大学による学生の評価があまく、あてにならないので、企業の採用活動が早期化している。

非常にわかりやすい理論で、読みやすかった。
もっと勉強せねば。

0
2011年11月16日

Posted by ブクログ

 とにかく、自分の力を高めよう。
自分の力を高める事が、自分の為にもなり、何よりも他人の為になる。そう考える事ができるようになりました。
 評価が変わらなければ教育は変わらない、という事がいわれています。この本では、大学の評価方法が変われば、社会が変わる。という事でしょうか。今後の大学の動きに注目です。

0
2010年09月28日

Posted by ブクログ

本の要点

・巷の自己分析本は必要なし。度を越した自己規定でドツボにはまるだけ。

・企業が求めるのは「能力のある学生」「できることの多い学生」・ハード(資本)より情報や時代に乗り遅れない「人」がますます重要。


・大学では「知的トレーニング」つまり、自分で考える「論理的思考力」を身につけるべし、それは論文・文章作成&ディスカッション中で養われる。


・大学で養うべきは「知識+応用力」「能力+努力」

・大学の成績を評価しないのは大学自体が低く見られているから。これからは厳しい大学、成績が重視されるだろうし、すべきだ。

・英語は必須。自分の可能性を広げる。

[結論]就活早期化を辞め、大学を学生が「知的トレーニング」し、される場にする。

0
2011年01月18日

Posted by ブクログ

企業,大学,学生の3者に注目。
これらがそれぞれ就活の早期化により不利益を被っているとし,それに対する解決案が提示されている。

だが,ある程度数字で説得するべき個所があるのにそこのデータがないのが辛い。
主張はある程度筋が通っているものの,「大学の勉強を企業に重視させる」仕組みを作ることのコストを軽視しすぎな感がある。
シラバスや教授の基準公開により~っていうけど,その単位一つ一つについて教授の基準が異なる状況を作るわけにはいかないし,それを統一して計算する規格を作るのがまず無理。なぜなら大学のレベルを加味するかしないか,何を以てして単位が楽と判断するのかなど,今まで曖昧に放置していた部分に秩序をもたらすのは長い時間の議論と全国レベルでのすり合わせが必要で,そんな労力を大学側が払うはずがないからだ。

0
2010年11月09日

Posted by ブクログ

現代の就職活動の状況について。「就活」がもたらす弊害とこれからの「就活」への提言。20年以上前に就職した者にとって、現代の就活がどのようなものなのか興味があって読んでみました。
現代の就職活動は、以前に比べて益々厳しくなっているようです。単に日本の不況の影響と簡単に片づけられないくらい就職が厳しくなっていて、就職「試験」に受かるために神経をすり減らし、疲弊してしまう若者が多いようです。ひとつには「自己分析」という日本だけの風習で、自己診断ばかり行ううちに、就職できないすべての原因を自分に求めるという傾向に陥ってしまうことがあります。自分の将来の可能性を自分自身で否定してしまうという悪循環になっているそうです。
また学校の「就職サポート」も問題で、企業が求める人材と学校のサポートが噛み合っていないという現状があり、また企業の方も学生の実力を測る明確な指標が無いため優秀な人材を見極められない現状があります。
そのような現状を踏まえ、著者は自分の経験を踏まえて、学生・学校・企業がともにWIN・WINとなるような対応を提言しています。
まあ入社してくる今の学生は、様々な知識・能力を持っていて総じて優秀だと思います。自分の能力に自信があれば、受からなかったのは企業の都合と割り切れば良いと重いますが、今の学生は自分の能力が足りないと考えてしまうのでしょう。
昔は「就職活動」というのは、就職したい人だけがやるものだった(しない人もいました)と思いますが、今は「就活」として一般化され、誰もがやらなくてはいけない関門になったことが、このような事態を生んだのかも。この本を読んでみると、今の時代に就活しなくて済んだことは救いだったかもしれません。

0
2010年08月28日

「ビジネス・経済」ランキング