【感想・ネタバレ】僕らの時代のライフデザインのレビュー

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Posted by ブクログ 2013年08月02日

NOMAD TOKYOなる企画で、多拠点から数か所決められた拠点に遷移していく過程が、遺伝的アルゴリズムのようでした。

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Posted by ブクログ 2017年02月21日

「ライフプランが役に立たない不確実な時代の人生設計」という言葉に共感する部分があり、約4年前に出た本、と認識しつつ(この人は今、を調べたりしながら)、今の自分の立ち位置や興味の方向性を明確にするために読んだ。

P24に「けれど、『今のまま頑張る』だけでは幸せになれそうにないという直感がありました...続きを読む」と書かれているが、まさに今、自分が立ち止まった理由に、「今のままでは幸せになれないぞ」という直感があった。考えて考えて、努力して、職を選んで、目指して通って、打ち込んで、結果を出して...でもその先に望む幸せはなかった。そもそも、望んでいた幸せが何か。仕事をギリギリまでやりきり、遅くなったけれど、ようやく仕事の先にあるものを考える頭になった。

ならば、逆を生きてみられないか。自分で決めてきた人生から、出逢うものに身を任せ、しなやかに、流れに委ねる人生へ。このシフトへの挑戦中。何かを起こすことに疲れたが、まだ頑張らねばいけないか。何が幸せか、その問いに向き合いながら、本書を読んでまた考えている。

気になったポイントメモ。
・しなやかに生きるための複数の立脚点。→共感。
・筆者の、バイオ分野の研究所の非常勤職員の職場で編集やクリエイティブに入っていった件に、そういうこともあるのかと。
・「なでしこvoice」読んでみよう。
・パラレルに同時並行させることが、将来へのリスクヘッジになるだけでなく、新しい未来への投資になる。→そう認める。しかし、企業の中では専門性重視で、何でもできる人や は評価されなかったりする。個人的には後者の方が生きる力があると思うけれど、居場所次第であることを体験済み。
・人生の時間軸を横に倒す→この考え方面白いなぁ。今から歳をとっても年金なんて当てにできない時代だし。横に倒すとは...第二の人生を前倒し。週三日半働き、三日半は引退生活。人生の順場ををなくす。今しかできないことにお金も時間も使う。そして、やりたいことと生活を同時に成り立たせる。
・「長期旅行のために会社を辞めざるを得ないなんて、日本だけかもしれないと思いますね。長期といっても2週間〜一ヶ月なら、欧米ならバケーション。...」これ、最近考える。仕事により週5、平日を縛られる、休み伸ばせても週末+αってどうなんだろうって。
・「計画された偶然性」これが欲しい。
・暮らしかた冒険家の伊藤菜衣子さんの話も出てきた。改めて、映画「別れかた暮らしかた」、良い作品だったなぁと思い出す。

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Posted by ブクログ 2015年03月26日

経済力がついたら結婚し、子育てが終わったら趣味にあて、退職したら旅行するのような、縦型の人生プランではなくて、ビジネスしながら海外に住み、登山をしながら本を書く、子育てしながら海外旅行など、時間軸を横に倒し、人生という地図のなかで今すぐ旅をすることができる生き方をデザインする「ライフデザイン」という...続きを読む生き方、考え方の進め。

結婚しているからだとかサラリーマンだからだとか、言い訳を並べずに、良い生き方だしこれから必要になることなので、どうすれば近づけるかを考えたい。
先ずは、仕事だけではない繋がり、プロジェクトを組むことを目標。

【学び】
必要なのは、場所の設計だけではなく、「どんな人がそここいるのか」という人的資源の方が重要だと考えています

成功したものができると、人はすぐに「どうやってそれを作ることが出来たのか」とノウハウばかりを聞きたがるものです。そして、質問を受けた人が経緯を話すと、それがあたかも最初からゴールが確約されていて始まったプロジェクトかのように錯覚され、みなかそれを踏襲しようとします。でも、実際のプロセスは全く違い、完成形がわかっていたのではなく、流れのなかで自分の感覚を信じ今に集中して少しずつ積み上げた結果なのです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年08月28日

組織に属して生きる自分と真逆で刺激的な部分、重なる部分あり。組織人か独立か、東京か田舎かetcの二者択一じゃなく、複数の顔を持つ自分の間を泳いで生きようという提案です。起業しても事業を大きくしようとしたり、ノマドになっても、所属コミュニティが固定しないよう注意、成功は思ったより小さい、変幻自在などと...続きを読む、実例から示してくれます。属することのみが安心、幸せではなく、一瞬一瞬が充実していることが幸せ、人生のずっと先に充実セカンドライフがあるのではなく、今すぐ、選択と意思で始められるよ、と実践者が語ってくれます。

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Posted by ブクログ 2013年08月07日

同調圧力や世間の目といったものから抜け出すのは確かに難しいかもしれないがそれ自身によってイヤな思いもする事の方が多いと思う。
所謂一般的ではない、まだなっていない生き方だとか働き方をする人たちはかなり自分の願いや希望に向かってそこから飛び出る。だからこそ、彼らに惹かれる人たちもそこで新しい人間関係や...続きを読む仕事に繋がっていく。全ての人がそうなれるわけではないかもしれない、でもこの本に書かれているような事は示唆としてとても魅力的だし、現実で起きていることだと思うとやっぱり面白い人たちはたくさんいるのだと感じる。

ダメな時には場所を変える、人間関係を動かすというのはおそらく最も正しい変化の仕方だ。あるいは前の環境を続けながら居場所を変える事も今のソーシャルな時代には適応している。

面白いことないなって、いろいろつまらないとか、息苦しいと感じてる人が読むと違う呼吸のヒントがたくさん詰まっている本だ。

しかし米田さんの行動力などを読んでいてすげえと思うのと同時に動く事の力強さを感じさせる。

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Posted by ブクログ 2013年06月11日

震災の前後に著者が実践した多拠点生活実験「ノマド・トーキョー」も興味深いが、その中で知り合って同様にいろいろな人生を模索している人達が面白い。
今までメディアで紹介された人ではなく、むしろ紹介されなかった人達が次々と出てくる。そこが良い。
その身軽さ、チャレンジ精神だけに着目するのではなく、そのライ...続きを読むフデザインをするに至った経緯や考えが十人十色なのが面白い。
「パラレルキャリアを実践する人達」「固定的なライフプランは無意味だ」「都心と郊外の往復スタイルで得るかけがえのないもの」というように見出しもいい感じで目を引く。
とかく日本的な、集団の中で動くことをよしとする社会ではこの本にあるような生き方は不安定の塊のようなものなのかもしれない。
しかし、日本以外、ヨーロッパでは当たり前の職業間や住居観、人生観である。
それを日本でも実践している人達がいるというのを紹介しているという点で、希望の芽に満ちた一冊。

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Posted by ブクログ 2013年04月28日

仕事だけでなく、住処も定まった場所を持たず生活した著者。「あいだ」を行ったり来たりしながら生きる。仕事とプライベートとどっちか一方でない、田舎か都会か一方でない。そういう所に共感を持ちました。

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Posted by ブクログ 2022年01月24日

2013年に発行された本だけど、そこまで古さを感じない。まだこんなに自由に働ける人が少ないからだろうな。背中を押してはくれるものの、紹介されているケースはかなり頭がいい人か、大企業or自営業で稼いでいる人という印象。東京で賃貸マンションと千葉に一軒家を購入して住んだり、軽井沢から東京まで新幹線通勤し...続きを読むてる人、子供と一緒にマレーシア移住した女性など・・・。

海外で活躍する日本人女性へのインタビュー、なでしこVoice,よく聞くな。セレンディピティ、「探していたもの」ではなく「探してもいなかったもの」が見つかった話。計画の完全性を追求するのではなく、途中で起こる偶発性を前提として動き出すこと。クランボルツの「プランド・ハプンスタンス・セオリー」。

60歳まで40年間働き、その後の20年を趣味に生きる老後とする縦の計画を横に倒す。つまり、1週間のうち3日半働き、3日半は引退生活をする。→たしかに、定年まで働き続けられる保証はないし、老後は体力も落ちて頭もにぶくなって、若い時ほどフットワークよく動けなかったりする。だから、いま海外にいったり、自分がやりたいことを学んだりしたい。それはすごくわかる。
ビジネスをしながら海外にも住む。子育てしながら旅行もする。ええなあ。具体的にどうやれるのかはわからないけど。

翻訳家で1年のうち数か月をニューヨークで過ごし、福岡で東京の仕事をするという例もいいな。長期旅行のために会社を辞めざるを得ないのは日本だけ。やはりインターネットのみで完結する仕事は重要。世界中どこにでも好きなところに行き、好きなことに打ち込める自由を手に入れるために。ただ、それを「稼げるレベル」までもっていくまでが大変そう。

ゲストハウスを成功させた若手起業家の話にも納得。人は「どうやって成功できたか」ノウハウばかりを聞きたがるが、最初からゴールがわかっていたわけではなく、流れに身を任せて今に集中して積み上げていった結果。だがそれを人に説明すると不安そうにされる。なぜなら人は明確な目標設定と完成図を求めるから。通常は誰もが理解できるコンセプトを言葉で用意し、誰もがまねできるマニュアルを作って量産や拡大に対応していく。しかし、それでは真にオリジナルなものは作れない。

★参考文献
「なりわいを作る」→既読。床のはりかえやってみたい。DIY系何もできない。
新卒後過酷な労働環境で1年余りで退職した著者。ライターで少ない原稿料をあてに細々と暮らすより、自分で作ったツアーを紹介する文章に自分の執筆能力を使うことにした。スキル自体を切り売りするのではなく、ナリワイのために使うという発想。でも、そのナリワイを作るのが、一般人には難しいんだな。
「ニートの歩き方」→これも既読。
ちなみにどちらの著者も京大卒。
「つながらない生活「ネット空間」との距離の取り方」

一人だったら、シェアハウスや家電のサブスクもありだなと改めて実感。実際一人暮らしの時そうしてたし。モノを所有しすぎるとしんどい。

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Posted by ブクログ 2021年08月14日

あいだで暮らす。
都会と田舎の良いとこどり。
今後独立するのに参考にしたい点も多い。

田舎には田舎で都会にない人間関係やルールがありますし、草刈りや地域の祭参加などもある、そういう事が出来るなら田舎暮らしどうぞ。

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Posted by ブクログ 2020年08月06日

著者のノマド・ワーカーとしての経験から、社会の枠にとらわれない生き方について書かれた本。

ノマドとは「時間と場所にとらわれずに働く人、もしくはそういった働き方」という意味を持つらしい。
今のコロナ禍においては社会はテレワークという働き方を推し進めている。このような状況が終わる頃には、ノマドという働...続きを読むき方も主流になっているだろう。
都市部の人口集中のピークは今なのではないかと思う。ノマドという働き方が広まることと同時に、地方の人口過疎化の問題も解決に向かうと考えている。

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Posted by ブクログ 2019年06月12日

ノマドトーキョーの体験はいろんな気づきがある。著者が言う、東京は巨大なコンビニみたいというのは、確かにわかる気がする。
自分のライフデザインを再考する足がかりになる一冊

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Posted by ブクログ 2018年11月12日

ノマドをノマドワーカーという狭い枠ではなく、もっと多角的に捉えようと
した本。ノマドトウキョーという取り組みをしていたなんて全く気づいて、いなかった。とても興味深い取り組みと思う。ぜひ、その時のことを本にまとめて欲しい。

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Posted by ブクログ 2015年07月04日

いろんな生き方を紹介している本。著者の実験的ライフスタイル、ノマド・トーキョーのほうが興味が湧いたのでそちらをもう少し詳しく記してもらいたかったかも。感想としてはいろんな生き方があるんだなぁ。しかし、それらを実現させるためにはやはり人並み以上に稼ぐ必要はやはりあるな、という感じ。著者も書いていたよう...続きを読むに、こういう事例を知っている人には真新しさを感じないということで、自分はそうだった。確かにこういうのを知らずにもがいている人は読んだ方がいい本。

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Posted by ブクログ 2014年02月03日

『ノマドトーキョー』という生活実験の記録。『ノマド』はもはや蔑称のような扱いを受けているけど、この本に登場する人たちの中には、そんなふわふわチャラチャラした感じ人は一人もいない。誰よりも真面目に自分の働き方・生き方と向き合っている人たちばかりだ。『ノマド』批判の根底には、自由に楽しげに人生を謳歌して...続きを読むいる人たちへの嫉妬の感情があるのだと思う。自分とは違う人種としてシャットアウトするよりも、素直に取り入れたいと思える考え方がたくさんあった。

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Posted by ブクログ 2014年01月12日

■二番煎じ,三番煎じの感があり,特に新しい知見はなかった。
■複数の自分を持つ「多アカウント」時代になるのではなく,
 むしろ,逆にアカウントは一つに統合されていくと思う。
 別個独立にアカウントを持ったとしても,すべて繋がってしまう。
■情勢が安定的でないから,流動的に生きようとするのは,
 自然...続きを読むな流れなのかもしれない。
 しかし,全員が流動的になってしまうと,結果,
 ますます社会は不安定になってしまう。
■すべては結果論。スキゾであろうとノマドであろうと,
 うまくいけば,その選択は正しかったと判断されるのだろうし,
 うまくいかなければ,その選択は間違いだったと判断される。
 そのとき,自分が正しいと思う選択を選び続けるほかない。
■いろいろな生き方があるのだと,自分の選択肢の幅を
 広げることができる。
 (選択肢の幅の広狭も結果論なのだろうけど。)

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Posted by ブクログ 2013年08月28日

こんな生き方もあるんだと分かる。将来への不安や、選択で迷っている人にはオススメ。でも、実践できる人はいないよなぁ。

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Posted by ブクログ 2013年05月10日

印象に残っている言葉
「何をやっているか分からない、と言われることが褒め言葉なんです」

この言葉の意図することが最初はわからなかった。
しかしこの本を読み終える頃には、私もそう言われたいとすら思うよになった。

自分の固くなっていた頭を少し柔らかくしてくれた一冊。

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Posted by ブクログ 2013年05月04日

新しい暮らし方と生活の満足との価値観を変えるために手にしてみた。漠然とした将来の不安から、解放されたいので、現在の生活レベルに感謝して、満足度を上げるための目的は達成できた。しかし、取り入れるのは難しく、突飛な印象を受ける事例が多いな。

副業→複業
競争→協創

人それぞれの生き方、多様性を知る上...続きを読むでいろんなやり方があることにビックリ。変わってるな〜と勝手に決めつけないで、こんな生き方もあるんだって受け入れるようになろう。情報を拒絶しないためのフォトリーディングだし。

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Posted by ブクログ 2013年07月14日

生活実験「ノマド・トーキョー」家もオフィスも持たず、トランク一つで東京を遊動、旅するように暮らすプロジェクトから見えてきたこと。

普通と違うことをする、できるということが、パワー。

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