【感想・ネタバレ】強い会社の教科書のレビュー

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Posted by ブクログ 2016年03月05日

『総務は、「気が利かない社員」にやらせています。「管理」というのは手抜きをするためのシステムなのに、気が利く社員は、気を回しすぎるため、かえって総務の仕事が増えてしまう。

気が利く社員は、営業の第一線で使うようにします。

「営業課長でなければ、経理課長になれない」というルールがあります。

管理...続きを読む部門(内勤部門)の社員は、営業職に比べると、仕事が細かい。細かい仕事に慣れている人間は、物事を複雑に考え、それにともない、仕事もどんどん複雑になる。やらなくてもいいことまでやりたがるようになって、結果的に仕事が遅くなります。』

面白いなぁ〜。
社員教育の参考になる。

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Posted by ブクログ 2013年05月23日

経営とはこういう事なんだな。
という事を非常にわかりやすく、
かつ、具体例をあげて説明。

動機は不純と言いながらも、
仕事に対しては恐ろしくストイック。

この人の本を全部読むかな

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Posted by ブクログ 2013年05月19日

指導した500社の内、倒産した会社は0社、その極意に迫る。

実経験から学んだ内容が書かれており、信憑がある。
著者自身が色んなことを試しながら、失敗しながら学んだことが書かれている。

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Posted by ブクログ 2013年01月08日

書いてある幾つかは、ありふれた内容でも、繰り返し、ぶれずに書かれているので、ひじょ~に!読み易い!! 著書中にある数字も適当とすれば、小気味良い位だ。

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Posted by ブクログ 2012年12月31日

社長の仕事は
「正しくなくてもいいから早く決定すること」
「やらないことをを決めること」

決定事項は紙に書いて、明確なルールとする。

伸びている会社の共通点は
「従業員の満足度が高い」=「お客様の満足度が高い」


従業員の満足度を高めるには
 評価の明確化とその勉強。
 管理職と社員のコミュニ...続きを読むケーション。
が重要。

など、中小企業の経営に実際に役立つ事項が盛り沢山。

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Posted by ブクログ 2012年11月06日

目まぐるしく変化する現在の日本・世界情勢の中で、大企業でさえその変化の例外ではない。そんな中、中小企業においてはいかに強い内部体質を築き、一丸となって外部に向けて取り組んでいけるかが大きな鍵となっている。
本書においては、それをわかりやすい言葉や図を用いて余すところなく述べられている。どんな時代であ...続きを読むっても増収増益を出し続ける会社は、まず社長ありきで、その上に会社としてのルールや構成員である社員が成り立っている。その部分がかっちりしてこそ、次の一手を打つことができ、お互いが納得のもと外部に向けて取り組んでいくことができるのだといえる。
私自身働くようになり、今の立場と日本の社会の変化を直に感じられるようになったことで、よりいっそうその中身の大切さを実感するにいたっている。そして、働く環境が中小企業だからこそ、この本は多くの中小企業の社長をはじめ、そこで働く多くの社員に手に取り読んでいただきたい。思いを共有し、会社として未来に向かう活力を生み出す、そんな一冊となっている。

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Posted by ブクログ 2024年02月24日

2024/02/24読破 
一言 組織の作り方と、社長の在り方について

感想 
「組織の作り方と継続方法」と「社長の在り方と金銭管理」について本書で学べます。p343ページ以降は、社長に対してのメッセージが多かったです。人材採用と評価については、永森重信さんと似たような教育方針を感じました。他の本...続きを読むも読んでみたいと思います。

下記は印象に残った点

p102
ニーズがないのならやめればいい。
ニーズを汲み上げられないなら、汲み上げる仕組みを作れば良い。

p124
部下を失敗させまくることが育つコツ。
失敗をフォローする仕組みを作れば良い

p168
人に仕事をつけるのではなく
仕事に人をつけるのが大切

p180
永森重信の人材採用に似ています。
採用面接
・私服で着てもらう
・勉強以外に打ち込んだこと
・親友の紹介
・3回同じ質問をする
・大切にしているものを5つ話す
3つ以上が自分の価値観と合っていなければマイナス

p283 経費の使い方
経費は粗利が増えること
お客様の数が増えること

p290
社員にとって、報告は嫌なことで面倒なこと
「嫌なこと、面倒なこと、やりたくないこと」
=仕組みで解決すること

p304
基本給は、年功序列(経験年数)
手当は 、役職
賞与は 、成果

スタッフが不満がある場合は、自ら改善案を作り、提案させる。
p327
スタッフを3等級にする
一般スタッフA〜C
幹部    A〜C
成果の高い一般スタッフ→A
成果の低い幹部→C
みたいなグループ分けで評価が可能
降格する仕組みと復帰する仕組みが大切

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Posted by ブクログ 2021年05月09日

非常に読みやすかった。
メリハリのある経営だなと実感した。
観察→仮設→検証が大切、学ぶ=真似る、体験させてテキストで教える、クレーム対応の目的はお客様の傷ついた心を癒すこと等、読んでいて「なるほど」、「確かにそうだな」とうなづく内容が多くあった。
これからの仕事に活かしていきたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年09月13日

日本経営品質賞を唯一2度受賞した株式会社武蔵野の社長小山氏が『強い会社』をテーマに綴った1冊。よくある経営指南書とは異なり、『聖人君子よりも不純でせっかちな社長が正解!』と言い切る小山さんならではの視点が面白い。
以下、参考になった点。

●トップの仕事とは、端的に言うと正しくなくてもいいから、早く...続きを読む決定すること。

●競合の時代から競争の時代に。人口ボーナスがなくなった現在は、他企業との争いに勝ち抜くズルさが必用。

●5年後に売上2倍!等、現状の延長では無しえない数字目標を掲げるからこそ、新しい発想が生まれる。

●経営理念は真似してしまえば良い。根っこの目指すべきものなんかは大きく変わらない。過去に一生懸命考えた企業に倣うのが正解。むしろその理念をどう社内に落とし込むかに腐心するべし。

●経営計画書は社員が持ち運べる手帳サイズにし、毎日一節を読み合わせする。

●社長が方針を決定し、社員がそれを実行する、その積み重ねの上に企業文化が育つ。方針が無いのは論外だが、その方針が実行されているかをよく見るべき

●社員は面倒なことはやりたがらないものだと理解しておくこと。その上で、面倒でもやらなければならない仕組みをどう構築するかが重要。

●トライ歓迎。但し、そのコストをどう回収するかはセットで求める。

●より社長とは、せっかちで動機が不純な人。わるい社長とは、皆の意見を聞くひと、早く決めない人。

●失敗はしないが行動もしない社員と、失敗はするが行動力のある社員では、後者が重要、人は頭でっかちな学びよりも体感して初めて成長する。

●社員は社長の言うことがわからないのが当たり前。見ている視座が違うから。むしろそのことがわかってない社長が多すぎる。わからないのが当たり前と思ったうえで、どうわかってもらうかに、もっと心血を注がないといけない。

●新任者が来るたびに、現行のマニュアルを見直し、改訂させる。新任者という新しく着た人間でも理解できるものでなければならない。

●仕事で求められるのは記憶装置的な頭の良さでは無く、判断力。

●新人を採用し続けるのは、2年目の社員が先輩になる環境を与えるため。下が入ることにより、上は先輩面をするための努力を行う。

●良い商品が売れるのではない。今マーケットで売れている商品が良い商品。

●シェア争いをするには、ライバルを徹底的に分析する。

●クレームを起こしても社員は責めない。ただし、報告を怠った場合は厳罰に処す

●クレームの対応は傷ついたお客様の心を癒すこと。

●経験したことが無いものに対して未然防止はできない。問題がおきてから改善するのが正しい。

●利益が期待できるのなら経費はいくらでも使わせる。最終的には獲得利益で評価されるのがわかっているから、無駄なコスト投下にはならない。

●管理部門を強化したところで売上は増えないのに、不調な企業程管理を強める傾向にある。

●基本給は年功序列で決め、手当は役職で決め、賞与は成果によって決める。

●社員が給与に不満を持つのは給与体系を知らないから。給与体験を知っていれば、どう頑張れば給与が上がるのか理解し、どのための努力が生まれる。

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Posted by ブクログ 2014年08月21日

経営者向けに書かれた指南書でした。一般的なビジネス書とは一味違う内容です。著者自身が会社経営者なので、社長の本音が見え隠れしたりして、経営に携わっていない会社員でも、興味をもって面白く読むことができます。

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Posted by ブクログ 2014年01月26日

自身も数百名の経営者と対峙してきたが、腑に落ちるところが多かった。たとえば、良い社長はせっかちな人&動機ぐ不純な人、なんてのは非常によく解る。慎重で失敗経験を積めず、社員に浸透されない理念を固辞する社長はまず伸びない。あと、新規事業立ち上げの際は採算ラインと撤退ラインを持つなんてのも重要。や...続きを読むることよりもやらないことから決める等日々の行動の具体的指針になるような箴言も多々あり有益な書。

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Posted by ブクログ 2013年03月21日

強い会社というよりも強い組織を作るためのノウハウ本。

ガバナンスからコミュニケーション、育成・評価まで
ありとあらゆる分野について、掻い摘んで書いてます。

簡単に言うと、
「多少の失敗に対してとやかく言わない、
 客向けのコストは惜しまない会社」
が強い会社であるように感じました。

失敗するこ...続きを読むとが成長に繋がる一番の経験だし、
さすがに大失敗はさせられないのが会社なので、
失敗を許容するということは、相手の力量を見極めたうえで、
少し上の目標にチャレンジさせていると言えます。
要するに上司・部下のコミュニケーションが円滑で、
信頼関係が築けているということです。

また、客向けのコストを惜しまないということは、
それだけ販促活動を行い、関係構築やニーズに対する模索といった、
挑戦の部分にも力を入れているということ。
的外れなチャレンジでは意味がないので、
マーケティングもしっかり出来ているというのが前提。

自分はコンサル業界に属しているわけだが、
モノを売っているわけではないのでコンサルって差別化しづらい。
となると、人間力が差別化要員となるわけで、
自ずと人財教育に力を入れている会社が強いってことになる。
※人財教育=失敗を多く経験出来ると考えればそうなる。

そういった適度な失敗を積める環境で成長し続けたいものだ。

参考になった内容:
・強い仕組みを作るのに必要な視点は以下2つ
 1.数字として実際に成果が出ている業務が正しい
 2.人間の感情を理解したしくみを作る

・良いものを真似る=最高の創造だが、
 「できないこと」は真似しないこと。

・真似して上手くいかなかった場合は、失敗した理由を検証する

・真似して上手くいったら即社内に定着、上手くいかなかったら即捨てる

・とにかく「現実・現場・現物」主義を通すこと

・社長に向いている人は以下4要素を持っている
 1.動機が不純
 2.せっかちで、早とちり
 3.小さな失敗を重ねてきた
 4.理不尽な思いをしてきた

・成長させる一番の近道は失敗させること。
 ただし、失敗をフォローする仕組みを準備したうえで失敗させること

・販売促進費は、
 「いま売れている商品を、さらに売るため」
 「売れ筋商品の売れ損じをなくすため」
 に使うこと。売れない商品に使うのは無駄金を使っているだけ。

・ランチェスターの法則では、
 1.単品ビジネス、または2社間競争では
   「2位に3倍の差」をつけること
 2.複数の製品カテゴリーを扱う場合、または3社以上の競争なら
   「2位に1.7倍差」をつけること
 以上が出来れば、優位に立てるとなっている。

・新規事業の存続条件
 1年目は、直近、半期の売上が、前期の売上を下回っていないか
 2年目は、今季の粗利益額と営業利益額が前年を下回っていないか
 3年目は、損益分岐点を下回っていないか

・経営とは、お客様の「数」を増やすことであり、そのためには、
 営業担当者の数を増やして、「顔を合わせて話す」必要がある。
 そのためにも、「お客様が増えること」には経費を惜しまず使うこと。

・合理化とは、
 「いらない仕事をどんどん捨てる」
 「いらない仕事はどんどん手抜きをする」
 「どうでもよいことはしない」
 ことである。

・従業員満足度が低い会社は、お客様満足度も低い

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Posted by ブクログ 2013年03月10日

ほとんどの内容は違う本で見たことがあるようなものだったけれど、裏を返せば仕事とか組織に飛び道具なんてなくて、どれだけ基本を愚直に実行できてるかなんだろう。何度も見返すのが大事な本。

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Posted by ブクログ 2013年01月16日

日本経営品質賞を2度受賞した株式会社武蔵野代表・小山昇氏の著。タイトル通り「強い会社」はどう作られているかが様々な側面から記されてます。
強いしくみについて、
1.「数字として実際に成果が出ている業務」が正しい
2.「人の感情を理解したしくみ」を作る
の2点だと言い、
社員の教育や採用、マーケッ...続きを読むトと商品、組織づくり、評価制度、給料、人事、お金それぞれの章で実例も交えながら網羅されてます。
小難しい言葉はなく、シンプルだけど正しいことを言ってるのでスッと入ってきます。
強い会社の……というタイトルではあるものの、ビジネスマンとしての処世術としても読める本だと思いました。
面白かった。

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Posted by ブクログ 2012年12月30日

すばらしい経営者だと思います。こういう方が1万人規模の会社の社長になったらどういう経営をするのか興味があります。たぶんそういう方向はあえて目指していないような気もするけど。

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Posted by ブクログ 2012年11月12日

今の自分の会社の雰囲気がよくないが、やはりこちらに書かれていることにあてはまることがほぼない。正しい教科書だと感じる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年10月25日

大切なのは数字。
社長の仕事で言うと、お客様を増やす、事業を増やす、利益を増やす、売り上げを増やすこと。
社員で言えば、営業成績を上げる、給料・賞与を増やすこと。
良いなって思ったのは、給料・賞与をオープンにしていること。誰がどんな評価を受けているかをオープンにするしないは会社の方針によると思うけど...続きを読む、正当な評価基準がないために、オープンにできない会社がいかに多いことか。点数評価だったらわかりやすいけど、いろいろな仕事を上司が把握しているわけでもなし、結果しか見ていない上司の場合は難しいよな。

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Posted by ブクログ 2014年05月27日

2014年5月18日

日経トップリーダーでコラム掲載している、株式会社武蔵野 代表取締役小山昇氏の著書。中小企業のなかでも優良企業としての認知は高い。

読後感として、マネジメントは本当に難しいと感じた。
内容としては、強い会社を作るために必要なステップが6つの項目に別れて書かれている。

小山氏...続きを読むの考える強い会社は、全てを仕組化できている会社のことだった。

人事評価に、
○明確なビジョンを共有・認知・体現させること、
○他社との差別化を常に考え続けること、
○マネージャー陣の組織づくりへの取り組み
などを組み込み、徹底した仕組化を図っている。

徹底した仕組化は、確かに必要。ただ、仕組化しすぎるのも問題は出てくるように思う。機械的に評価で全てを縛り付けることで、個人の個人らしさがなくなってしまいかねないと感じた。

なんでもバランスが大事。

・大きな目標を掲げて考え方を変える
・中小零細企業は人による差別化も戦略の一つ
・失敗や挫折感を経験させる
・長期的に企業成長させるには一定のクセのある人材採用も必要
・現市場に新商品を投入すると新規事業は成功しやすい
・レコード、カセットテープ、CDの例
・社員教育が行き届いていない会社はトップダウンマネジメント、組織が成熟してきたらボトムアップマネジメント
・上の人はしたの人のところに、情報をとりにいく

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Posted by ブクログ 2013年05月03日

中小企業の親父みたいな感じの内容。
あまり好感は持てない感じがしました。
論理が矛盾しているところ
自分の論理しかもっていないところ
等々
でも一部には、なるほどと思う部分もありました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年02月03日

武蔵野の会社全体で統合がとれているようだ。 この会社の様になるためには社長の強力なリーダーシップが必要であろう。 

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Posted by ブクログ 2013年03月13日

“競合他社”ではなく“競争他社”など、
なるほどと思える内容は多々あった。

「すべてのサラリーマン必読」とあるものの、
個人的にはやや経営者寄りの内容に感じた。
だってこんなに自由にあれこれ変えられないし。

って言ってちゃダメなんだろうな…。

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Posted by ブクログ 2012年11月10日

このような経営の本で有名な武蔵野社長の小山昇氏の本である。この本を読むまで何をやっているのかわからない会社だったのだが、ダスキン事業を出発点に、日本経営品質賞を獲得したことからわかるように、その経営手法、経験を元にコンサルティング事業も行っているようである。
ありがちな「私は経営に自信を持っている」...続きを読むトーンが随所に出てきて、上から目線の文章がやや鼻につくが、人事評価や経営戦略の共有化、会計関係等、幅広い領域でポイントを示しているので読み物としては面白い。
大手のサラリーマンが読むには、あまり参考にならないかもしれない。あくまでも読みもののひとつとして読むといいと思う。

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