【感想・ネタバレ】会社のお金はどこへ消えた?のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

入門編として分かりやすい。サラリーマンが将来自営業を始めることを考えている場合にも考えるべき事をイメージしやすいし、自分のところの社長が日頃考えていることがわかる。また、社長の給料や節税対策など、世の中のお金の仕組みに関する素朴な疑問にも答えてくれる。お金というワードが何度も何度も出てくるので、キャッシュフローで苦労する中小企業の社長がいかに多いか考えさせられる。

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2013年09月11日

Posted by ブクログ

いい本でした。小さな企業の経営者は読んでいて損はない良書です。本のタイトルからはキャッスフローについての記述と資金繰りに関する解説書と思われるかもしれませんが、ちょっと視点が違い、そのところが新鮮でもあります。

キャッシュという観点から会社経営の考え方にまで言及されていて、それが一般の解説書とは全く違った実務的な本となっています。経営というものが、いかに金を動かして金を増やすか、そう言ったことで日々の会社運営を考えると面白いものです。

と、私の下手な感想よりも是非一読を。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

中小企業がキャッシュベースで本当に「儲かる」為にはなにを指標とするべきか?
を分かりやすく説いた本。

特に借金や税金に対しての考え方は改めて考えさせられるものがあった。

会計の本は通常眠たくなるイメージがあるが、1000人の社長との対話から生まれた・・・
という切り口で現場や実践に基づいたエピソードがふんだんに盛り込まれているため、
さくっと読めた。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

資金繰りの基本を
銀行監査の経験のある著者によって書かれている

お金の流れ 滞りがどうやって起こるのか
会計的に書かれている

 自己資金だけでは 年15%の成長が限界である
 それ以上のスピードで成長しようとすると
 稼いだお金より運転資金と設備投資に食われるお金のほうが大きくなり
 資金がショートする現象が発生してしまう

成長期を乗り越えるには 借入金が必要である
その借入金をどう回すのか

お金と利益の関係
利益と税金の関係
安定期 成長期の捉え方 などが 書かれていた

お金の流れを俯瞰するのに良い本だと感じられた。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

帯の変形BS図が軽い印象を与えるが、なかなか良書。商店などの経営を念頭において書かれているが、その他の業種でも参考になることが多い。不採算部門を思い切って撤退することの重要性や会社全体でみると、利益+給料から、法人税・源泉所得税・消費税を取られる構造は変わらない。利益がなくなるまで社員に給料を払うことは法人税の代わりに源泉所得税を払っているだけだったり、いわゆる節税というものは税負担を会社から個人に振り替えたり、課税時期をずらす効果しかない、というのは達見。すっと腑に落ちる。・会社にお金を貸すときは少人数私募債という形式にして、会社が発行する社債を社長が引き受けることにする。利子は20%の天引きのみで課税が終了する

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2011年08月07日

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会社経営で大事なこと→お金
会社の悩み→お金
結局お金。
ではそれを7要素に分解。
売上、費用、資産、借金、税金、決算、成長

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2024年03月22日

Posted by ブクログ

売り上げ、利益、お金、と似ているようだが違うこの3つの題材について分解し、会社をどう成長させていく、若しくは出口を決めて行くのかを教えてくれる本。
著者は経理管理職向けのセミナーなどで色々な社長さんにアドバイスし、且つその色々な社長さんの現実をまとめた方である。

売り上げ、利益、お金。税金の活用方法などを様々な角度から教えてくれた。


以下必要な部分を抜粋。


IT投資を抑えるコツ
・最先端の技術は使わない
・今必要な物だけ導入する
・独自開発せず汎用ソフトを利用する
・ソフトを買わずにまず無料ソフトをネットで検索して、比較して決める

・銀行は粗利益の25%を会社の返済能力と見ている

・借金をしないのではなく、有利に借金を利用できる状態をキープする

・社長は会計を理解しようとするのではなく、利用してゴールであるお金を集めることに集中すべき

・中古車は減価償却期間が短くなるからよく中古のベンツが売れるのはそれが理由

・国税庁の統計資料によると、法人税、所得税、消費税がベスト3の税収

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2015年01月29日

Posted by ブクログ

経理合理化プロジェクトで、多くの経営者に経理の効率化をプロデュースしてきた著者が会社のキャッシュフロー改善と貸借対照表から財務改善を解説した本です。

貸借対照表をうまく回転させて、経営のよい流れを作り出す。お金を呼び込むための59の鉄則。

さらに節税とお金がためるほどよい経営のしくみを紹介しています。

税理士的には、なるほど…と思う点も多いですし、経営者の方にとっても参考になることは多いと思います。

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2010年07月03日

Posted by ブクログ

利益があがる事と現金がたまることは違うっていうことを金融機関てもんにはいって初めて学んだため、そっこーで購入し勉強。図解がわかりやすく、銀行とのうまいつきあい方みたいなところも書いてあってそっち側の人としてはどきり。

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2009年10月04日

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● 「人を傷つけるものが三つある。悩み、諍い、空の財布。そのうち空の財布がもっとも人間を傷つける」マーヴィン・トケイヤー『ユダヤ商法』

● 経営のことがわかっていない経理部門がコスト削減を提案すると、決まってこうなってしまいます。私は、この軽費の一律カットを“失敗する引き算のコスト削減策”と言って、いつも見直すように提言しています。

● 「コップをおいて水を溜めてるとするわね。あんた、のどが渇いたからって、まだ半分しか水が溜まってないのに飲んじゃうだろ。コレ、最低だね。なみなみいっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃダメだよ。いっぱいになって、あふれて、たれてくるやつを、これをなめて、我慢するの」伊丹十三『マルサの女』

● つまり、細かいことを抜きにしてざっくりと計算すると、「給料+利益」に消費税5%を乗じた分を消費税として払っているにすぎないのです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

まあ世に溢れる会計と節税の本のひとつ・・よりは少し面白いかも
なかでもキャッシュを充実させることに重点を置いた本です。
節税テクの少人数私募債と生命保険を利用した退職金積立は知りませんでした。
でも・・
本のタイトルにもなっているキャッシュバランス・フローが最後までよくわからなかった。
まあたまにしかでてこないしねw

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2009年10月04日

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