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表紙がpomodorosaさんの大学生ものということで『BISビブリオバトル部』シリーズと似た印象。変な建物の間取りが謎に関係してくるので見取り図がないと理解するのが難しそう(あって助かった)。逆に解決編の見取り図は見ないように注意しなくてはいけない。恋愛展開はちょっと性急すぎるのでは?と思ったけれど、続刊でそれなりの展開があるのだとしたら、大きなフックになっているのではないかと予想する。第一話のトリックが好き。トマソンの本を読んでみたくなった。
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変な建物を愛でるサークル・・・
こんなサークルあったら楽しそう
絶対に入ってたなぁ
ミステリーの内容としては強引っぽいのもあったけど
すべて『トマソン』と絡めてあるので、そういうものなんだなと
自分は納得して読めた
是非、続編が出たら読みたい!
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幹館大学・ヘンな建物研究会というサークルに入った大学一年生の亜可美が、同級生や先輩たちと変な建物を巡りながらいくつかの謎解きをしていく物語。
なかなか無い設定で、斬新で楽しかった。
図面など書いてありミステリっぽい感じ。
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いわゆるトマソンと呼ばれる意味のないパーツ、どこにも通じてない階段や入れない門など、を持つ建物を追い求めるサークル・へんたてのメンバーが建物にまつわる謎に頭を悩ませたり、青春したりする青春ミステリー。主人公がカマトト過ぎて辟易したり、青春の内容がある意味リアルな薄っぺらい大学生感でげんなりするところもあるけど、とりあえず変な建物が好きな人は楽しめるかな。思わず私はトマソンについて調べました。
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青春ミステリーと言って差し支えないと思いますが、謎は主にヘンたて、つまりヘンな建物にまつわるものです。誰も死にません。でも「青春」エピソードはたくさんあります。恋と友情の板挟みとか、告白の聖地とか、親との確執とか…。青春まっただなかの若い人も、かつて若かった人も共感できるのではないでしょうか。登場人物にも魅力があり、面白く読みました。
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読み終わりました。
幹館大学ヘンな建物研究会(ヘンたて)が舞台。プロローグの展開では超芸術トマソンか!と思ったけどさにあらず。ヘンな建物と言うよりはあり得ない建物を舞台にした謎解き+恋愛ドラマ。謎解きも恋愛もかなり緩い感じ。物足りないと感じる人も多いだろう。
が!特筆すべきは主人公の同級生伊倉星加。なんと岐阜県出身のドラキチ。こんな設定の登場人物はそうはいないよ。そしてこの星加が他大学と繰り広げるドラゴンズカルトQ。これだけでも読む価値はあるな。
それにしても、落合英二が1球で敗戦投手になった時の阪神の打者って誰だったっけ。
プロローグ 「ローマの平日」にて
「扉が十二枚ある離れ・密室カステラ食い散らかし事件」
「アゲサゲ式1Rマンション、ひきこもり夏物語」
「魚ヶ瀬城址中学校 青春の隅櫓トマソン」
「サークル対応ミステリーグランプリin回転ずしホテル」
明日へのエピローグ 名画はトマソンと共に
著者:青柳碧人(1980-、千葉県、小説家)
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幹館大学ヘンな建物研究会、通称「ヘンたて」に入会した中川亜可美が出逢う謎と青春の起伏。
変な建物に付随する謎を解くということで、日常の謎なのに思い切った建物による物理トリックというのが面白い! 特に1話の下手すりゃギャグにもならない大胆なネタには大笑いしました。
と思っていたら後半は青春恋愛物語に比重が傾き、建物自体の謎自体の魅力との兼ね合いがギクシャクしたのが残念。その辺りも巧く変な建物と絡み合わせてくれれば良かったのに。というのは無理な話ですかね。
さて続きが出ているそうなのですが、これが変な建物、日常の謎、恋愛、どこに比重を置いていくかが見物ですな。
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幹館大学ヘンな建物研究会の話。
言葉のまんま。
実際こんな建物有るわけないwwっていうヘンな建物へ出掛けていって謎解き??していく。
飽きずに読めるかな。
ちょこっと恋愛風味あり。
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幹館大学ヘンな建物研究会、略してヘンたて。
物語は、そのサークルに入った新入生 中川亜可美とその仲間や先輩との日常を描きます。
第一話の言わば先輩から「新入生への挑戦」といった位置づけの謎を除いては、事件は無論、「日常の謎」とすら言えないようなヘンたてに関する謎に、サークルのメンバーが挑みます。
僕自身は大学在学中にサークルに入ってはいなかったものの、本当に普通のサークル活動を中心とした大学生活を思い起こさせる、王道ど直球の青春もの。
ミステリミステリしてはいないけど、ミステリ好き以外の読者にも、広く受け入れられそうに思います。
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そういうものなんだと言ってしまえばそれまでですが、変な建物の変具合がやや作為的すぎる気がする。とは言え、変な建物とそれにまつわる謎を解くというコンセプトは面白いと思うし、キャラクタも一癖あって面白い。
ハヤカワに入る作品としてはやや軽い気もするけど、これはこれでアリかと思う。
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昔、青い鳥文庫のパスワードシリーズが好きだった人は、楽しく読めるんじゃないでしょうか。人が死なないミステリー、という以外には特に共通点はないんですが。笑
なんとなく登場人物の青春っぷりが、似ています。パスワードシリーズは小学生で、ヘンたてシリーズは大学生なので似ていていいのかという気もしますが。笑
ともかく、登場人物も、出てくる謎も、ほっこりするとてもかわいいお話です。これはアニメ化より、実写化の方が似合うかも。
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■幹館大学・ヘンな建物研究会、通称「ヘンたて」の面々が出会う4つの謎。
幹館大学ヘンな建物研究会、通称「ヘンたて」に入会した新入生の中川亜可美。個性豊かな仲間と一緒に新歓合宿で訪れた先は、扉が12枚ある離れを持つ老舗旅館だった。さらに高さ100メートルのエレベーター式マンション、城跡に残された隅櫓脇の謎のスペース、客室に回転ずしが流れるホテルなど、活動と称して見にいく建物は常にいわくつきで……。「へんたて」に隠された謎をゆるやかに解き明かす、新感覚の青春ミステリ!
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ヘンな建物研究会ーー通称 “ ヘンたて ”
そんなサークルに入った亜可美の友情と恋の話。
特に殺伐した謎ではないので、ほのぼのして読んでてなんだか懐かしい気分になる話です。
ただ、“ ヘンたて ”というだけあって、建物はなかなかヘンなものが揃っていて満足。
たまにはこんなほのぼのもいいかも、と思わせてくれた作品でした。
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変な建物を研究する大学生たちのミステリ。
部活サークル物と建物絡みの話が好きなのでかなり期待したのですが、期待よりかはまったりしてました。
ゆるゆる。
移動式高層マンションの話が可愛くてよかった。
人間関係の進展が気になるので続編希望です。
後、帯が綾辻先生っていうのがニクいです。
建物といえばね!
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個性豊かな登場人物で面白そうだけど内容は難しくて図(本に載ってます)を見ないとわからなかった。2巻目を読んで作者が書きたかったのはこれかなって思えるのでこの本を読んだ人は次の1冊も読んだ方がいいと思う。
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★そのヘンな形、丸ごと愛してやろうじゃん。(p.330)
■5つのポイント
・異常な建築物「ヘンたて」や「トマソン」を愛でる大学のサークル活動。
・個人的にミステリでは雰囲気の次にキャラが重要だと思ってますが、ちょい弱め。
・ヘンたての視点役はあっけらかんとしたツッコミ体質の人物でないとなあ…中川亜可美さんは弱かった。
・とはいえ建物が突拍子もなさすぎてツッコミ役でもツッコミにくいかも。
・扉が十二枚ある部屋(これは図を見た瞬間、謎が出る前に正解できました)/部屋全体がエレベーターになっている高層マンション(おそろしいマンションです)/お城で壁しかない隅櫓(中身がなんだったかはわかりませんでした)/全室で回転ずし食えるホテル(衛生上あり得なさそう)。
【第一巻 一行目】居酒屋ってこんなところなのだろうか。いや、違うと思う。
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ヘンな建物、トマソンと言われれば、俄然興味がわく。
なるほど、ヘンな建物とミステリを組み合わせるのか~。
と思って読み始めた。
うん、残酷な場面はないし…
謎解きと、恋愛と、分かりやすいキャラ、テンポ良い展開。
サービス精神満点なんだけどね。
でも、なんか、ずるいなあ、と思ってしまう。
密室事件の舞台がヘンな建物じゃあ、後付けで何でもありにできるんじゃない?
ヘンな建物も、トマソン的なものというより、荒唐無稽というか…。
いや、この作品には、そこにリアリティを求めちゃいけないのか?
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一番のミステリーな建物は会員が集まる呑み屋。
なぜに営業許可が出ているのかが疑問だ。(^^;
ヘンな建物を提示するのが主目的みたいなので、推理要素的にはちょっと単純になっています。
多分にラノベ的な感じですね。
こういった特殊に限定的な設定が得意な作者なので、破綻しているところはなく、結構楽しめました。
キャラクターもそれぞれ好印象。
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しっかり読みごたえがあるわけではないけれどヘンたてのメンバーといっしょに謎解きをしているようで楽しかった。
私の身近でも変な建物があったりするのかなあ。
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その名の通り、ヘンな建物研究会の話。
変わった建て物を通して、
ちょっとした謎を解いていく、気軽なミステリー。
主人公の亜可美がたまに、物を知らなさすぎて若干めんどくさいなとは思うけど、
サークルの結束や、仲間の温かさを思い出させてくれる一冊。
大学生活の緩さと青春が、なんだか懐かしい。
3年の鯵村先輩、嫌いじゃ無いぞ。
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大学に夢見てる高校生におすすめの作品。
しかし青春という言葉に少しでもトラウマを感じるひとは絶対に読んではいけません。読むなよ、絶対読むなよ。
トマソンは非常に惹かれるテーマなのでいさんで読んだら大学生活をエンジョイする主人公とその一派の書きこみ具合に打ちのめされた。ちょいちょい面白いところがあるので必死にそこを楽しもうとしたけど、それを薙ぎ払うような青春臭でわたしのHPはゼロ通り越してマイナスです。☆3つにしたのはきっと楽しめる人種もいるんだろうなというところからなのでそういう方々は楽しんでいくといいと思います。これがハヤカワから出たのかーと思うと何というか本当にもう、うん。
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講談社Birth出身の中でたった一人といってもいいくらいに
その後もコンスタントに作品を書かれる若手の作家さん、
今度はなんと早川書房から一風変わったミステリを発表。
舞台は大学のサークル、ヘンな建物研究会。通称「ヘンたて」に
入会した女子大生「亜可美」。そのサークル仲間達と巡るヘンな建物が
ある意味主役な建造物ミステリ。そのヘンな建物にまつわる
謎をほのぼのと、ゆるゆると解き明かしていく。
このヘンな建物や路上の風景は超芸術トマソンと呼ばれるそうです。
自分世代では「VOW!」もっと若い世代は「ナニコレ珍百景」に
あたるアレです。
サークルメンバーは一風変わったヘンな人達...的に書かれていますが
どうしてもラノベや他の作家さんの作品と比べると
キャラクター的には薄味かも。もう少しアクの強さと変人っぷりが
合った方がコメディ青春小説としても人気出るかもですね。
とは言え、基本的には変わった建物達をメインとした
ミステリとしては方向性は合ってるし、続編も楽しみ。
今作で知った「ヘンたて」、すなわち、超芸術トマソン。
個人的にはかなりツボで俄然興味持ってしまいました。
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さわやかちょいミス青春物。現存してる「トマソン」と、まあリアルにはない建物が混在してて、境界線をワザとぼんやりさせてるのですね。
その中で大学生たちがラブったり振られたりしてるのがかわいかったりトラウマったり。
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ヘンな建物研究会、略して「ヘンたて」というサークルに入った主人公。サークルの先輩達とヘンな建物に関わる奇妙な出来事を解明していく。
ライトノベルの短編集。ミステリと言えるほどのトリックでは無い。ストーリーも同級生との恋愛を絡めているが、面白さやインパクトに欠ける。軽く読む事が出来るし、建物の奇妙さは面白い。
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「君たち、生きるということは学ぶこと、そして自らの頭で考えること。常に哲学と隣り合わせなんだ。僕がどこの学部に所属しようが、それは関係ない」
「じゃあじゃあ、先輩は、別にテストもないのに、哲学を勉強してるんですか?」
星加は信じられない、というように尋ねた。
「君はテストのために学問をしているのか。日本銀行券という名の、慶應義塾大学の創設者の肖像画が印刷された紙切れを欲して、何の疑いもなく働くビジネスマンのように」
(P.163)
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日常系ライトミステリと思うのだが、トリック、キャラクター、ストーリーとも中途半端
トマソンが表題になっているのなら、もう少し建築について勉強するとよいと思う
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大学に入学して、色々回ってみたサークル活動。
けれどどこにも己の居場所を探せなかった主人公は
喫茶店にて妙な出会いをしてしまった。
ので、その人とくっつくのか。
それとも同級生と? とちょこっとラブを期待したのですが
淡い状態…というか、ゴールはなかった、と。
そこまで、ならあったのですが。
うん、大学生活してますね、という感じです。
題名通り、奇妙な建物が絡んだ話が4つ。
物として疑問なのは2つ目の、お兄さんが住んでいたマンション。
これ、家事になったらどうするのでしょう?
電気系統、動きませんよね…。
話自体は、出会いって思わぬ所に…な感じでしたが。
4つ目の話は、衛生状態はどうなのだろう? というのが。
ぐる~っと回ってる事を考えると、どうやっても
中の寿司は干からびてしまいそうです。
今の回転寿司って、1周がどれくらいの長さなのでしょう?
しかし、何だか青春まっさかり☆ で話ぶちぎり。
確かにここから進展したら、建物よりも何だか重い感じになりますが。
今も昔も、女同士の恋愛は宣言した者勝ち。
むしろそこを気にするより、自分のどうでもいい所突っ込みを
止めるべきでしょうか?w
Posted by ブクログ
大学におけるサークルの重要性というのは、
相当に高いようだ。
サークルに入った新入生の中川亜可美ちゃんが主人公。
「へんな建物研究会(へんたて)」なるサークル。
なかなか、興味深い。
しかし、建物に現実味がなさ過ぎて少しがっかり。
勝手に現存する建物をモチーフかと思っていた。
部屋がエレベーターのマンションや
回転ずしのレーンが建物中にあるホテルなんて
配管はどうしてんだ?
換気扇のダクトは?
いやいや、配線は?
消防の許可は?と激しく思う。
残念だな、面白い本当の建物を知りたかった。
思いこみで読んだ私が悪かった。
お話は、大学サークルの中の
ラブコメで、ちょっとミステリー。
こんな建物あったら面白い、、な感じで
読めばかわいいお話です。