感情タグBEST3
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半世紀以上前にすでにこんな世界を描いている
その想像力と創造力に驚愕し興奮する!
本当に楽しくて面白くてちょっと怖くなるくらい
やっぱり星新一ワールドはいつ読んでも「未来」だ
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困ったら星新一。
というくらい、本選びに困ったときは読ませていただきました。
その先見性は手塚治虫さんと同じくらい称されるべき方だと思います。
読むたびに発見がありますが、今回は次の二作品がタイムリーでした。
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「底なしの沼」
戦争を終わらせることの難しさ…。
「おカバさま」
カバを大切にせよ、と言ったAIの真意とは?AIのブラックボックス状態を見事に言い当てておられます。
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物事にはいろんな側面があり、見方を変えるだけで、もう一つの世界が現れてくれます。
想像力の大切さに気づかせてくれる一冊。
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星新一ワールドが広がっており、クスッと笑える話から、よく考えると重みのある話などバラエティに富んだ短編集。
最後に収録された『たそがれ』。
私たちは基本的に人の気持ちを持っているが、もの視点でこの世を考えると面白いなと思う。
私は星新一の文章を読むと、子どもの頃の気持ちを思い出す。何に対しても新鮮で、興味の矢印を向けられる、そんな気持ち。
懐かしさが込み上げてくるから、スキナノダ。
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1編の話が短く、隙間時間に読む事が出来たので、サクサク読み進めれた。
書かれた時代などもあるんだろうけど、出てくる女性の登場人物の日本語が美しく、真似したい。
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小学生の時に読んだ以来です。
小学生の頃は短くて読みやすかったので夢中になってたくさん読みましたが、大人になってから読むと1つ1つの作品に読み応えがあって一気に読むのが難しかったです。
なかには「このネタで1冊分読みたかった!」というのもあり、こんなにネタをたくさん出すことができる星新一はすごいなぁ、と。
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小学生の時、ショートショートをたくさん読んだ思い出があります。
久々に星新一さんの作品を読みましたが、淡々とした文章の切れ味は変わらず素晴らしかったです。
どの話においても無駄のない文章なのに、優しかったり、辛辣だったり、ぞくりとしたり、それぞれの話にしっかりと違う味付けがしてあって、どれも楽しめました。
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中学、高校生時代くらいに、何かの機会で手に取り一読出来ていれは、その時にしか得られない刺激になる。自分がそうでした。
星さんのショートショートは思春期に触れるのが何よりもいい。古さと新しさが混在するからだろうと思います。
こんな作家は唯一無二で、なかなか次の世代のショートショート作品に出逢えてないな~。
・・と、そう思うこと自体が○○取った証拠か。笑
いかんいかんw
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1000ある星新一のショートショートを半分も読んだわけではないが、少なくとも100本以上は読んでいるので大体の傾向は分かる。
ほとんどは何かのアイディアや発明で楽をしようとすると最後にしっぺ返しが来ると言うドラえもん的なオチが待っているのだが、中には救いようの無い悲惨なオチが待ち受けていたりして「ユーモア」と言うより「ブラックユーモア」だ。
ハタチ前の頃はそんな内容に憤慨することもあったが、その中でこの本に収録された「ある夜の物語」だけは同じ作者が書いたとは思えないほど爽やかで暖かな読後感を得られた。
ストーリーは「不幸な人の前に願い事を叶えるため現れたサンタクロースが次々とたらい回しにされる」というもので、これだけ書くと夢も希望も無い印象を与えるかもしれないがとりあえずは一度この話だけでも読んでみる事をお勧めする
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SFだったりお伽噺だったりを作者ならではの世界観で書かれたショートショートがたっぷり。
短編なのでスキマ時間の読書にいいかなーなんて軽い気持ちで手に取って読んだけど、色んなお話があって他の本と併読しながら気分転換に読むのにちょうど良かったです。前半のお伽噺のシリーズが個人的には好きでしたが、普段SFを読まない私でもショートだからすんなり読めました。
読んでから私が生まれる前に刊行された本だと知ってびっくり!
40年以上前にこんなお話かけるなんて凄い!
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おとぎ話がこういう展開だったら、というお話がたくさん収録されている。
メタ的な視点の話もあり、星さんのシリーズの中では少しテイストが違っているように感じた。
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小4の息子に寝る前に読み聞かせしていた本。
冒頭にイソップ童話のパロディが7編。これがとにかく面白い。教訓まであって最高にクール。
その後はショートショートが33編。笑えるものからしんみりするものまで色々揃っているので最後まで楽しい。解説は新井素子氏。→
2.3ページの超ショートショートと15ページ程度の読み応えありのショートショートが交互になっているところが多いので、毎晩2話ずつ読む感じ。
息子に読み聞かせてたんだけど、私も初読なんで一緒にワクワク。これ、楽しい。私も楽しめる。
冒頭の「いそっぷ村の繁栄」はとにかくオススメ!→
印象的なお話は
なるほどなぁ、となる「やさしい人柄」
わぁーお!と驚く「少年と両親」
それな、と笑える「価値検査器」
クリスマスに読みたい「ある夜の物語」
未来感あるな〜な「旅行の準備」
この考えはなかった!の「不在の日」
解説が新井素子氏なのも個人的に嬉しいサプライズ。解説も楽しい
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イソップ童話をアレンジした今作。
ショートショートでしっかり楽しませてくれる
著者に脱帽。
特にオススメは「ある夜の物語」。
私の中で、著者の数あるショートショートで
1番素敵で1番好きな話です!
是非読んでほしいですね。
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小学生の頃にめちゃくちゃハマって読んでいた星新一さんのショートショート。
大人になった今読んでも本当に面白い!
・新しがりや
・熱中
・ある夜の物語
この3つがお気に入り。熱中はオチが分からなくて読み直したけど意味が分かったら気に入ってしまった。
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SF短編集、というと語弊があるかな。昔と現代と未来を小気味よく繋いでいく物語たちは、どれも面白く、短いので通勤通学にオススメです。カップラーメンができあがるまでにトリップできるくらいの力はあります。
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古本屋でまとめて安くなっていたので購入した一冊。そこそこ星新一作品には触れてきたつもりだけど、どうにも飽きないし、まだまだ身体に染み込ませたいなとすら感じた。
特に面白く感じたのはウサギとカメ、いい上役、やさしい人柄、熱中。熱中は読んでたらこんなひどいやつあるか。という感じだけど、イマの人はこの作の主人公よろしく次から次へと新しいこと探しに奔走しているような気もした。モノと情報があふれる現代だから暇がこわいのかもしれないけど、いまいちピンとこない。自分はどうなんだろう。
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すごく読みやすい。のと、SFものがすごく面白い。最初は「なんだか子どもっぽいな」とか思っていた。けど、じわじわと魅力にハマってきている。
巻末の解説に「なんだか自分で書けそうな気がする、しかし、簡単なようで書けないのだ」という風な解説者の感想があり、納得した。
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多分初の星新一作品。
ショートショートをまともに読むのも初めてで、こういう感じなんだぁと新鮮だった。
でもあまりにも収録作品が多すぎて、事細かに内容は覚えてない…笑
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タイトルとなったイソップ童話の星新一さんらしいパロディのショートと、いつもの近未来を舞台にしたショートショー集。
40年以上前のSF。しかも、現在現実的になっている物もあり、さすがだなぁと思うし、初めて読んだ頃の感動も思い出した。
イソップのパロディは7編あり、どれも、今でも充分面白い。
「北風と太陽」が、面白い。北風が風を吹きつけて男は寒くて、バーに入ってコートを脱ぐ。太陽が、暑くすると、喫茶店に入って、クーラーが効いていてそのまま脱がない。確かにね。そうなります。
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だれもが知るイソップ物語を星新一ワールドに変換!
話ががらっと変わってはいるが、元々の話も”やわらかめの結末”に変えられて絵本になっているのも事実。
改めて星新一氏のユニークで斬新な発想に感服。
さらっと読めて、それでいてちょっと立ち止まって考えさせられる内容が満載。
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「アリとキリギリス」、「ウサギとカメ」等のイソップ寓話をリメイクしたものを含む、ショートショートの作品集です。
誰もが知る物語に新たなアレンジを加える、その発想の面白さに興味を覚えます。
シンデレラのその後を描いた物語や、オリジナルのショートショートも、作者ならではの創造力が発揮されていて改めて感服しました。
50年以上も前に発表されたとは俄かに信じられない、今読んでも十分楽しめるそんな一冊です。
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45ほどの短編で構成されている。目立って面白かったり、考えさせられたりしたものは5編ほど。星新一の短編は1000にも上るらしいので、傑作選を読むべきだろう。繰り返して読む必要は無いと感じる。
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「別れの夢」
最後の3行で主人公の考えが覆されます。
たった1ページと6行の物語ですが、こちらの本のどのお話よりも印象に残りました。
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うーん、これもまたレトロフューチャーだなあ。「秘密組織」とか「盗賊団」なんて言葉も懐かしい。まさに古典SF!ってかんじ。そんな中でサンタクロースが人々のところを転々とする話がじんわり来た。20000118
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星新一は1000本以上のショートショートを書いたそうだ。私が読んだのはまだその中の100くらいかもしれないけど、どの話も安定して面白いのがすごい。短いので、バスの中や休み時間などにすいすい読めるのがいい。
収録作の中で特にお気に入りは「電話連絡」たった2ページなのにオチが効いていて面白い。ショートショートの神髄を見た、という感じ。「やさしい人柄」「価値検査機」も好き。「底なし沼」の冒頭で、“ここ150年のあいだ、正確には2001年から…”という文章が出てきました。この本が出された頃には、2001年なんて遠い遠い未来の話だったのでしょうが、2018年現在読んでも、こんなに新鮮に面白く、楽しい気持にさせてくる星新一はやはりすごいと思った。きっと150年後にも読み継がれていることだろう。