【感想・ネタバレ】予告犯 2のレビュー

生田斗真さん主演の映画も話題となった本作。
身勝手な企業や個人に対し、動画サイトで「制裁」を予告しては実行する“シンブンシ”。実際にあった炎上事件をモデルにしているだけに、虚実の境がぼやける錯覚に陥ります。
第1話冒頭で違法ダウンロード&共有ソフト使用を摘発されても開き直る若者の姿は非常にリアル。ネット上の誹謗中傷や炎上合戦から、事件現場でもすぐに写メりTweetし、あたかもゲームのように面白がる人々まで、作者は現代のネット社会の暗部をよく分かっていて、個人の無関心さや煽動される集団心理を巧みに描いています。“シンブンシ”のやっていることは明らかに犯罪ですが、彼らが標的にする相手の悪事や、テロに至った動機を知ると、つい彼らを応援したくなってしまう…これがこの作品の最大の魅力です!警視庁サイバー犯罪対策課もあの手この手で犯人像に迫ります。ラストに“シンブンシ”はどうなるのか、それによって世間はどう変わるのか。最後まで目が離せない作品です。(書店員・鮭)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

実は日本好き?

捕鯨に反対するガーディアンたち、日本を嫌っている外国人なのに日本人と言葉が不自由なく通じ、盗撮の会話もすんなり日本のネットユーザーに伝わっている。日本語を話していたのか???
でもとにかく面白い。一気に読みました。

0
2015年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

複数犯になると
温度差が出てくるよね。

後悔する人もいれば、
環境や状況が変わって気持ちが変わる人もいる。

ノビタは裏切っちゃうのかな。。。

0
2014年11月14日

Posted by ブクログ

1巻を発売日にかってよんでハマってしまい2巻がでるのを待ちわびていてつい最近発売されたと聞いてすぐかいにいき読みました。
この巻もなかなか内容がこくて面白かった!

0
2012年12月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ハッキングとかクラッキングの仕方が気持ちがいい。
読んでいて飽きない展開も好きです。
映画見てみたくなった。

0
2015年07月04日

Posted by ブクログ

2巻まで。おもしろい。劇場型犯罪を演出する犯人グループと警察との攻防を描くのだけど、格差社会やネットカルチャーなど2010年代の情勢をうまく取り入れ、かなり時事性の強い作品になっている。時事性の強さはそのまま風化しやすさでもあるが、話の骨格はしっかりしているので問題ない。犯人グループの目的はまだ明かされていないので、これからの展開がどうなるのかわからない。今の緊張感を維持しつつ、あと3、4巻で終わらせることができれば傑作になりそう。

0
2013年09月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

捕鯨団体、東日本大震災の被災者、ネット規制議員。

ノンフィクションのようなフィクション。

3巻で終わってしまいそう…

0
2013年04月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的には「シーガーディアン」のことについて
扱ってくれてとてもうれしかったです。

しっかり「人間的な正義感」のある人として、犯人側も書くから面白いんだよね。

0
2015年08月14日

Posted by ブクログ

家の机に置いてあったので何気無く読んでみた。
2巻から読んでも普通に楽しく読める話の構成がすごい。

作中に出てくる掲示板とか動画サイトとかネットユーザーたちの反応とか凄くリアルだし、ある意味親近感がわく。

着目したいのは漫画で東日本大震災について触れられてたことかな。
なんか上手くいえないけど、創作作品に震災のことが書かれてることである意味時の流れを感じた。
過去の事実として認識とかそういうのではないんだけど。

今回アメリカのイルカ保護団体?が大分悪者で逆に日本が悪者になってる漫画はアメリカにあるのだろうかと考えた。

シンブンシの人、結構警察に追い込まれてる気がするし、ラストの終わり方気になるしで続きみたい。

0
2012年12月18日

Posted by ブクログ

 動き出したものが徐々に大きくなっていく2巻。今回やっぱり象徴的だったのは12話、ゲイツの感情の爆発シーンが良かった。社会通念上、あれが正しいかもしれないけどさ、ネットとかそんなところでしか本当の感情を爆発させられない社会ってイヤだよなぁと思います。
 ノビタの裏切りはゲイツたちの計画にどこまで影響を与えるのか?この先どうなるかなぁ

0
2012年12月14日

シリーズ作品レビュー

「青年マンガ」ランキング