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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
なぜ私は私であって他の何ものかではないのか、という自我体験。世界にいるのは自分だけであって他はすべてからっぽであるという独我論的体験。これを発達性エポケーと見立てて、現象学的超越論を参照し、読み解いてみると、あるのは間主観的な自明性のそびえる世界で、時間を異にする私としてしか他者を理解できないという現象学的反抗だった。
というのは腑に落ちた話しで、問題の整理にずいぶん助かることでもあるけれど、改めてこう提示されるとちょっと怖いものでもある。
そして、さらにもっと怖いのは、これからはいよいよ独我論者たちの時代かも、という結句である。