【感想・ネタバレ】ノワール・レヴナントのレビュー

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Posted by ブクログ 2024年02月24日

浅倉秋成さんのデビュー作。
わたし浅倉秋成さん初読。
最初から最後まで⭐︎5を突っ走るだいすき作品に出会えた。わたしはこの本だいすき。

5ページに一回くらいのペースで残したい文章が出てきてメモ欄がギュウギュウ。

本のぶ厚さと開けば四分割の文章でびっくりよ。
おかげで読む前からなが〜い印象を持った...続きを読むけど、
冒頭から面白いが確定した。
冒頭の大須賀くんの遅刻は、むかし遅刻魔人だった私の頭の中すぎていた。

こんな風に共感や納得がすごくて
情景を想像できて感情ものっかちゃう
噛み砕いた言語力の高さや表現が毎シーンすごすぎる。
作者さん当時20代前半って考えられない(*_*)

4人全員だいすき( ; ; )
ほんとみんな魅力的すぎるんだ。これは読まんとわたしの語彙力では伝わらん。
それぞれの言動や行動に、読んでると「らしいな」って思うところがあって、すごくキャラが活きてた(*´-`)

中でも、のんちゃん推し!尊敬!きっとみんなだいすき(*´꒳`*)
活発で危なっかしくて圧倒的末っ子感だけど、
知的で頭の回転が早くて判断能力に長けてる賢い子。
(能力のおかげもあると思うけどそれでもここぞというときに活かせてるのすごい)
感情が表に出る素直な子で思ったこともズバって言うけど、みんなに気を遣わせないように、悲しくても涙を堪えたり、ピンチのときでも冷静に自分の任務を果たそうとする姿は頼もしかった!!!
ポジティブマインドも素敵キラン

終盤にかかるに連れなんか読み終えるのが寂しくなってきて(ページ数も関係ある)まだ終わらないで〜という気持ちが沸々。また読み返したい手元に欲しいと思えた一冊。

伏線もすごいし、真相も予測できなくて
ミステリーも楽しかった満足満足。
表紙がかっこよくてだいすきです!

(はやく六人の嘘つきの大学生読みたい。人気すぎるんだ。)

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Posted by ブクログ 2013年08月26日

600ページという分量もなんのその。
リズムの良い文章と、次々と明らかになる事実に、
寝ることも忘れて読める快作です。

オビやサイトでも伏線の巧妙さを押していますが、
読み終わった感想は、それらの印象を良い方向に覆してくれました。

なんといっても、伏線の回収の仕方がとても”粋”なのです。
些細な...続きを読む伏線をささやかに回収していく描写に、
ここまで感動したのは初めてでした。

ネタの配置、キャラ作り、物語の進め方、
どれをとっても素晴らしい。
その素晴らしさを読むだけで理解できてしまうのが、
唯一の欠点と言ってしまえるくらい、新人離れした出来でした。

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Posted by ブクログ 2013年01月10日

第十三回講談社BOX新人賞Powers受賞作にして
その選考会で絶賛されたという期待の作品。
そしてデビュー作にして612Pの大作。
結果...かなり面白い作品でした。クセの少ない
丁寧な文章も読み易く、登場人物のキャラクターも
ライトノベルに寄ったような極端なものではなく、
自然に好感を抱く造型で...続きを読む非常に魅力的。その
台詞の一字一句が活き活きしてます。
絶賛...の煽りは偽りない...ように思います。

不思議な能力を持つ4人の高校生が、何者かの
声に導かれ夏休みの5日間を過ごす事になり、
そので出会った彼等の自分達の能力の真意を
探りながら、彼等の為の闘いが始まる...というような
内容ですが、決して異能者達の能力バトルのような
ものではなくあくまでも人間であり、その心や
意思によって彼等が闘うところがこの作品の核。

いくつか強引な部分や多少の疑問符が残る点も
ありますが伏線の張り方、その回収もニヤリと
させられる事が多く、本当に上手いな...と。

講談社BOXでの刊行故、読者を選びそうですが
充分に一般文芸書マーケットで勝負出来る内容。

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Posted by ブクログ 2021年05月20日

なるほど、これが伏線の狙撃手と呼ばれている所以なのか、と実感する作品でした。初めて読む浅倉秋成作品だったので、他の著作も読みたいと思います。

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Posted by ブクログ 2021年04月01日

六人の嘘つきな大学生を読んでハマった、朝倉秋成さんの小説。
四人の高校生が特殊能力を使い謎に立ち向かう。
相変わらず(?)伏線と回収が面白かった。

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Posted by ブクログ 2013年03月06日

分厚い本だが、非常に取っつきやすい文章で中弛み無く読み終えることができた。

名言連発発言や、ギャンブル、果てはクラシックの知識など、著者の取材力には拍手を送りたい。

疲れたけどとても楽しい読書時間をおくれました。

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Posted by ブクログ 2019年10月13日

 4人の少年少女たちが、ある特殊な力を持っている。
 そして、彼らは招待状を受け取り、豪華ホテルに招かれる。
 この能力でなすべきことは何かを探る。
 ミステリというより、わくわくする冒険譚という感じ

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Posted by ブクログ 2013年08月17日

ほどほど。個人が持つ力を合わせて、というのは私の好きなパターンです。登場人物のキャラ立ちが良い。三枝のんのセリフが好きだった。覚えたって理解しなければ意味が無いってとこ。しかし途中で飽きそうになった。斜め読みした。これはラノベ?

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Posted by ブクログ 2012年12月24日

群像劇としての出来はかなり高い。伏線の使い方も巧みでキャラも魅力的。
・・・ただ如何せん長くて。ラストの盛り上がりもイマイチ。

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