感情タグBEST3
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いつもの人物を違う目線で見る話が好きなので、いつもと違う新たな語り部がとてもよかった。
じわじわと高槻のヤバさ、普通でいられないところが出てきていたが今回で噴出した形でここまでとはと思った。そしてそのいじらしさ!変わってしまったこと、こんなはずではなかったのにこんなのは俺じゃないという気持ちと、でも受け入れるしかないでなければ生きることはできないと藻掻いているのに涙が出てきた。もう他人の死に対して何も思わなくなってきたそれならば死を自ずと誘発することだけはしたくないというのがほんとにいじらしい。彼方の父への行動も私は共感できたし、もしも同じ立場にたったとき私もその行動をとるだろうと思ったので終盤の言い合うシーンは辛かったけど1番好き。魂の叫びを聞けるのでよかった。
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語り手が高槻さんではなく、新キャラな女の子でした。
語り手は何も知らないから、立花兄弟の性質も、高槻さんの仕事もわかっていない。それがなんとも新鮮だし、違和感だし・・・
とりあえず、思っていたより高槻さんは変な人だったことが判明‼
Posted by ブクログ
かなり悲惨なお話のような気がするが、主人公が結構飄々としていて軽く、ちょっと拍子抜け。面白かったんだけど。
「縄張り意識が強いのは、仲間がいると自分の取り分の餌が確保できないから。アユは自分から孤独になろうとするんです。人間は一人では生きていけないっていうけど、アユは生きるために一匹になる。寂しくなったりしないんです」(p.170)
「そもそも働かざるもの食うべからずって戦中戦後の発想だから。働けない奴の世話を焼いてやるための政治で文明だろーが。」(p.350)
反感を買いそうな発言ですね。後半については保留しますが、働かなくても生きていける人を許容するくらい現代社会は豊かになっています。バランスの問題でしょうけどね、今のところ。そのうち、働きたくない人は働かなくても良い社会が来ると信じています。私はそれに間に合わなさそうですが。
Posted by ブクログ
タナトスシリーズ三作目。
今回はミステリーじゃなかった、らぶすとーりーやった…!
ミキちゃん!!もう!!
カナちゃん視点だったので新鮮でしたわ。
高槻さん、カナちゃん、死なないで!(笑)