【感想・ネタバレ】ムカシのちょっといい未来 ユウレイ通り商店街1のレビュー

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Posted by ブクログ

武蔵くんの家は昔ながらのパン屋さん。近くには、今風のベーカリーもあって、武蔵は家業をダサいと感じ、父親にもあたってしまう…
そんな反発する中で描いた「将来の夢」。絵の中にパン屋さんはないけれど、お父さんの想いはちゃんと武蔵に伝わっているなぁと感じる、ほっこり素敵なお話しでした。

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2024年05月16日

Posted by ブクログ

未来がどうなっているか、将来どんな職業になっているかわからない。どんな職業があるのかもわからない。暗記ぱん発明してくれないかな…。

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2020年09月24日

Posted by ブクログ

主人公は五年生の男の子ムカシ。
パン屋のセガレ。
お父さんはパン職人。
オモシロイパンを作ってる。
お父さんが作ったナスミソが思わぬ人気のパンになり、ムカシの周りも騒がしくなりはじめ…。
古事ことわざ辞典とセットで。
文章がかなり秀逸、読みやすい。

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2012年05月09日

Posted by ブクログ

ウチはひなびた商店街の、昔ながらのパン屋さん。しかも、父さんは「タクアンパン」とか「おしんこパン」とか変なパンばっかり作ってて、ちっとも流行りゃしない。けど、そんな変なパンのひとつにてっきりなると思ってた「ナスミソパン」が大流行り。このチャンスを生かしてもっと店を流行らせる、と普通は思うのに、ウチの父さんは全然逆だった…

変わり者父ちゃんに反発する息子の物語。けど、実は父ちゃんにもこだわりもあるし、家族のことをちゃんと思ってる。確かに変なところもあるんだけど、なかなかジンと来る話もしてくれる父ちゃんです。ただ、このノスタルジックさが今の小学生に受けるかどうか…文体が読みやすいので読書の苦手な子には進めやすそうなんですが。

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2011年04月13日

Posted by ブクログ

本当は「駅前通り商店街」という名前なのに、
人通りが少なくてうら寂しいので
「ユウレイ通り」なんて呼ばれている商店街の
いろんな「お店の子」が主人公。
お家も近くて、学校でも同じ5年1組、という子どもたちのお話。

1巻目はパン屋の息子武蔵が主人公の
  「ムカシのちょっといい未来」

2巻目は、そのお隣のクリーニング屋さんの娘まゆみが主人公の
  「ダンス・ダンス!」

どちらの主人公も、
特にカッコよくも、美人でもないし、
スポーツができたり、勉強ができたりもしないし、
特に健気だったり、友達思いだったりするわけじゃない。
ごくごくフツーの元気のいい子ども。

そんな、
そのへんにいそうな子どもの日常と、
彼らの心を波立たせるちょっとした事件の数々。
それは、学校でのことだったり、
友達との間のことだったり、
家族とのことだったり。
ささいなことだけど、でも、子どもにとっては結構重大。
自分の情けなさに気付いたり、家族のありがたさに気付いたり、
痛い思いをしたり、泣いたり笑ったりして、
ちょっぴり成長する子どもたち。

うーん、ものすごくまっとうな児童文学だ!
著者の子どもたちやまわりの大人を見る目が暖かく、確かなので
安心して読める。
オーソドックス、と言えばそうだけど、
でも、このまっとうさは貴重。
子ども時代に絶対必要だと思う!

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2010年07月27日

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