よくある異世界でチートスキル使って無双するようなお話とは一味違います。「レシピを作れる」、たったそれだけの一見地味な、しかしやりすぎると悪目立ちしてしまうスキルで上手に生活しようとする物語です。
何よりもまず驚かされるのが、「魔術」、「錬金術」、「呪術」の解像度の高さです。どうやって「魔法」が使えるのか。「錬金術」とは何をどうすることなのか。普通の異世界系の漫画では細かく書かれることのない、その世界独自の理論がしっかりとあり、物語への引き込まれ度合いが並みじゃないです。
また、主人公がとても優しく、奴隷であるノラに対して酷いこともしないので安心して読んでいける点や、そもそも奴隷が人権を得ることが出来る条件がある点など、奴隷の扱いといった部分でも他の異世界系とは違っていて、この作品に引き込まれる要素のひとつだと思います!
無双系とは一味違う、作品に引き込まれるような異世界系を探している方に特に読んでいただきたい作品です!
感情タグBEST3
匿名
2巻の感想
前巻に続き、世界設定がしっかりしていて面白い。
新しいキャラも続々と増えて、これからが楽しみです。
それはそれとして。
お父さんが娘の身体で〇〇〇〇の……ちょっと。
まったり漫画かと思いきや頭脳戦
途中、あわや三つ巴ならぬ四つ巴か!?と思ったけど、神様の失言で一変した。私の想像ではこれから神様と敵対…まではいかぬかもしれないが、頭脳戦からのちぎっては投げの能力バトル漫画になっていくと思ってる笑
てか、まったり漫画を想像してたけど全然違ってて動揺してる笑 この動揺は『便利屋斎藤さん』や『異世界おじさん』に近いものを感じる。
それに、パラケルススが場違いで浮いてて、「もはやノラが主人公じゃん」と思ったけど、もう1人の主人公だったらしい。
それにしても、ノラ含めパラケルスス以外みんな狡猾で、パラケルスス派のまったり勢の私は、読んでて少し疲れた。
でも楽しくて、いま1,2位を争うほど続きが気になる漫画!
一見善人ほど気を付けろ
そんな事を徹底していた感じのある2巻。
1巻時点では呪いまみれの上に四肢を失くしたエルフを回復させていく過程で
奴隷のノラさんとイチャコラする漫画かなと思っていたら他の転生者と殺し殺される可能性のある
ヤベー世界だった。法が機能している旨は実力者の1人がめっちゃ教えてくれるんだけど
どうも能力を奪いながら法をかいくぐりつつ暗躍している奴まで出てきて…
当初思っていたのとは大分違う方向性の漫画になっているなと思いつつも、
続きが気になる面白さです!