感情タグBEST3
ぐいぐい引き込まれました。
タイトルにちょっと興味を惹かれて試し読みをしました。
そうしたら、主人公のアリスがとても暗い境遇で始まり、過去の記憶を振り返りながら、大切な人を守ろうと動き出したところで、終わってしまいました。そこで我慢できずに、即!買ってしまいました。
お話は、主人公のアリスからの視線と、それぞれの登場人物からの視点があるので、一つの場面を違う角度で見ることができました。そのため両者のこころの動きが分かって、お話がより楽しめます。
紅色の髪をしたものは魔女として皆から嫌われる。迫害を受けて、短命で・・・・。
それっていわれのない差別を受けているということですよね。
本人に罪がないことなのに、どうして、幼いころからつらい目に合うの。だれか気づいてあげて!という気持ちになりました。
そこに気づきそうな心の動きをほかの人物サイドで描いてくれているのも、読んでいる私の気持ちを肯定してくれているようで。てうれしかったです。
実は、まだ読んでいる途中なのですが、感動を伝えたくて、レビューを書いています。
ずいぶん中途半端なところで終わるんだなぁ。
自身に忌み嫌われる“緋”があるせいで一度目の人生が散々で終わってしまった直後、
巻き戻った人生をやり直すことに決めたヒロイン。
あんな風にならないためにやり直すことに決めたヒロインの周囲に徐々に増えていく味方。
でもまだまだ不穏の芽は残ってるし、まだ表沙汰になっていない裏も色々ありそうで、
ハッピーエンドはどこに向かうんだろう。
皇女が継承権を放棄してセオドアと結婚して魔女としてのんびりひきこもり生活?
それとも、セオドアが近衛としてつきつつ、まだ見ぬどこぞの王子様と結ばれる?
その方向性がまだ見えず。