感情タグBEST3
Posted by ブクログ
とても素敵。
目玉自慢のカエルくんが、自分の目玉が一番と今日も元気におおはしゃぎ。ところが複眼を持つギンヤンマやミズスマシに出会ってすっかりしょげこんでしまいます。
ーおいらの目なんかは、ただのデメだな。ああ、かなしい!ー
やさしく愉快に生き物の面白さを伝えてくれる一冊。文章もリズムよく楽しい。絵も優しい色合いでクスッとユーモラスに描かれています。大好き。
Posted by ブクログ
本書は、動物行動学の第一人者である日高氏の半世紀前に寄稿した文章をもとに作られている。
カエル、オニヤンマ、ミズスマシが自分の目だまが一番だと自慢するおはなしであり、文章はリズミカルで読みやすい。
科学絵本として読んでも面白いのだが、一人ひとりの良いところを見つけて大切に育てるという本書のテーマに共感する。
Posted by ブクログ
文章は、4、4、5や、7、5になっていて、音がいい。絵も綺麗でいい。あとがきにもあるが、トンボの複眼を人間の目が集まったように描いてあるのをどうとらえるか。という問題はある。実際は違うんだよ。と一言いってあげればよいだけなのだが。
Posted by ブクログ
カエル、トンボ、ミズスマシ、それぞれに合った目があるんだ、って言うお話。
微妙に絵がリアルで、トンボの複眼のアップは怖かった。
自分の目を自慢し合って、お互いに認め合って、最後はみんな仲良くなる、という王道と言えば王道のストーリー。
でも、爽やかで優しい気持ちにもなれ、生き物にも興味がわく、とても良い絵本だと思います。