【感想・ネタバレ】黒い糸【電子版特典付き】のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

次々と気になる展開で、最後まで一気に読めた。
自分なりに推理してた人物じゃなくてびっくり仰天の結末だった。
読後、まー冷静に考えたらあーなるほど、怪しい事は沢山隠されてた。
違う人が犯人のパターンも書けそうで、登場人物全員が闇を抱えていて、ハラハラドキドキのサスペンスだった。
染井為人さんの他の作品も注目したい。

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2024年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白い!
ふせん回収
ハッピーエンドですっきり終われた。
祐介の目の遺伝を考えたら自分の子孫を残せない
それなら、他人の子を
という思いが最後叶っていたのも良かった。

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2024年04月06日

Posted by ブクログ

どんな場面で出逢えば、短くても信頼する?
どんな風に手を差し伸べてもらえば、恋に落ちる?

世の中には何を言ってもわからない、おかしな人っている
それが犯罪を犯す人なら、もうその存在すら絶やしてしまわないと解決しないのかもしれない…

そんな危機感を覚えた

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2024年01月20日

Posted by ブクログ

「違和感」って大事だよね.新居を選ぶとき,知らない道を往くとき,「違和感」の先にトラブルが待っていることが多い.
人への「違和感」,人との付き合いの中で感じる「違和感」も.

散りばめられた違和感が変わる時,気がついていても「うおっ」と思う.なかなかいい.

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2024年01月10日

Posted by ブクログ

意外な結末であった
身近で起きる奇怪な事件の犯人が身近な人だったなんて
(ネタバレ?)
染井為人の本はホント面白いし感動もする

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2024年01月06日

Posted by ブクログ

怖かった
人の悪意と言うかだんだんと迫ってくる
心理描写がうまく書いているなと
思いました
何冊か他の小説も読んでいる作家さんですが
毎回楽しみに読んでます

今回も最後まで犯人はわからなかったが
楽しめました

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2024年01月06日

Posted by ブクログ

なかなか誰が犯人なのか、じれったくなることもなく
スイスイ読めました。
母子の関係にグッと感動する場面もあり!

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2024年04月25日

Posted by ブクログ

染井為人さんは
『正体』『正義の申し子』に続き3作目

『黒い糸』
ミステリー要素たっぷりのサスペンスホラー
今回も構成が巧みで、場面切替もテンポ良く読み進められた。染井為人さんは、緩急のある物語の内容に読者の心情変化を誘うのが抜群に上手い作家さんだと思う。


【あらすじ】
結婚相談所で結婚アドバイザーとして働くシングルマザーの平山亜紀。彼女は顧客とのトラブル以降、無言電話などの嫌がらせに悩まされている。

一方、亜紀の一人息子 小6の小太郎はクラスメイトの女児が帰宅途中に失踪したまま行方不明となっている。
クラス担任は休職となり、代わりに長谷川祐介という男性教諭が担任となる。

事態は何も解決しないまま、平山親子の周りで、また新たな事件が起こる。
犯人は誰なのか・・・
その狙いは何なのか・・・
物語は平山亜紀と長谷川祐介の目線で進む。


【レビュー】
ミステリー好きなら思わず反応したくなるような分かりやすい伏線が随所に仕掛けてある。
頭の片隅でそれらが気になりながらも、混乱することなく読み進められるのは、きっと構成の上手さが成せる術なんだろう。ミスリードも楽しみながら、読者へのヒントやメッセージも随所に盛り込まれているので、正に推理を存分に楽しみながら最後まで夢中になれる作品だった。

ネタバレになるので、詳細は避けるとして・・・
なんか怪しいなぁって直感は当たりますね
子供の様子がおかしいのには理由がありますね
若い男性が手を出さないのにも理由がありますね
これらの違和感は、その場で解決しておかないととんでも無い目に会うのだ。

そして衝撃と怒涛の展開!
ラスト約30頁がやって来る。
直前のお風呂場のシーンは、静と動の振り幅が大き過ぎて分かっていても翻弄される。
息つく間もない臨場感と緊迫感で正に一気読み。
ヒョエ〜ッ!!
驚愕の真相には流石に鳥肌が立った。
タイトルが『黒い糸』な訳だ。

完全に染井為人さんの手の平で転がされた読後感だったが、それも何だか心地よい。
見事なトリックで全く謎が解けず感服しました!
というよりは、読者の推理力でも何とか追い付いて一緒にゴールさせて貰えた様な達成感の方が強い。確かに、満足感と興奮度は後者の方が高いのかもしれない。
きっとこれも作者の意図する所なんだろう。

個人的には、もう少し犯人側の生い立ちを掘り下げて欲しかった。祐介の兄 風介の論理を裏付けるためにも、ここの説明は聞きたかった。
そこだけやや消化不良だけど、敢えてそこは明かさない選択をされたのだと思う。

良い形で終わったラストだったが、若干の不安要素が残ったままになっている。
もしやもしや・・・
これは続編も大いに期待したい♪

余談だが、風介のキャラがなかなか面白かった。
彼の持論
「人は判断力の欠如で結婚し、
忍耐力の欠如で離婚し、
記憶力の欠如で再婚する」には、
思わず上手いこと言うなぁと唸ってしまった。
でも、毎日彼の話を聞くのは疲れそうだ笑

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2024年04月10日

Posted by ブクログ

話のテンポ感が好き。

表紙の赤い傘を持っている女の子が不気味でいい味出してるなと思った。

染井さんの作品はこれで3作目。
もっと読みたいと思う。

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2024年03月27日

Posted by ブクログ

染井為人さん、初読みです。
テンポが良くてすらすら読めました。伏線回収が気持ちよかったです。
サイコパスについてはよく分からないけれど、遺伝ってやっぱりあるよなあ、と思います。
先生が不死身でした。

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2024年03月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私にとって今1番の染井為人
やっぱり奥深くて面白い

ある小学校のクラスで立て続けるに起こるじ事件。勝ち気な女子児童の行方不明からはじまり、賢く聡明な大人びた女子児童も襲われて意識不明に。そして保護者や担任までも事件にあう。

同じクラスのやや切れやすい地味男子とその母親と好意を寄せる職場の後輩男子とその家族。
問題のクラスに急に担任を任された男性教諭と犯罪性の遺伝を研究してるその兄。
たくさんの伏線になかなかきづけないのに、最後は見事に結びつくのがすごい。
ラスト、幸せになるべき人が幸せになっているのも気もちがいい。

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2024年02月12日

Posted by ブクログ

これでもか これでもかと息付く暇もないほどに
人の悪意に襲われます。
誰もかれもが怪しく思えて 誰を信じたらいいのかわからなくなる! あからさまに怪しいヤツもいるし、いい人だったらいい人ほど怪しいし笑
登場人物みんな腹黒いから、途中まで主人公の2人すら疑ってしまっていた笑

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結婚相談所でアドバイザーとして働くシングルマザーの亜紀。 無茶なクレームをつけてくる女性客とトラブルを起こし、その日から自宅に無言電話や悪質な嫌がらせが相次ぐ。

亜紀の一人息子 小太郎が通う小学校では、息子のクラスメイトが下校途中に行方不明になる事件が起こっていた。事件がきっかけで休暇をとっている担任教師にかわり、6年2組の担任となった長谷川祐介は、生徒の莉世から「誘拐事件の犯人は、転校生の母親だ」と告げられる。その後、莉世も何者かに襲われ意識不明となる。

度を越した嫌がらせで亜紀を精神的に追いつめていく犯人は本当にあの客なのか。

また6年2組の関係者だけが次々と襲われる事件の犯人は すべて同一人物の仕業なのか。

何重にもからまった黒い糸が ほどけて1本の糸になった時、衝撃の事実が─。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
最後の最後まで犯人わからず一気読み。

わかるわけないって!
まさかの!だもん!

『世の中には常人ではない者がいることを身を以って知った。本当の恐怖を思い知った。』

ホラーサスペンスということですが、まさに人の心こそホラー。

怖かったけど、ラストはなんだかいい感じに終わってちょっとニヤニヤしてしまった笑

祐介の兄が変な人すぎて ヤバい人かな?と思ったけどただのめちゃくちゃいい人だった笑

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2024年01月28日

Posted by ブクログ

すごく面白くて
とにかく先が気になり一気読み。

誰もが怪しいんだが、
やっぱりそうだったか!と納得。
そして最後はこうなったかと苦笑した。

バタバタな感じで少し軽い感じで終わるけど、それまではとても楽しめたので満足です。


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2024年01月25日

Posted by ブクログ

反社会性パーソナリティーは遺伝する。そんな一族を描いた話。
単発の事件が繋がる時、恐怖を覚える。
怖かった…ちょいちょい本当の事件をベースにしてるから、より怖かった…

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2024年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結婚相談所に勤めるシングルマザー亜紀の職場での不快な出来事と息子のクラスで起こった女子の行方不明事件から始まった数々の事件が最後に一つの家族に収斂していく。教師の裕介の誠実な頑張りとそのやや独善的な兄の理論によって解決するのかと思いきや、最後までもつれ込み危ういところだった。エピローグでホッとしたが、殺人狂の遺伝がまだ続いているのが不穏である。

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2024年01月07日

Posted by ブクログ

『黒い糸』の題名どおり相当ブラックな内容!一時も心休まる瞬間はなく、ハラハラドキドキのまま駆け抜けて読み終えた。シングルマザーの職場トラブル、小学校の児童誘拐事件を皮切りに続々と事件が発生する。シングルマザー宅の息子が小6になっても喜んで母親と風呂に入るのにドン引きしつつも、それ以上の癖強キャラが次々と登場でワックワク。主人公の兄貴が度々口にする遺伝子学が伏線とは思ったがまさかの展開。でも泥沼の終盤から一変してぬる~いエピローグが不満。あの子に登場してほしかった。伊岡瞬系が好きな人にはお勧めのイヤミスだ。

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2023年12月31日

Posted by ブクログ

 いやぁ、怖い!タイトルからして不吉な香りがビンビン漂ってきますが、ストーリーも負けておりません。

 読んでいてずっと感じていたのは違和感。その違和感が確信に変わった時に一気に恐怖が襲ってきます。

 それにしても読ませます。シングルマザーの平山亜紀目線の章と、小学6年生の担任となった長谷川祐介目線の章のどちらも面白く、ページを捲る手が止められない!

 平山亜紀はシングルマザーにして結婚アドバイザーとして働いている。クレーマーの女性に悩まされ、その頃から家に嫌がらせがされるようになる。

 一方、亜紀の息子が通う小学校で、誘拐が発生し、担任だった女教師が精神を病み、ピンチヒッターとして6年生の担任となった祐介。
 祐介が担任になった後も女子児童が暴行を受け意識不明となったり、その児童の母親が乗り込んだ車が爆発したり。不吉なことが絶えない。

 亜紀の家の嫌がらせと、息子の周りで起こっている不吉な事件の犯人は同一人物なのか。

 さあ、恐怖の世界へ足を踏み入れてください。

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2023年12月29日

Posted by ブクログ

ホラーサスペンスのようだが終盤までホラー感が伝わらず。が、犯人が分かった所で「ゾワッ」とした。こういうことか、まさにホラーだった。

登場人物の殆どが怪しい。
佐藤聖子と平山亜紀が似ているのは、本人たちに明かされないまま育った異母姉妹と予想したが違った。それ以上に事実が恐怖だった。
日向が逃げているということは続編も出てくるのか?祐介の兄風介にもまた会いたい。

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2023年12月26日

Posted by ブクログ

とにかく出てくる人 ほとんどすべて
いやぁ~な感じなので
久しぶりに犯人が分かりずらいサスペンス

かろうじて主人公まわりしか
まともそうな人がいないなかで
味方のはずの 男性教師のお兄ちゃんも
かなり強烈な個性の持ち主で
持論をベラベラと展開してくれるので
さぞかし活躍するんだろうな
と思ったら しなかったり
なかなか 手が込んで面白いです

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2023年12月13日

Posted by ブクログ

面白かったけど、最後の無理やりハッピーエンドはどうなのかなぁ。
支離滅裂なところもあったような。
なんで?がいっぱい。
でもいきおいで最後まで読めちゃった

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

ある小学校で少女が誘拐されて、その友達も何者かに襲撃される。その学校の担任と生徒の母親が巻きこまれ〜という粗筋。かなり面白いと思って読み進めると、自分にとっては受け入れられないラストの展開。

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

「悪い夏」は、クズでワルの宝庫だったけれど、
「黒い糸」は、不気味で不穏な人達ばかり
ほぼほぼ 気持ち悪い

とはいえ、この話をどうやってまとめるのか気になってしまうんですね
シングルで息子を育てる女性の周囲に 不可解で不気味な事件が立て続く
仕事でもトラブルがあり、イケメン新人くんが何故だか優しい
残り50ページを切ってから、なかなかの展開が始まって ようやく全貌を理解しました。

そして、若いお兄さんに優しくされても 騙されてはいけないということです。

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2024年04月17日

Posted by ブクログ

4に近いし面白かったしぐんぐん読ませるし犯人意外性あって良かったよ
これ題名変えればもっと売れるし映像化するといい感じのやつだよ

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2024年04月15日

Posted by ブクログ

設定としては、普通に見える人たちに潜む悪、みたいな感じで面白かった。が、都合が良すぎるハッピーエンドになんとなく唸ってしまった。
亜紀さん、美人で良かったね。

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2024年03月22日

Posted by ブクログ

楽しめました。
染井さんの作品、読んだことあると思い込んでいましたが本作が初めてでした。文体の質が高く、かつ読みやすいのがまず良いですね。

割と前半で犯人は分かってしまったけれど、終盤でなるほどそういう繋がりだったのねと驚かされた面もありました。
ただしこの繋がりは賛否が分かれるかもしれませんが。

ミステリーの犯人予想が当たって嬉しいのはある程度のレベル以上だという証だと思います。簡単すぎたらつまらない。
もちろん騙された!というのも大好きなのですが、今の気分は当てたかった。だから楽しめました。

また読んでみたい作家さんです。

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2024年02月07日

Posted by ブクログ

面白くて一気に読めた。結婚相談所の現実も冒頭に書いてありなるほどと思った。いろいろな人物が登場して頭の整理をしながら読んだ。最後はまさかの展開でハラハラしながらも楽しく読めた。日向はどこに行ったのか?何とか生き残った主人公の家族も安心は出来ない。

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

真相が、怖いし気持ち悪い。

主人公のまわり全員、闇がありそうに描かれているので嫌でも勘ぐってしまった。

と思ってたらそっちもあるのかという展開で結局登場人物みな色々と抱えてた。

中盤に入ってから話の進みがなくなったように感じでしまい、途中に中だるみして読む気力をなくしたけれど、終盤に差し掛かるとどうなることかと一気読み。

こんな犯人に目をつけられたらと思うとゾッする。

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2024年01月05日

Posted by ブクログ

登場人物全員が怪しい。
エピローグの「幸せ」の意味が分からなかった。元旦那の気質が遺伝しないのを願ってるから?
「黒い◯」系は怖いね。「黒い糸」の他は「黒い家」しか思い出さないけど。

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2023年12月27日

Posted by ブクログ

黒い糸
染井為人さん。

おもしろかった!
結末がわかってしまうと、よくないので、
あまり、書けないけど、
おもしろかった!!

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2023年12月23日

Posted by ブクログ

染井さんの話は読ませるんだが、結構いつも怖い。この話も最後まで気を抜けないわ。悪夢になりそう・・・ まあ、途中から一部はよめたんだけど、そこまでって・・・。ああ、怖・・・

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2024年04月11日

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