【感想・ネタバレ】自分も傷つきたくないけど、他人も傷つけたくないあなたへのレビュー

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Posted by ブクログ

アルテイシアさんにサインしていただいた大切な本。
会社でジェンダーに関する不適切な出来事があって、私が「経営層は勉強すべし」と怒ったら、直属の上司(40代後半男性)が「勉強したいから課題図書とか教えて」と言ってくれたから、この本を貸しました。
数日後、丁寧な読書感想文と共に「すごく勉強になった。これまで無自覚に他人を傷つけていたと反省したし、それでも皆さんが自分と付き合い続けてくれたのは皆さんの優しさであり、自分はそれに甘えていたことに気が付いた」と言ってくれました。大切な価値観を近しい人が共感してくれるって、うれしいものですね。

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2024年01月06日

Posted by ブクログ

基本的に今までアルテイシアさんがいってきたことをまたわかりやすく述べてる一冊。最後の小島さんとの対談が良かった。

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2023年02月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

CHAPTER1.心と身体を傷つけられないために

CHAPTER2.うっかり誰かを傷つけないために

CHAPTER3.パートナーのジェンダー問題に悩むあなたへ

CHAPTER4.ヘルジャパンで傷ついた女子のお悩み相談室

1~2はわかりやすい講義、3~4はケーススタディといった形式。
アルテイシアさんのこれまでの書籍は全て目を通しているから、ほとんどがわかっている内容。でも改めて「ジェンダーとは」を学べてよかった。

どうしても家と職場の往復のみ、子無し夫婦で刺激も少ない日常。それは幸せなことだけれど、ぼんやりしすぎて”うっかり誰かを傷つけないように”、時々脳みそに刺激を与えなければ。

相変わらずアルさんの書き方が面白いが、「おわりに」の章は泣きそうになってしまった。

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2023年02月12日

Posted by ブクログ

他の本も読んでいたので手に取りましたが楽しく必要な考えを再認識できました
多くの人が傷ついたり傷つけたりする前に知ってほしい事柄ではあるけれど、膨大な情報の中からこの本を選ぶとしたらやっぱり自分の傷に気付いたときになってしまうのかな

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2024年04月03日

Posted by ブクログ

例えがわかりやすくてフェミニズムって言葉じゃわからないことがすんなり頭に入ってきてよかった!ママさんたちが自分の子供連れてお茶してたりするのは見るけどその逆はないよなーって改めて思うしもしそれが当たり前になったらどんないいか…と思うけど今の日本がクソすぎてあと何十年かけてどれだけマシになるのかと考えたら絶望してしまう 次世代が生きやすくなれるように今もっと関心持つべきだよな〜わたしには何ができるんだろうか
〇〇らしさのしがらみから抜け出すには男の人の声が大事なんだって気づけた 視点が変わると色んな気づきがあって面白いもう一回読みたい!

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2023年05月09日

Posted by ブクログ

他の著書や講演でお話しされていることと重複していることも多かったが、是非とも全ての人に読んでほしい。
フェミニズムは男VS女というわけではない。
フェミニズムという名称から、マイノリティの中でも最もマジョリティである女性にフォーカスが当たっているような気がするだけで、あらゆる弱者・マイノリティが生きやすくなるための考え方なのだ。

新しく知った言葉として
アクティブバイスタンダー。

誰かの加害行為を見つけたときに、単なる傍観者にならずに積極的にとめに入れるような人になりたい。

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2023年03月29日

Posted by ブクログ

フェミニズム系の本の中でかなりかなり読みやすい。
これなら読める人多いのでは?と思う。

現状はこうだ!だからこうあるべきだ!という書籍はあるけれど、それ読んで
「でもじゃぁ実際に私はどうすればいいの・・・?」
と宙ぶらりんな気持ちになることが多いんだけどこの本には
「そんな時はこうすればよいよ」
ということが書かれているのが良い。

そして被害者であると同時に加害者でもあることにもきちんと言及していて今自分がそれをどう受け入れているかも書かれている。

書き口はとてもサラッサラなんだけどそれゆえに読みやすく、なぜだかちょっぴり漂うサブカル臭・・・(笑)
タイトル通り自分も傷つきたくないけど。他人も傷つけたくない人に響きやすい本だと思う。

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2023年01月05日

Posted by ブクログ

"ジェンダー""フェミニスト"最近よく目にするけど、どういう意味なのかよくわかってなかった。
それがよく分かるようになった1冊。

【ジェンダーを学ぶことは、視力が良くなることに似ている。
視力が悪かった頃は足を踏まれても誰に踏まれたかわからなくて、自分が悪いと思っていた。
でも今は踏む側が悪いとわかるし、踏むなと言い返せるし、踏んでくる人を避けることもできる─】

こちらの作品では"ジェンダー"がテーマだけど、マッチングアプリでの必勝法とかも面白かったし、未来ある若い世代の方達や、男尊女卑が当たり前と生まれた時から刷り込まれて生きてきた世代の方達にもぜひ読んでほしい。

著者であるアルテイシアさんの作品は超下品な下ネタとかも普通に書いてあるし、抵抗ある方もいるかもしれない。
あと時々なにかの漫画とかで有名なセリフ?とかあって時々"?"となったりするけど、それでも読みやすくて面白い。

"ジェンダー"ってすごい難しい課題だなと思った。
フェミニストについても 超納得! とはならないとこもあった正直。
でも なるほどな とスっと入ってくる作品だった。

男だから、女だからと性別から入ってその人を見るんじゃなくて、その人はその人。
そういう意識を常に持っていこうと思う。

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2022年12月28日

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