感情タグBEST3
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短編で一瞬で読み終わったしとてもおもしろかった。
3番の「わずかばかりの犠牲」というタイトルの意味に気付いた時ゾッとした。
サクッと読めておもしろかった!!
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短編、イヤミス、ドンデン返し。
短編故に複雑な背景情報はなく、不必要な文章は一文もない。
ここ最近読んだ本の中でかなり上位。タイトルジャケ買いの成功例でした。
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ちょっと空き時間あったので、タイトルだけで本屋さんで購入。
「わずかばかりの犠牲」が好き。
ていうかどれもまんべんなく面白かった。
サクッと読めた。
もうこういう作品ばかり読んでるからか?!
めちゃめちゃ嫌な奴とか出てきても、胸糞悪いとかじゃなくて
もっと来い!!もっと!!
って欲しがってしまうよねなんか。
最近はなぜか再読がマイブーム。
また再読するかも。
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著者の水生大海(みずきひろみ)さんの作品との出会いは、「社労士のヒナコ」シリーズ3部作で、作品を読んだと言うより労働法制について学ばせて頂いたのが正解かもしれない。職場の同僚にも紹介し、読んでもらって感想を出し合った。そのご縁で、本作品を読んだ。短編5編のオムニバスだが、各短編では各登場人物像の絶妙な描写に加え人間の深層心理を吐露していく表現、引き込まれた刹那、大逆転の結末。推理小説にはありきたりと思われがちだが、水生作品ならではの文章にのめり込む。短編「使い勝手のいい女」では、現在の女性の置かれた立場をジェンダー平等の問題として作品にこめた著者の思いが伝わる。また、オレオレ詐欺の受け子が登場するなど、現代の社会の闇を絶妙な表現で練り上げる作品に時間を忘れて読みふけってしまう作品であった。久々に、読後感の充実感は半端ない。
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やや軽めでサラサラと読めてしまうが、かといってチープすぎることもなく、それなりに後味の悪さが楽しめるイヤミス。ガッツリ読書する気力がないときや、通勤通学のお供には最適の一冊。
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最後のページに驚きの結末が待つ5つの短編集
タイトルから最後になんか起こるんだろうなと予想しながら読んでたけど、どのお話も想像以上の結末になり、思っていたより楽しめた!
それぞれ面白かったけど、私は「わずかばかりの犠牲」が1番好き!
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五作の短編が収録されたミステリー。
五作とも話は異なり連作短編ではありません。
タイトルの通り、どの作品も最後のページまで結末が読めないような展開になっていて、面白かったです。
また、全てイヤミスです。
ベスト本格ミステリ2018の1編に選出された「使い勝手のいい女」では、キレイにミスリードされ、最後のオチも秀逸でした。
1番好きな作品は「監督不行き届き」。タイトルは物語の序盤の事なのかと思いきや、最後に再び回収。勿論イヤミスなので、爽快感ある終わり方ではありません。
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5編からなる短編集。
題名から分かるように、何かあると念頭に置いていたので少しは予想をしながら読んでいたが、予想通りなのと予想を超えていたのとさまざま。
短編それぞれ共通して言えるのは最後は救われないということ。
つまりはイヤミス。
それでもサラッと読めてしまうのが不思議。
【使い勝手のいい女】は作者が読者に勘違いさせようとしているのがよく分かる。
もちろん私も騙されたが。そういうところが楽しい小説。
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ミステリー短編五篇。
ぱっとミステリーの世界に入りたい人におすすめだと思いました。
個人的には、わずかばかりの犠牲が好きだったかな、、足を洗うのかと思いきや、、
全体的に世にも奇妙な物語とかでドラマ化したものを見てみたい。
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短編集。
最後の一編が面白かった!
子どもが事故死した母が、その車を運転していたであろう女に復讐を企てる。いくつものハードルを乗り越えながら、ついにその時が来てーー。
ちょうどいい伏線回収だった。
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5つの異なる短編ミステリーが詰まった本。
短いのにどれも驚きがあって面白かった!
サクサク読めて短時間で
どんでん返しを味わいたい人におすすめかも!
一つ目の「使い勝手のいい女」から
ミスリードされたなあ。
私的には「わずかばかりの犠牲」が1番ゾッとした。
匿名
たしかに最後のページで
どんでん返しというのだから、どう話が展開するかと想像しながら読みました。
あっと驚くような結末ではありませんでしたが、それでも「なるほどねぇ」と思わされる話ばかりでした。
読んだあとになんとなくスッキリしないようなするような、でも読みやすい本でした。
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どんでん返しミステリー短編集だが、題名と帯がちょっとハードルを上げすぎ感がある。普通に面白かったけどあっと驚くというほどでもなく、軽いイヤミスという感じに思えた。5編のなかでは『使い勝手のいい女』が一番良かった。
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短編集で面白かったけど、思っていたほどの逆転や展開ではなく、なんとなく想像のつく内容だった。
個人的に短編より長編の方が好きなこともあるかもしれないが、ストーリー自体はまとまっていて読みやすかった。
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正確に書くと星3.8。
言いたいことは、最後のページで変わるわけではない。
でも短編集のどんでん返し系として見ると伏線もわかりにくく、ほどほどの驚きがあり、楽しんで読めた。
Posted by ブクログ
短編集。苦手なイヤミスかな?と思ったけど、帯に書かれてる言葉に惹かれて買ってしまった。
全部で5話あって共通しているのが、不幸な人間とダメ人間が登場する。各話の主人公が不幸を惹き寄せてしまう、悪縁ばかり付き纏うって感じで可哀想と思う反面、自業自得、因果応報とも思う。こういう"悪いもの"を断ち切る方法はないものか?不幸の人間と一緒に登場するのが、ダメ人間。色んなタイプのダメ人間が出てきて、毎回イラッとした。でも、違うタイプだから飽きはしなかったかな。
私の好きな話は『使い勝手のいい女』。読んでてとにかく私を煽った。主人公の長尾葉月はどうなってしまうのか?もしかして…?と煽るだけ煽って結末を迎えた時、私は笑ってしまった。
一番怖いと思ったのは、『わずかばかりの犠牲』。わずかばかりで許されることなのか?これは?怖い。
どの話も最後まで読んで、題名を見るとその通りと思った。私はよく読み終わったあと、何でこの題名?となる事がよくあるけど(ただ読解力がないだけ)、題名と話が気持ちいいぐらいに一致した。これは私にしては珍しい。分かりやすかったし、ジワジワくる面白さがあった。