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Posted by ブクログ
前作に続き、天気にまつわる様々な知識を紹介した本。写真やイラストが豊富で、説明も簡潔であり分かりやすい。一見子ども向けの装丁となっているが、大人でも学べる内容が多く、気象に関する教養を身につけたい人に薦められる。
この本を通じて学んだこと。
- アイスの周りにできる白いモヤモヤも一種の雲である。表面付近の空気が冷やされ、水蒸気が飽和して発生する。湯気とは違い、冷気によって下降するのが特徴。空気の湿っている夏に発生しやすい。
- 主虹と副虹の間に暗く見える部分があり、これを「アレキサンダーの暗帯」という。
- 秋の空が高く感じられるのは、大陸からの乾燥した高気圧に覆われて水蒸気や塵が少なくなるから。春は黄砂などの塵、夏は太平洋高気圧の水蒸気によって見通せる距離が低下する。冬は対流圏の高度が低い。
Posted by ブクログ
個人的には前の図鑑より、今回の方が読み込んでしまった。フェーン現象、エルニーニョ現象、季節の移り変わりなど、気象全般についてわかりやすく説明されている。
Posted by ブクログ
児童用と侮れない。
イラストや写真がふんだんに使われており、とてもわかりやすい。
でも、非常に内容が奥深いので、とても一読では理解しきれなかった。
手元に置いて、気になった時に開いてみたい。
Posted by ブクログ
子どもに人気の本らしい。ちょっと気になる空の疑問が見開きで読めて分量的にちょうどよいし、文章も読みやすいし、写真や可愛いイラストもふんだんにあって、さもありなんという感じ。CHAPTER1の雲の話からついつい続きを読みたくなってしまう内容。『ラピュタ』のセリフなどから“龍の巣”の正体を考察する章は謎解きみたいで面白い。週末効果によって「積乱雲は水曜日に発達しやすい」という説は知らなかった(議論中とのこと)。学生のころタイ米を食べたことがあったけれど、ピナツボ火山噴火→チリが太陽光を遮り気温が下がる→日本で冷害→米不足という流れだったのだと知ることができた。