【感想・ネタバレ】二重らせんのスイッチのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

職場に刑事が来て身に覚えのない強盗殺人の容疑で連行されてしまった雅樹。防犯カメラに映っていたのは自分そっくりの男性。おまけに現場に残っていたDNAまで自分のものと一致していたとは…。

いや〜これ自分の身にそんな事が起こったらゾッとしますね。もしかして、自分は二重人格でもう一人の人格がやっていた事だったら?とかあれこれ考えそう。

一卵性双生児のDNAは同じだと以前当選した献本に書いてあったのでその後の展開は予想がついたけれど、真相が二転三転して予想以上に面白かったです。まだ2歳ですが男の子の一卵性双生児の孫がいるのでとても興味深く読んでしまいました。

一卵性双生児のDNAに関して最近新たな発見があったのも事実なんですね。思わず調べてしまいました。辻堂さんそんな事をすぐに小説にするのがすごいです。

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2024年02月21日

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ネタバレ

『一卵性双生児のDNA型は一緒だなんて、知らなかった…』

見に覚えのない殺人事件の現場に、監視カメラに自分の姿が写り、検出されたDNA型は自分のものと一致する。は〜ん、犯人はもうわかったな…と思ったのも束の間、事態は二転三転する。伏線回収の多重構造、さすがです!

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2022年12月25日

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ネタバレ

面白かった、グイグイ読めた。流れが読めちゃうところもあったけど、楽しめた。タイガーマスクの粋な終わり方も良かった。

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2022年11月14日

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2024.4.21
精神的にどん底 いえあ

2月末?もはや1月頃から読んでた?
ようやく終わりました。おめでとう。
まさかの双子でしたぱてーんの物語

何の罪も犯してない男
強盗殺人の容疑である日急に逮捕される
カメラの映像に残っていた人物は
紛れもなく自分の姿
どゆことーーーー!!な物語

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2024年04月21日

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ストーリーがよく作り込まれていると感じた。
実際、自分と同じ人間が
本当はもう一人いるって知ると怖いな。

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2023年10月28日

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ネタバレ

双子のDNA判定とか、国際養子縁組とか、人種差別とか、産後鬱とか。初めて知ることもあったし、改めて考えさせられることも。

辻堂さんには毎回見事にどんでん返しをくらうので、中盤、雅樹とジェイクが心を通わせ始めてからも、すごい展開が待っていそうで怖かった。ジェイクが真の悪人でなくて、本当によかった。まぁ十分怖いような気もするけれど。

両親の苦しみはわからないではないけれど、雅樹の立場からすると、やっぱり話してほしかったよな。
でも産後の状況は本当に気の毒。赤ちゃん一人でも大変なのに二人もいて、助けを求められる人が誰もいないなんて。せめて誰も死ななくてよかった。
苦しんで決めた選択が、その後もう一人の子を苦しめたと思うと、それも辛いよなぁ。

恋人の奈美が、雅樹を全面的に信じていて、安心する。顔を隠したい雅樹に合わせてマスクするなんていうすごく素敵な人で、なんだかほっとする存在。

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2023年08月15日

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辻堂さんの作品を初めて読みました。止まらなくなり、一晩で一気に読めた。
突然、冤罪に巻き込まれた時の周囲の反応やその後、社会問題との関係も興味深かった。
登場人物それぞれの人間性や状況も丁寧に描かれて読後感が清々しい。
辻堂さんの他の作品も読みたいと思います。

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2023年08月10日

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存在を知らなかった一卵性双生児が関わるミステリー。一卵性双生児ってDNA鑑定が一緒になることや、海外への養子縁組の問題など、辻堂ゆめさんの作品は読みやすいのに色々知らなかった社会問題を教えてくれる気がする。

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2023年04月29日

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少々、ご都合主義かなと思う部分もあったが、面白かった。辻堂さんの作品は、いろいろな社会問題を提起した物が多く、考えさせられます。

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2023年03月27日

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何の変哲もない、いつも通りの日常から急転直下。
主人公・桐谷雅樹は身に覚えのない強盗殺人容疑で逮捕されてしまう。

防犯カメラに映っていたのは紛れもない自分の顔。
更に犯行現場に残されていたDNAまで一致。

冒頭から心鷲掴み。
作者の狙い通り、犯人は簡単に予想出来てしまう。

だが、そこからの予測不可能なシナリオから目が離せない。

荒唐無稽でリアリティには欠けるが、細やかに張り巡らされた伏線と回収はお見事。

国際養子縁組、人種差別、産後鬱など社会問題をしっかり絡めながら、終盤の二転三転も楽しめる。

清涼感に溢れた心地良い読後。

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2023年02月18日

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面白かった!
初めて読んだ「あの日の交換日記」も面白かったけど、こちらも良かった。
夜、時間を忘れて読み耽りました。

突然、強盗殺人と窃盗の罪で警察に連行された政樹。全く身に覚えがないのに防犯映像に映る自分の姿や目撃証言。考えただけで気持ち悪いしゾッとする…。
「冤罪」「国際養子縁組制度」「人種差別」の問題などにも触れられています

犯人はいったい何者なのか?
スピード感のある展開でハラハラし通しでした。
被害者と加害者。それぞれが負った心身の痛みを想像して顔をしかめながら、2人に救いはあるのか考えてしまった。
ラストは穏やかな雰囲気に包まれていてホッとしました。

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2022年12月23日

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伏線が散らばっていて、「そういえばあの時こう言っていた」と言う会話から伏線回収して行くのが小気味良かった。
新たな真実を出すタイミングがうまいなーなんて思いながら読みました。(上から目線ではないですよ!)

少し時間が経過して、話の展開があまり思い出せなくなってから、また読み返したいなと思いました。

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2022年12月15日

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期待を大きく上回るものではなかったが、まずまず楽しめた。双子の気持ちはわからないが、全く違う環境で育ち、妬みや恨みを感じていたとしても、やはり通じ合えるものなのだろうか。

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2022年11月17日

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ネタバレ

突然、強盗殺人容疑で逮捕されてしまう桐谷雅樹くんが、自身の冤罪を晴らし、事件を追っていくうちに、双子の兄弟の存在にたどりつき、自身の過去のことがあきらかになっていくお話。

何はともあれハッピーエンドでよかった。
タイガーマスクの終わり方もおしゃれだし。
双子の兄弟が再会するまでの殺人事件を含んだストーリーだが、大いなる計画、については途中で想像ついた。
なみちゃんが素晴らしく素敵な女性だった。
日本は子育て環境が厳しいな、と改めて思う。
そりゃ子どもが増えないわけだ。

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2022年10月14日

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いきなり警察に逮捕され、どうなる?!と思ったけれど、予想できそうでできない感じで進むストーリーがなかなか面白かったです。

個人的には、最後のエピローグはなくてもよかったなあと感じた。

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2022年09月26日

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いやぁ~、乳児期の双子はほんっっっとうに大変。寝れない食べれないで、大変だった記憶しかない。
それはわかりすぎるほど、わかる。
雅樹が逮捕された時に、なんで双子の存在に両親が言及しないのかずっとわからなかった。その理由も最後には語られるんだけど。
まあまあ、でも、ハッピーエンドで良かった。

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2024年03月24日

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双子の兄弟をめぐるミステリ。

一つの謎が解決したかと思えば、また新しい謎が出てきて...と段々仕掛けが小気味いい。
綺麗にまとまっていて読みやすいが、人間の醜さ、弱さみたいなところがあまり見えず、いまいち物足りない印象。

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2024年03月08日

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01月-03。3.0点。
SEの主人公、突然強盗殺人の罪で逮捕される。現場に主人公のDNAがあり。。。

題材としてはありがちだが、冒頭の分けのわからなさ感からのスピード感は流石。ラストの主人公の推理が、少しクドかったかな。

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2024年01月12日

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ネタバレ

まあまあ面白い。表紙の絵が絶妙すぎて全てネタバレ。
序盤は主人公雅樹の行動が頭がおかしすぎてイライラする。理系の賢い人間が、双子の弟の存在に気付いたにも関わらず、奈美と遊んでいるなんてありえない。奈美や周りの人間に危害が及ぶことを考えて、一刻も早く警察に伝えるはず。不自然すぎるので、もう少し他のストーリー展開の仕方があったような気がする。
ナガノも実は血が繋がっているような展開を予想したが、まったく無関係で残念。
ところどころに、もっとスピード上げてテンポよく進んで欲しいのに描写がまどろっこしいと感じた場面があった。
基樹が、本当は実はもっと非常に賢くて極悪人という展開も期待したが、ナガノと立場が逆転したとはいえ、意外と平和に終わってしまったので拍子抜け。第四章「真実」はエピローグにしてはまだまだページ数があったので、期待したが、一生懸命な説明を聞かされているように感じてしまい、入り込めなかった。
双子のDNAのことや、海外養子のことなど、とても面白いテーマだったが、現実味がなく、フワーっとして終わってしまった感じ。暴力的なところ、スピード感のあるところ、泣かせるところ、怒れるところなど、読者を引き込むような大袈裟な描き方がされても良いと思う。あっさりしすぎるので、激しく書いたほうが、リアリティーが出たような気がする。
最後はあまりにも平和すぎ。読んだことを忘れてしまうような薄い印象で終わってしまい、もったいない。

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2023年12月10日

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ネタバレ

双子の存在は最初の時点で気付いた。
ストーリー自体はよくある感じだが、国際養子などについて知れたのはよかった。
最後もう一回くらいどんでん返しがあるとよかったな。

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2023年12月08日

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タイトルからフーダニットは割と簡単に予想がつくし、あっさり種明かしもされたけど、ホワイダニットが丁寧に書かれていて楽しめました。
終盤のくるくる変わる推測も嫌いじゃないです。

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2023年11月18日

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辻堂ゆめさんお初。

双子って本当不思議な存在。自分とそっくりな人が目の前にいるって、どんな感じかなぁ。
ましてや自分だけ養子に出されて、もう1人は親元で幸せに暮らしてるってなったら、やっぱり恨んでしまうかも。とか色々考えてしまう。

両親が1人だけ養子に出してしまった本当の理由や、二千万円の行方等がわかって、最後はわりとスッキリ。

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2023年10月14日

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身に覚えのない犯罪、防犯カメラやDNA、面白くてドンドン読み進みました。
途中、どうして離れ離れになってしまったか、母親の状態が出てきた所はせつなかった。ミステリーとしても楽しく読めました。

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2023年03月04日

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DNA関係の話だろうから冤罪からの流れはそうくるよね…と思っていたら予想外の展開で面白かった。親はつらかったろう。

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2023年02月05日

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幼い頃アメリカの家族に養子縁組した双子の弟が、強盗殺人をしてその容疑が主人公にかかるところから始まる話。
双子ものでは良くある話かなあと思うけど、途中からこれからどうするのかなと引き込まれた。
恵まれない環境で弟は恵まれて育った兄の乗っ取りを企てていたが、最終的にはやめたのはやはり仲良くなるうちに考えがかわった、でいいのかな?
強盗したお金を最終的には寄付していたのも、途中でわずかに伏線が張られていたので違和感なし。
ハッピーエンドなのがよかった。

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2022年12月09日

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生き別れたきょうだいとの物語
自分を自分たらしめているのは遺伝子か環境(『記憶』)か。

タイトルの『二重らせんのスイッチ』には二重の意味があると思う。

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2022年12月07日

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身に覚えのない犯罪の容疑者として突然逮捕されてしまう桐谷雅樹。
そこには会ったこともない存在すら知らなかった双子の弟がいたという事実が…というのはミステリなんかでは特別に珍しくも何ともない。タイトルの二重螺旋の文字からも想像がつくだろう。

でも、この物語の見どころはこの先にある。
アリバイが証明されて釈放となった雅樹の元に、大いなる計画を胸に秘めた双子の弟であるジェイクこと、基樹が現れる。そして仲間と共に雅樹を監禁。監禁生活の間に自然と心を通わせていく2人を描いた物語になっている。
どんなに離れていても双子はやっぱり双子よね、なんていうのはちょっぴりむず痒いけど、でもそんな物語も辻堂ゆめさんのカラーで豊かな物語になっていた。

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2022年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある日突然、強盗殺人容疑で逮捕された雅樹。防犯カメラに映っていた顔は自分の顔だが、そんなことはしていない。一人っ子として育ったのに誰がなぜ…
戸籍を調べてみるとある可能性にたどりつく。一卵性双生児でアメリカで育った基樹という兄弟がいたのだ。塾経営の両親は一言も兄弟の存在を明かしてこなかった。
そしてその事実に気がついた直後、基樹とその仲間を名乗る男に監禁されてしまう。
一卵性双生児はDNAの判別がつかないことからこの事件を計画したとのことだが、1ヶ月ちょっと一緒に過ごすうちに、シンパシーを感じるように。壮大な計画があるとのことだが、実施されるのか。
双子の関係性と何のためにこのような事件をおこしたのか、読んでいくうちに徐々に明らかになっていくミステリー。読みやすく一気に読んでしまったが、想像よりも驚きの結末はなかったかな。

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2022年10月09日

Posted by ブクログ

とても読みやすく あっという間に読み終えた

先に繋がるヒントを提示されながらストーリーが進むのに 退屈しない

ただ 面白かっただけに 若干都合が良すぎて 上手くまとめたなぁという印象が残るのが残念

次回作が楽しみな作家さん

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2022年09月25日

Posted by ブクログ

その計画に無理があるから集中できない - 辻堂ゆめ「二重らせんのスイッチ」★★★☆☆

タイトルの螺旋はDNAで、それが二重ってことでもうわかりますね。ただその点は序論なので、ネタバレうんぬんじゃないですね。出会ってからが本論だな。スイッチはボタンのほうじゃなくて、スイッチヒッターのほうか。
そもそもの計画に無理があるよね。やっぱり。ホクロがあるほうが”カナ”だし、シュッとしてるほうが”かずや”だもの(幽体離脱ー)。ということでそこが無理だって思っちゃうので以降が急につまらなくなります。
違和感のある書き方なのでアレ系だろうと予想したらやっぱりだった。それを超える勢いで最終章を、展開させたのはみごとだった。

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2023年10月27日

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