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医療ミステリーかと思ったらかなりスピリチュアルなお話でした。イレスと呼ばれる寝たまま目が覚めない病気の患者を治療するため、患者の夢に入り込むという内容です。オカルトっぽさはありますが、かなり面白いです。
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ストーリー展開が面白い!
謎に満ちているので、下巻も即購入しました。
描写が細かく描かれていて、その際に普段聞きなれなかったり、読み慣れなかったりする漢字や単語が多く出てくる印象。
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個人的には凄く好きな作品。
ファンタジーとミステリーの融合が上手く組み合わさっている。
眠り続ける奇病に罹った4人の患者を引き受けた医者が主人公。
奇病の原因を探るべく患者の夢の中に侵入するのだが、その患者の夢の中はファンタジー色が強く、好奇心をそそられる。
読んでいて面白く、先が気になる作品。
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最初のうちは知念実希人作品には珍しいファンタジーで読み慣れるまでに少し時間がかかるかも…
ただ、主人公でユタの力に目覚めた医者の愛衣が彼女の化身であるククルと冒険に出かけると、あっという間にその世界に引き込まれていく。
そして、基本は愛衣の視点で描かれている本編の間に挟まる三人称視点で描かれている幕間の部分が持つ役割の意味を下巻で思い知らされるのであった。
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ジャンルはファンタジーミステリー。私はどちらも大好物なので面白い。
医師である識名愛衣の担当する患者は、世界でも症例が極めて少ない「突発性嗜眠症候群」、別名白雪姫症候。原因不明で眠ったままになる病気のようだ。それが同じ日に東京で4人に起こる。
治療の無力感を感じる中、実家に帰り祖母と会う愛衣、祖母は沖縄の霊能力者・ユタである。そして愛衣にもその力が覚醒していく。
4人のうちの 3人の主治医である愛衣はマブイグミ(魂の救済)を試みていく。1人目はパイロットを目指していた女性。愛衣のククル(うさぎ猫)とともに異世界で葛藤していく。2人目は弁護士、それぞれ副題で想像できるが。切なく愛しい思いが頭の中を駆け巡る。
解決したかのようで、違和感を残す。その原因も読み進めるとわかってくる。
前半はファンタジーなのだが、後半はミステリーの要素が入ってくる。しかも医療ミステリーだ。この融合ジャンルは知念美希人氏しか書けない。その点でも読む価値のある一冊である。
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世界観10/10点(創造の世界だが心の話で面白い!)
惹き込まれ10/10点(伏線を回収してくれる。最後の方、すぐに下巻読みたいと思った。)
キャラクター10/10点(不思議とククルが可愛く頭に描かれる。)
読みやすさ10/10点(マブイの用語が出るが、スッと理解できる読みやすさ。)
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あまりの面白さに一気に聞いてしまった。
上下あり、上ではまず2人のイエス患者の秘密と覚醒に迫っていく。
さすが知念さんの小説で医療とミステリーがバランスよく融合されており、なおかつ今回はファンタジー要素も含まれていて非常に面白かった。
主人公の女の子は沖縄由来のユタの才能を隔世遺伝で受け継いでおり、その能力を活かしながらイエス患者の心の闇に向き合いそしてその暗闇を溶かしていく過程に入り込んでしまった。
さらにその中に出てくるウサギ猫のキャラクターも非常に可愛く愛らしい。
物語が進む中で主人公が成長し患者を救っていくプロセスがわかりやすく疲れを癒す1冊になると思う。
さらに個人的に惹かれたのが、表紙の美しさである。
オーディオブックで聞いていたのであまり表紙を見る機会がなかったが、その美しさとムゲンの世界のイメージが私の中で非常にしっくりきた。
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眠りから覚めない病気を治すために、ユタの血を引く医者がマブイ(魂)を再び戻すお話
スピリチュアルなファンタジー展開や架空の病気が主に描写されているけれども、リアルな医療知識に裏打ちされた背景や全編通した謎や各話のミステリ要素など複合的なジャンルになっている
やはり知念実希人さんは只者じゃねぇ
上巻は、患者4人のうち主人公 識名愛衣の担当患者2人のマブイグミまで
詳しい感想は下巻の方でまとめて
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夢の中の世界がとても美しかった。夢だからこんな感じかな?と想像することができた。マブイグミとか出てきた時は、「あーそういう系?」ってちょっと身構えたけど、そんなことなかった。私ならこんな風に反撃するのになーと、楽しく読めた。華ちゃん先輩絶対可愛いはず。
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医療+スピチュアル+ファンタジー+ミステリーのMIXエンターテイメント
分かっちゃいるけど、最後はぐっとこみ上げるものがあります。
上巻です。
夢を見続けたまま目が覚めることのないイレスの患者3人の担当医となった主人公愛衣。
沖縄の霊能力者でユタでもある祖母から、魂の救済(マブイグミ)を行うことで患者を目覚めさせることができるとアドバイスされます。
祖母から受け継いだユタの力を発揮し、患者の夢の中に入り込み、相棒のククルとともに、患者の魂の救済に挑みます。
一人目の患者はパイロットを目指していた女性。
なぜ、彼女がイレスになってしまったのか?
そこには父親の死が...
二人目の患者は老弁護士。
弁護士の心を壊したモノ。
愛衣がその原因を突き止め、魂を救済していきます。
そして、それらの治療を通して、愛衣が受けた過去の事件も我々読者に少しずつ開示されていきます。
上巻ではこのファンタジックな世界観におじさんとしてはちょっと混乱(笑)
夢の中だからしょうがないか..とは思いますが。
そして下巻に続きます。
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久しぶりの読書にふさわしい作品。めっちゃ面白い。ミステリーとファンタジーが融合していて、僕の好きなユタも出てくる。上巻がイイところで終わったので、続きが楽しみ。
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知念さんの表現の多さに感激しました。愛衣が佃さんに入り込んでいる際に屋台を回っている時、金魚を団扇の中に泳がせているところがとても綺麗に鮮明に浮かんできてとても綺麗でした。医療系でありながらファンタジー要素が多くとても楽しく読みやすかったです。伏線も多く読みがいがあります。下巻が楽しみです。
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医療系の範囲が大きいのかなと思って読み始めたら、キャラクターまででてくる、がっつりファンタジーでした。
ファンタジー好きなので面白く読めてますが、医療系の要素を期待すると、全く違うので、気を付けた方がいいです。
一見、何の繋がりもなさそうな患者たちの繋がりが見えてきて、下巻が楽しみです。
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☆4
読み進めていくにつれて、どんどん作品の世界観に惹き込まれていきました!
登場人物や事件が、下巻でどのように繋がっていくのか楽しみです。
うさぎ猫のククルが、とっても可愛いです❁⃘*.゚
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イレスという不思議な病気。その病気を治す為に患者の意識の中で冒険する話。なんでもありだなと思う場面もあったがそれぞれ物語性があって楽しく読めた。最後の方で真相に近づいていって。。早く下巻も読みたい‼︎
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イレス(特発性嗜眠症候群)という稀少な病気にかかった患者を3人担当する愛衣が勤務する病院には4人のイレス患者がいる。
愛衣がユタ(霊能力者)の力を使ってマブイグミをすることでイレスを治す。
医療×ファンタジー。
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医療やミステリーを期待していたので夢とか出てきた時点でガッカリした。マブイとかの横文字もピンとこないし違和感を感じる。
前半は上記のように読む手が進まなかったが、後半になるにつれて殺人事件の内容であったりイレス患者の関係など、ミステリーっぽい内容も出てきておもしろくなってきた。
下巻に期待したい。
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突然眠りから覚めなくなる難病患者を担当する医師が、いわゆる霊能者みたいな家系で、患者の夢の中に入って原因を特定して治療する話。
かなりファンタジーな設定で、上巻が終わった段階では少し中弛み気味かな。
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医療ミステリーだと思って読んだらかなりファンタジー要素が強く、想像力のない私は少し読みづらさを感じました。ですが、ミステリーとしてはとても面白かったです。終わり方はあまり好きではありませんが。
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硝子の塔の殺人〜を読んでこの人のお話を更に読んでみたくなった。ミステリーという部分もあるけど、ファンタジーワールドに驚かされた。はじめのうちは違和感があるものの読み進むうちに気にならなくなる。様々な物語がどのように繋がるのか、後半が楽しみ。
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医療系の話、と思って読んでいたら想像以上にファンタジックでちょっと戸惑った。しかし続きが気になるので即下巻購入した。飛行機に乗る少女とその父親の話は恐ろしいものであり、同時にとても切ないものであった。
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イレスという眠り続ける病気に立ち向かう主人公。ファンタジーの世界で2人を目覚めさせた。下巻で残りの人を目覚めさす事が出来るのだろうか?中々面白いストーリーであった。
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ユタである祖母の血をひいた医者の愛衣。イレスという珍しい病気の患者を3人担当している。それらの患者は 眠り続ける病気だ。目覚めるかもしれないし 目覚めないかもしれない。治療法は 発見されていない。それらの患者を救うため 愛衣は夢幻の世界へ足を踏み入れる。
読者を引き付けるストーリーと 読みやすいので上下巻と2冊にわかれても読書不馴れな人でも 読みやすい。ククルの謎は 下巻へ続く
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なぜ沖縄に寄せる必要があったのでしょう。
マブイ、マブイグミ、ユタ、サーダカンマリ…沖縄ではメジャーな言葉なのでしょうか?
サーダカンマリの説明が最後までなく、自分で調べつつ「こういうことか」と推察しながら読み進めていました。
特殊能力が沖縄になぞらえたものでなければいけない理由がよく分からない。
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ファンタジー強めです。想像力利かして読まないと話の流れが分からなくなるところがありました。至る所に伏線が張ってあるので下巻は物凄いスピードで読めました。