舞台ははるか昔、古の北祇の国の後宮。
主人公はジト目ギザ歯でぼっちの王花鈴(おう かりん)。
彼女の父親は超絶美形で拷問・暗殺は当たり前な残虐非道の極悪文官・王皓(おうこう)だったのです。
後宮の宮女見習いとして入った花鈴ですが、父の悪名が高すぎて、誰もが恐れ近寄ってきません。
そんな状況にもめげず後宮で友達を作ろうと頑張りますが、事態は思わぬ方向に進み…!?
友達が欲しいだけの花鈴。それなのに謀略家の父の印象が強すぎて花鈴も諜報・謀略をしていると誤解をされ、誰も花鈴の話を聞こうとしません。
花鈴が良かれと思ってやることが、逆に怯えられる結果になるのが不憫に感じます。
それでもめげない花鈴の姿は、ちょっと滑稽でありながらも応援したくなります。
この物語はそんな花鈴の頑張りを面白おかしく描くのかと思いきや、それだけでは終わりません。
舞台は陰謀渦巻く後宮…。とある事件が起きるのです。
後宮の人員の顔を一通り記憶していた花鈴は、ふとした違和感に気付き皇帝暗殺の間者に気付きます。
父から暗殺の英才教育を受けてきた彼女は見事間者を退治してしまうのです。
また病弱の少年皇帝・暁星との運命的な出会いによって、花鈴の気持ちが変化します。
「めげない、あきらめない」の強い心で友達はできるのか!?
そして、陰謀渦巻く後宮で皇帝を守り切ることができるのか!?
後宮を舞台にした作品は人気が高く作品も多くありますが、その中でもドキドキハラハラできる注目の作品です!
ミステリー要素を含んだ作品となっていますので、『薬屋のひとりごと』がお好きな方に是非読んでいただきたい作品です。
感情タグBEST3
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今後の展開に期待!
いろんな後宮ものを読んできましたが、主人公の宮女が戦うのは、かっこいいと思います!
今後、主人公と皇帝がどんな風に距離を縮めていくのか、主人公に宮女の友達ができるのか、注目です。
匿名
父
悪辣非道で名の通っている父の元から逃れる為、後宮で働く娘、花鈴。仲良くお喋り出来る友達が出来るかと日々、頑張るも父の悪名があまりにも大きく、なかなかうまくいかない。笑顔が怖可愛い(笑)
匿名
夢見がちな主人公
主人公が夢見がちなのが、読んでいてほっこりする。
「気に入られちゃうなァ」「あこがれちゃうなァ」とか「仲良し後宮にするんだ」とか。
現実は辛い事もあるけれど、「めげない!諦めない!」って自分に言い聞かせ、頑張ってていい子。
「父のようにはならない!」って思ってるけど、陛下や同僚の女官・自分のため、父に教え込まれたものを使う事に。
自分に対して普通に接している女官を「おかしいこの人」って思うもの、何だかちょっと悲しい。
面白かった
女官が上流階級のお嬢様はよくある話としても…
実はどうも「暗殺者」を暗殺する「女官のお嬢様」の
模様です。
まだ一巻では謎が多すぎます
Posted by ブクログ
極悪非道悪徳文官の父に仕込まれた暗殺術と悪巧みスマイルが曲者感あるけど、心根が真っ直ぐでめげないあきらめない心を持った正統派ヒロインで応援したくなる花鈴の活躍と友達づくりがこれから楽しみ!
緒里先生の中華な美形を拝めるのも幸せだ~~~