【感想・ネタバレ】親になってもわからない 深爪な子育てのはなしのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

読みやすい文章ですぐ読めました。子どもに自分の理想を押し付けて自分が安心したいだけ…にグサっ。
子どものこと信用して、どんな選択をしようとなるべく見守りたいものです。行き詰まった時に読みたいから本棚へ〜(*´-`)

0
2023年02月13日

Posted by ブクログ

本書は彼女が子育てについて書いたエッセイである。

妊娠中の苦しみ、子育ての悩み、ママ友との付き合い方、自身の毒親の話など、親とは子どもとは家族とは何か考えさせる内容だった。

著者自身が、毒親に育てられたため、そんな親にはなるまいと振る舞うも、無意識に自分の親と同じことを子どもにしてしまっていることに気づく。そんな自分に悩みながら、手探りながらも必死に子育てをしていく姿に胸が熱くなった。

深爪氏のエッセイはこれまで何冊か読んで、そのたびに笑わせてもらったが、本書は笑えるだけでなく、考えさせられたり涙腺を緩ませてきたりする。

失礼ながら、彼女のことはずっと「下ネタが大好きな中年女性」と思ってエッセイやツイートを読んできたのだが、母親としてこんなに苦悩されているのかと驚いた。

本書を読んで、子育てをしたことのない私は、知らないことや誤った認識をもっていたことがたくさんあった。

学びと笑いと感動をくれた、素晴らしいエッセイだった。

0
2022年05月01日

Posted by ブクログ

人気ついったら深爪さんの育児にまつわるエッセイ。
育児垢やってるほとんどの親に刺さる内容だと思う。うちは登校拒否児が居るので、その話についても色々考えさせられた。
共感したり刺さったりしながらあっという間に読み終えた。

0
2024年04月16日

Posted by ブクログ

面白かった。
軽快で、軽すぎなくて、読みやすかった。

Twitterもフォローしてたけど、やっぱり文章上手ねぇ。

0
2024年03月02日

Posted by ブクログ

決して母のような親にはなるまい。
コラムニストの深爪さんによる、毒親スパイラルを断ち切るために模索する日々を綴ったエッセイ。


深爪さんのことはTwitter(x)で知り、育児の本を出されていると後から知り読んでみようと思いました。
私自身、だいぶ寛解されたとは自負していますが、毒親に悩まされてきた人生なので、共感できる部分もたくさんありました。
この本を読むからと言って、毒親や子育ての問題が一発解決するというわけではもちろんありませんが、共感できたり、こういうこともあるんだなと知ることによって、少し肩の荷がおりた気持ちになれました。

0
2023年09月13日

Posted by ブクログ

去年出産し0歳児を育てています。本書は各章が数ページの短さで構成されているので、育児の合間でもサクッと読むことができました。痛快な文体に反して、悩み藻掻きながら親との関係・子との関係を模索している方なのだなと胸が熱くなりました。

0
2023年04月07日

Posted by ブクログ

未だ道半ば、親になるのはむずかしいです。本当に。
さらさらと軽い感じで読み終えましたが、いちいち共感しました。

0
2023年01月15日

Posted by ブクログ

子どもは血のつながった他人である。
親の役目は子どもが自立する手助けをすること。
私はおそらく作者と同じように先々のことを考えすぎて心配しすぎて視野が狭くなってしまうタイプであり、かつ母との関係性について思うところがある人間なので、この先の人生の教訓としてひとつひとつのエピソードを心に刻みながら読み進めた。自分と他人を分けて考え他人を尊重し、親になっても自分自身を充実させることを大切にしようと思えた。

0
2022年09月11日

Posted by ブクログ

子供の夜泣きに怯えつつ、それを上回る可愛い寝顔を見ながら夜中に読むのに最適な本だった。
作者はとても生きづらい性格の方だと感じるが、その時の気持ちを言語化できるのでどうにか気持ちを昇華させようと悩みながら生きているのがわかるのでこういったようなエッセイにはピッタリだと思います。
ところどころに散りばめられている例えも面白く、笑いあり、ホロリとさせる場面もあり楽しい時間でした。

0
2022年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ご自身で「ツイ廃」と表現されているが、普段Twitterで話題を集めているだけあって、短いけどテンポのいい文章てで読みやすかったし、「いいね」したくなる共感できる内容ばかりだった。
特にあとがきがビンビン響いた。

あとがきより↓
親になってもわからないことばかりだ。でも、すべてをわかろうとする必要はないのかもしれない。そもそも子育てに正解はないのだ。無理矢理捻り出した「正解っぽい何か」を差し出すよりも、親が人生を謳歌している姿を見せてやるほうがよっぽど子供の希望になるだろう。
そして、「大人って楽しそう」「早く大人になりたい」と思わせることができたのなら、親として100点満点なのではないかと、私は思うのである。

ご自身も2児の子育てで悩んで努力して苦しんだ結果たどり着いた言葉だと思うと、すごく説得力がある。
私も頭では分かってるんだけど、結局子供のことでいろいろ取り越し苦労して、いらんお節介をして後悔したりしそうだな〜よっぽど気をつけなきゃやっちゃうな〜

0
2022年07月28日

Posted by ブクログ

いわゆる、毒親を持つ子供が親になった時に思うこと•エッセイ、というのだろうか。
自分も、毒親とまでは呼ばないが
あ、これ以上この人の言うこと聞いちゃダメだ
と思う部分が母親にはあって
もう完全に許せない出来事があってからは
意識的に距離をとっている。
怖すぎるのよ、特に母親というのは、
影響力が強すぎて。
親になったときに同じような存在になるんじゃないかととても不安。
この本、たぶん正解が載っている訳でもないけれど(たぶん正解というものはないんだろうな)、
一つの事例として読んでみるのはいいと思う。

以下、印象に残ったところ。

p112
そのとき、ふと気づいた。母は我が子の「自我」を認めたくないのではないか。どんなに大きくなっても、お母さんのことが大好きな素直で可愛い娘のままでいてほしいのではないか。だから、私のやることなすこと片っ端から否定して、自分のコントロール下に置こうとするのだ。
私は、子供の成長にある種の寂しさを覚えるだけだったが、母の場合は「なぜ勝手なことをするのか」「おまえは私の言うことを聞いていればいいんだ」と怒りに変化したのかもしれない。自分のなかに湧き起こる不安や憤怒、恐怖といった感情から逃れるために、私を全否定しているのだ。そう考えれば、いままでの母の言動はすべて辻褄が合う。感情の方向性の違いはあれど、私も母も「子供の自我の芽生え」を受け入れられない人間なのだ。

p173
私は非常に人間らしい生き物なので、朝、食卓で納豆をかき混ぜながら「あー今日も今日とて仕事に行きたくないなあ」と愚痴る。そんなときも夫は「俺は『仕事をしたくない』と思ったことがないな。ライオンが『あーあ、インパラ捕まえたくない』と言わないのと同じ。インパラを捕まえないと飢え死にするからね」と。
「ライオンに聞いたんか」と反論しようとしたが、「自分が仕事をしなくても生きていけるって思ってるからそんな感情が芽生えるんだよ。要は甘え」と痛いところを突かれ、無言で納豆をかき混ぜ続けるしかなかった。

0
2023年02月18日

Posted by ブクログ

子育ては人生の2周目と言われるが、1周目で後悔のある人はつい2周目でリベンジを果たしたくなってしまう
それが毒親の始まりなのかもしれない

ただ、毒親にも大きくニ種類に分けられると思っていて、一つは奪われたものを奪い返そうとする親、もう一つは奪われたものを我が子には与えてあげたいという想いが強すぎるばかりに子に呪いをかけてしまう親である

正しさは人それぞれなので押し付けることはできないが、私は正しさとはその人が幸せだと思える根拠だと思う
ゆえに、育て方に正解など無いことを前提として持論を述べさせてもらえば、"子どもがありのままの自分で幸せを感じられる"ように育てることが正しい育て方なのではないだろうか

✏子供との関係がうまくいっていないなら、まずは自分の人生を充実させることから始めるといいのかもしれない。

0
2022年08月17日

Posted by ブクログ

血のつながった他人であることはわかるし、子の人生で自分の人生を上書きしようとは思わない。
ただ子どもが意思を持って歩き出すまで責任持って見ていてあげないとなと思う。
でもその期間が大変で密接でかわい過ぎて関係性を間違えてしてしまうんだろうな。
まぁ正解も不正解もないんだろうけど。

0
2022年07月25日

Posted by ブクログ

読んでよかった、けど、再読するにはパワーがいるかも…わたしも毒親育ちなので少しフラッシュバックしてしまった…

0
2022年02月23日

「暮らし・健康・美容」ランキング