感情タグBEST3
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冤罪小説はあまた読んできたけれど、重要人物が殺されてしまって、え?って思ったが、あーなるほどそういうことかと納得した。なかなかうまく作られていて、冒頭のシーンを思い出す。途中登場人物に議員が出てくるのだが、そのつながりがもしかしてって思わせながらも、そっちかいってオチにはなんだか拍子抜けしたものの、最後まで飽きさせず久々にワクワクさせてもらった作品だった。冤罪と科学捜査、絶対だと思っていたものがこれほど脆いとは!っと考えさせられた。ラスト、相方の告白は何とも切ない。
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プロットと伏線回収だけに着目すれば毎違いなく評価:5にする傑作だが、如何せん登場人物の魅力の無さと語り口の不自然さが邪魔をしている。結局小説が下手ということ。作者には申し訳ないが、原案だけ提供してもっと上手い作家さん(貫井氏や奥田氏あたり)が書いたら大傑作だったと思う。
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今回も冤罪もの。スピード感がある。やや強引ですが真相に迫る展開
平成八年、「郡上踊り」の最中に起こった一家四人殺害事件の容疑者として死刑が確定した宮原信夫。幼いときその事件を目撃した少女が、後に弁護士を経て死刑囚を救う会のリーダーとなり、宮原の無実を証明しようとする。人間は間違いを犯す生き物なのだということ。バイアス(思い込み)のかからない考え方をする難しさ、容疑者が前科者だった場合の怖さを痛感しました。
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冤罪被害者の救済活動に取り組む「チーム・ゼロ」は、元弁護士の大学准教授・東山佐奈を中心に若手弁護士の藤嶋と安野らが奮闘する。
冤罪に関連する小説は、過去にも読んだことがあるが、これはどちらかというと「チーム・ゼロ」を主軸に進む。
中盤からどうなるのか…と思う場面があっての終盤まで。
冤罪ならではの重苦しい感じは、あまりなかったのは、藤嶋と安野がいたからだろうか。
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かなり読みやすくてライトなリーガルサスペンスかつ、冤罪ものという雰囲気でさくっと読もうかなと思いましたが、読んでみると指紋鑑定がどういうものなのか、冤罪を作り上げてしまうシステムなど考えさせられ、勉強になる部分がとても多かったので、結果じっくり読ませてもらいました。
登場人物の青臭い熱さもとてもよかったし、正直もっと長く、濃く書いても僕はいいと思った。
Posted by ブクログ
読むのが止まらなかった。ところどころ、?なところが。
そんな似ている指紋の持ち主が近くにおる?
東山先生の名を語って手紙出したんは、誰?死なんで良かったんじゃ。。。