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Posted by ブクログ
かなり良い本だった。
美容に関する情報はSNSやWebページ上で多く発信されているが、根拠のないものも多い。
こうした医者による明確な根拠のある本は信憑性が高い。
肌や栄養の基本から始まり、コスメやスキンケア、美容医療についても言及していて、美容に関することはほぼ網羅されていたと思う。
医薬品の効能や効果の範囲、薬用化粧品の効能や効果の範囲など、一般人では知り得ない知識をわかりやすく表にまとめてくれていたり、薬機法と化粧品基準なども成分の話を含めて詳しくまとめてくれている。
化粧品買いに行く時、これを片手に買いに行きたい。
絶対変なやつだと思われるけど。
いや、ネットで買えばいいのか。
オーガニックコスメやナチュラルコスメは国としての定義がないという話も興味深かった。
結構美容関係って根拠が薄くて、適当なこと言ってることが多いよね。
JARO的にOKなんだろうか。
化粧水、乳液、クリームでは油性成分と水性成分の配合量が違うらしい。
言われてみれば納得。これを知るまでは化粧水と乳液とかの違いなんて説明できなかった。
化粧品の使用期限などの話など、誰も教えてくれないけど大切な話が載っていた。
最近フリマアプリで気軽に使用中の化粧品の売買ができるけど、医者的にはあまりよろしくないと思ってるらしい。
スキンケアはさわるな・こするな・叩くな・伸ばすなとのこと。
マッサージは皮膚を伸ばすという一時的な効果しかなく将来的にはデメリットしかないらしい。
触れば触るほどたるむってさ…
まつ毛美容液には副作用として色素沈着があるらしい。注意せねば。
ニキビは保険適用らしいから病院に行く方がいいとのこと。
ビタミンCは肌に直接塗るよりも食事から摂取する方が向いているとのこと。ビタミンCを顔に塗った食っていたのは私です。
VCエチルというビタミンC誘導体がいいらしいよ。ただし乾燥肌を助長する副作用ありとのこと。
よーし、今度化粧水買いに行くときにチェックするぞ〜。
二重や一重は生まれつきなので一重から二重になることは相当難しい、鼻の形は子供の頃ならば変えられるけど、大人になると完全な骨になるので変えるのは難しいという話は個人的には知りたくない現実だった。
しかし、私は鼻に洗濯バサミをつけ続ける。
結局のところ、バランスの良い食生活、適度な運動、十分な睡眠が一番美容に良いらしい。
体の中から変えていかなくては！
Posted by ブクログ
YouTubeで上原先生の動画はよく見ているのでこの度本を読んでみようと思った。『えりりん』のイラストが多用された、分かりやすさ重視（内容は薄め）のものかと思いきや！完全に医師の立場で、医学的な見地を伝えてくれる物であった。
故に、ややわかりにくい部分あるが（注釈ないのに物質名など専門用語が出てくる）、それは致し方ないと思えるくらいには有益な情報だった。美容医療に興味があるひとは必見。
SNSじゃなくて、本から正しい情報を得ましょう、と言うことを痛感できる1冊。
広告の表記の仕方など、消費者が商品・サービスを選択する際に助けと情報が、フルカラーで詰まっていた。
美容に興味があるひとは、辞書がてら1冊手元にあればいいと思う。
Posted by ブクログ
辞典とある通り様々な美容に関する内容を丁寧に説明してくれている本。著者の上原先生を雑誌で知りその後YouTubeや Instagramで発信内容を観ていますが、とても丁寧で誠実な説明だと感じます。かつご自身が美容マニアなので、色々な施術を試して素直な感想を話したり、世に出回っている美容方を医学的根拠とともに説明してくれていて、間違った内容に騙されないように、本当の情報だけをしっかり理解できるように、という信念のもと医師をされているのだなと感じます。文字は多く成分など読み飛ばしたものもありますが、分からないことがあったとき、この美容辞典で調べていこうと思います。
Posted by ブクログ
美容リテラシーを上げる本。本書はスキンケアを始めとする医学的に正しい美容の知識を教えてくれる1冊。ニキビ・毛穴・シミ・シワといった肌の悩みを軽減するための方法や有効成分、美容医療などを包括的に学ぶことができる。特に本書の「おわりに」にて、「医師によって言うことが違うので混乱する」という状況に対応するためにどうしたら良いのかについても言及してくれていて、非常に誠実な本だと感じられた。SNSやメディアで話題の美容法で間違った行動をしてしまわないように、本書で勉強をすることは大変有効だと思える。
Posted by ブクログ
美容外科医の上原恵理さんによる、一生役立つ美容習慣が解説された一冊。前半は肌と体の基本～コスメの基本～スキンケアの基本まで美容の基礎が図解を交えてオールカラーで解説され、後半はシミ、シワ、ニキビ、目のクマ、むくみなど症状別に肌トラブルなどの対処法が解説される。タイトルに「大辞典」とついているだけあって、普通の美容本と比べ3倍くらいの情報量がある、医学書や論文の内容を基にまとめられているので信ぴょう性は高い。
