【感想・ネタバレ】サイレント・ウィッチ VII 沈黙の魔女の隠しごとのレビュー

最強だけどコミュ障なポンコツ魔女が頑張る学園ファンタジー!

主人公の少女・モニカは極度の人見知りで恥ずかしがり屋。
人前で言葉を発することすら難しいが為に、喋らなくても魔術を使える「無詠唱魔術」を世界で唯一会得してしまった天才肌。

〈沈黙の魔女〉として王国の七賢人として選ばれた彼女に、ある日与えられた任務。
それは生徒として学園に潜入し、密かに第二王子の護衛をすることだった。

「む、無理っ、絶対無理ぃぃぃっ」(両手で顔を覆って項垂れるモニカ)

対人恐怖症のモニカにとって学園での生活は容易なものではなく、ましてや王子の顔もわからない。
任務に失敗したらと思うと頭をちらつく「処刑」の二文字。

モニカの明日はどうなっちゃうの~~?

この作品はそんな彼女の学園での様子を描いたものとなっています。
チート級スキル「無詠唱魔術」もちょいちょい行使しつつ、ビクビクしてばかりじゃ駄目だと健気に頑張る姿はつい応援したくなります。

好きなものについて語る時だけは妙に饒舌になる、天才だけど難あり少女の魅力の詰まった1作です。

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Posted by ブクログ

今巻はブリジットが中心に。今までの印象と違う一途な姿がみえるが、相変わらず高飛車なのはそのまま。
帝国の影も見えてきて、今後のモニカを含めた七賢人の活躍が期待できる。

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2024年04月07日

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