【感想・ネタバレ】あやし【電子特典付き】のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

しまった、二度目。すっかり忘れてたから楽しめましたが。とても面白い。一抹の切なさが素敵。丁寧に丁寧に読みたい文章。ただ怖いだけで終わらないのがいい。

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2012年06月26日

Posted by ブクログ

単行本は2000年、この文庫は2003年発行。
宮部さんの時代物短編集。
タイトル通り、あやしい話…
「居眠り心中」「安達屋の鬼」など、うまさに舌を巻く。
哀しい過去や残酷な事件もちらつくが、ほわっと救いもあります。
表紙は今市子さん〜たしかに、ふと今さんの世界を思い出すような内容。

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2009年10月11日

Posted by ブクログ

表紙に偽りなし。
タイトルに偽りなし。
色々語っても落ちてしまうだけなので、まずは一編だけでも読んでみれば、後はもうとんとんと、ね。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

江戸時代を舞台としたホラー短編集。

よかったです。「怪談」というふだんなじみのない分野でしたが、ひきこまれました。さすが宮部さん。
ホラーとしてこわいというよりもしみじみと「死」というものについて考えさせられる感じ。
一番じんときたのは「女の首」。お江戸を流れる人情をほっこりと感じさせてくれます。

全体として商家で一生懸命「奉公」する人々を描いていて、好感をもてました。宮部ワールドはよいなー。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

宮部作品はやっぱり面白いですね。短編集ですが、後半に向かうほどどんどん面白くなっていきました。お気に入りは『安達家の鬼』と『時雨鬼』。次は何を読もうかな?

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「時雨鬼」は『終日犯罪』という文庫で読んでいた。「女の首」は読んだ後、心が温かくなる話。怖いだけではない宮部さんのホラー話。

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2011年07月21日

Posted by ブクログ

世にも奇妙な9篇の怪談集。どの物語も面白くて読み始めると止まらない。短編で良かった。また睡眠不足になるところだ。
人間が一番こわい。鬼にならないよう心して生きていかねばならぬ。

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2023年12月11日

Posted by ブクログ

怪談話の短編集です。
ホラーというほど怖くなく、怖がりの私でも読めました。

昔からよくある怪談話のようですが、
読んでいると思わず後ろを振り返えらずにはいられない、
そんなぞわぞわする気味悪さがあります。

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2015年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【再読】
女の首が印象的。しゃべらない男の子とかぼちゃの話。
灰神楽に日暮らしの政五郎が出てた。

全ての話が不思議ですねぇ・・って感じで終わってて、考えさせられるラスト。

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2010年12月09日

Posted by ブクログ

俗に言う『人情ホラー』な今作。表紙絵が素敵(笑)

1話が約40ページの短編集なので、一寸時間が空いたときなどに最適である。
中でも『安達家の鬼』が秀作。特に情景描写が素晴らしい。夕焼けのシーンが非情に印象的であった。思わずホロリとさせられる。

『女の首』では宮部みゆきらしい中性的少年・太郎が登場する。正直他の作品の「少年」は好感が持てなかったのだが、今回はその人物描写が功を奏しているように思った。
そして。思わずクスリとする結びの文が秀逸だった。


多くの作品が詰め込まれた本作。平均して4点ではあるが、中には文句無しの満点な作品もある。
背筋は寒く、心は温かく・・・
そんな冬の怪談もまた、一興かと。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

旅行の暇つぶしに購入。

安定の宮部みゆきの時代物。
暇つぶしには本当にいいんだけど、
二回読むのはかなり先かな。

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2014年10月26日

Posted by ブクログ

江戸時代を舞台にしたオムニバスの怖い話。少し怖くてしっとりさみしい話が多い。
夏の昼間、赤ちゃんが寝てる横で、一休みしながらソファに寝っ転がって扇風機の風に当たりながら一つ二つ読むのにちょうどいい。

幾つか印象的だった話。
可愛がってくれた姉が死んでからも守ってくれた話。
穢れがさみしい人の形になり、さみしい人と心を通わせる話。
カボチャの神様の話。
若い時に身を持ち崩して鬼になってしまった女が、今にも身を持ち崩そうとしている若い女を助けようとする話。
年をとらない死なない人達の話。

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2013年07月22日

Posted by ブクログ

宮部みゆき時代小説。怪談色が強くて、寝る前に読むとちょっと寝つきが悪い感じです。笑

宮部みゆきの文章は個人的にはとても読みやすく、現代小説よりも時代小説のほうが軽めで読みやすくて、尚且つ面白いなぁと思います。それでも彼女の作品で1番好きなのは、現代小説で「蒲生邸」かな。

Dec 2011

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2011年12月10日

Posted by ブクログ

9編からなる短編小説。通勤帰りの電車の中で読むのに向いていると思う。
適度に短く、起承転結がしっかりしていて全編通して、なんとなく不気味な雰囲気がそこはかなく漂う。。そんな作品。

意識しない悪意…そんなどろどろしたものにスポットを当て、
本当に怖いものとは何なのだ?と考えさせる作品。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

江戸時代を背景としたホラー短編集。
とっつきにくさもなく、読みやすい。
祟りというものは、本当に存在するものなのだろうか。
内容の怖さよりも、「死」そのものについて、
恐怖を煽られたような気がする。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

江戸の町、そして何らかの商売をする店の女中や奉公人を中心に据えて語られるホラー短編集である。

「生霊」や「亡霊」、「鬼」が、存在するものという前提を登場人物たちが自然に受け入れている様は、いかにも江戸時代の混沌とした怪異文化をそこに見ることができる。
その怪異は時には、それを見る者の心に巣くっている。そのような鬼を飼うに至った者の心の動きなどが描かれ、説明づけられて行く。読んでいる方も、それによって怪異をありえそうなものとして受け入れていく。怪異と人の心は同じものなのかもしれない。

江戸の下町の雰囲気がよく描かれ、非常に入っていきやすい。しかし、まったく説明のつかない「謎」が「謎」のまま残ってしまっているお話がいくつかあり、実際にこの時代にはそんなものだ、と言ってしまえば終わりだが、何らかの「解答」がほしいと思ってしまう私には多少消化不良気味。ホラーなのでそこらへんは妥協すべきなのか。

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2009年10月04日

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