【感想・ネタバレ】食王のレビュー

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Posted by ブクログ

成功した外食チェーンうめもりの社長梅森は、銀行に騙され全てを失った時に築地の仲買人たちに助けられた恩を忘れていなかった。その音頭をとってくれた桶増がビルを買ってくれと言う。テナントが入らない麻布のビルを。金沢の老舗料亭万石の料理人ジュンペイは、店主から娘がイタリアンの店を出したいと言われ困っていると相談される。女子大生由佳は就職で悩む。米系企業から誘いがあったが被災地で頑張っている親を捨てることになってしまう。うめもりでバイトしていると…

いやいやいや。こりゃ面白かった。ベリー面白かった。

外食産業のノウハウや、(私の大好きな)デパートの物産展の裏側、不動産業のインチキ等蘊蓄が面白い。だけでなく、人物描写もストーリー展開もラストもある種の理想の小説の形だった。

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2020年08月28日

Posted by ブクログ

★★★★
今月3冊目
面白かったわー。楡周平天才。
外食チェーンオーナーが個人資産で麻布のビルを買う。が、そこは駅からも遠く何をやっても続かない土地。
どのようにして盛り上げていくのか

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2023年06月01日

Posted by ブクログ

34この人の作品は苦境から前向きに挑戦するひたむきさが好きだけれど、現実はそうそう周りに人材がいる訳でもなく私財があるわけでもない。分かっているけど小説くらいは夢をみたいですねな。次はエッセンシャルワーカーの世界でお願いします。

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2021年03月10日

Posted by ブクログ

ストーリー展開が読めてしまったのが少し残念。
商売とは実直で熱意のある人が集い、知恵を出し合って初めて良いものが生み出せるのだと痛感した。

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2020年12月04日

Posted by ブクログ

コンゲームと並ぶ、著者の得意分野だけあってさすが、現実世界でも通用しそうなアイディアで局面を打開する。某企業ドラマシリーズよりもリアリティがある。

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2020年10月06日

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ビジネス小説
登場人物も様々で現実にありそうな話でした
業界は違えど、実直に働くことは
再認識しました

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2022年06月30日

Posted by ブクログ

この手の小説を書かせると、流石にうまい。この作者は、商流や運送に関しては極めて造詣が深い。
ただし、終わり方にもう一捻りなかったものか。残念な点はその一点である。

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2022年05月24日

Posted by ブクログ

会社を経営する人の器がものをいうお話だった。
あちこちで展開するストーリーがひとつに繋がってくる様は面白かったけれどかなり見え見えだった。そう簡単に素晴らしい人材が揃うものなのだろうか。

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2020年11月27日

Posted by ブクログ

楡周平はどうしても「Cの福音」の印象が強烈だけど、こう言ったビジネス系もなかなか面白い。
今回は食に来たか。
最初は様々な登場人物が全く関連なくそれぞれの悩みを持ちながらストーリーが進むが、最後にそれらが見事に纏まって新しいビジネスとして漕ぎ出す。
こういった発想をいつも新ジャンルのビジネス分野で小説にまとめる力には恐れ入った。
ただビジネスライクであるがゆえに、人の心を揺さぶるような話ではないけど...

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2020年11月02日

Posted by ブクログ

外食業界は疎いので、手に取って読んでみた。

お世話になった人から譲り受けた、閑古鳥が鳴いている場所にあるビルをどう活用するか?

主人公の焦らずじっくり考える姿勢は共感できた。

ビジネスって難しくて奥が深いんだなぁ。

でも、最後はうまく活用法が決まって良かったとも思うし、これからの地方のビジネスのやり方の参考にもなった。

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2020年09月21日

Posted by ブクログ

面白かったけど途中から先がわかってしまった。
水戸黄門ならこれでいいけど。
もう少しハラハラさせる処が欲しかった。

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2020年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

食を扱うオーナー企業に勤めていたが、こんなにも考え方の違う経営者がいるのかと愕然とする。「築地うめもり」のオーナー社長はそれほどに素晴らしい。時には悪が近寄ろうとするが、築地の仲買人をはじめとする素晴らし人たちで囲まれていて、悪を寄せつけない。

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2020年09月04日

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