【感想・ネタバレ】晴れの日散歩のレビュー

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感情タグBEST3

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オレンジページはよく美容室で読んでいた。
たくさんのレシピがとてもよかった。
料理やお酒、旅の出来事など、
著者の飾らない人柄がよく出ていた。
猫ちゃんとのエピソードが楽しい。
著者の考え方、思いが、色々な作品ににじみ出ているんだと思った。

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2023年03月03日

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『人気作家・角田光代さんが雑誌オレンジページにて14年に渡り連載を続けているエッセイ「散歩」シリーズ第4弾。多忙ななか、京都出張の折りに震えるほどおいしい卵サンドに出会ったり、魚卵好きで朝から明太子のために行列に並んだり。迷路のような渋谷で途方にくれたり、まったく進まない本棚整理を楽しんでいたり。

あっという間に過ぎてしまう日々のできごとを鮮やかに描いた1冊。』

これだけ読みながらニンマリしてしまうエッセイも少ない。筆力、観察力もあるのだが、角田さんのキャラが認知されるところになっていて、やや天然ボケ気味に動くだけでおかしい。

持ち物の猫グッズに気づいた人が、ひとつ目には「可愛い」2つ目には「好きなんですね」3つ目には「微妙な空気」と反応する

昭和ハラスメント

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2020年06月26日

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ネタバレ

 英語の夢や猫の夢、時々見ますw。京都の卵サンド、秋田の万能調味料への熱い思い、風呂嫌いだけど銭湯と温泉は好きな角田光代さん、持ち物は猫まみれだそうです(^-^) ホームセンターに初めて入り、その品数に驚きを。そして、欲しいものは探し出せなかったと。「晴れの日散歩」、2020.3発行。気軽に楽しめるエッセイです。

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2023年07月19日

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2023年14冊目。
大好きな散歩シリーズ。
夢の話がすごく納得!SF物を見る事がない私はやっぱり現実的な夢しか見ない。

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2023年04月23日

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ネタバレ

穏やかで可愛いエッセイ、笑っちゃうようなところがたくさんあって楽しく読めた!

「本当の本当においしいものは、私にとってときに負担なのだ。あまりのおいしさに、耳の奥がわーんと鳴ったこともあるし、無意識に泣いてしまったこともある。...でも、食べ終えると私は疲れているのである。...幸福感が、ちょっとしたつらさに変わっている。」(p.46)

本当においしいもの(私の場合は『本当に好きなもの』)に触れると幸福感で気持ちが大きく動いて疲れること、私もあるので、私だけじゃないんだ!って安心しました!

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2022年07月22日

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テーマもちゃんとおもしろいし、なにより上手な文章は読んでいて心地よい。こういうしっかりしたエッセイを久しぶりに読んだ気がする。

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2022年06月22日

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京都の玉子サンド!角田光代さんが書くとなんと美味しそうなことよ!
京都には何度か行ったことがあるのに、そんな美味しそうなものがあるとは全然知らなかった。
次に行く機会があればぜひ食べてみたいなぁ。
そんなふうに思わせる、さらっとしているのに人を動かせる文章が書ける著者の力がすごい。

それから、ひとつひとつのタイトルも面白い。
「万能という恐怖」「ティッシュの善意」「ヌレギニストたち」「ホラーさん」など、内容を読んでから改めてタイトルを読むとなるほどー!と膝を打つものしみじみするもの、色とりどりだ。

あと、猫かわいい!
随所に潜むねこの影笑

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2021年08月11日

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オレンジページに連載されていたものを書籍化したエッセイ。角田さんの日々の記録みたいな感じでサラッと読める。文体や感性がやっぱり好き。

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2021年06月06日

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人気作家・角田光代さんが雑誌オレンジページにて14年に渡り連載を続けているエッセイ「散歩」シリーズ第4弾。多忙ななか、京都出張の折りに震えるほどおいしい卵サンドに出会ったり、魚卵好きで朝から明太子のために行列に並んだり。迷路のような渋谷で途方にくれたり、まったく進まない本棚整理を楽しんでいたり。
あっという間に過ぎてしまう日々のできごとを鮮やかに描いた1冊。

今30代半ばの私は、40、50と歳を重ねていっても、今と同じなんじゃないかと思っているけれど、周りは年下ばかりになるし、きっと自分は若いつもりでもおばさんと思われるんだろう。
それでも、このエッセイを読んでみると、新しい好み(食や服)を開拓できたり、些細なことが気にならなくなって楽になったり、なんだか楽しそう。
あとがきに書かれている『年齢を重ねれば重ねるだけ、月日の流れは速くなる。そして一日一日のことをすぐ忘れるようになる。…でもその日は確実にあって、その日を私たちはちゃんと暮らしてきた。』
という言葉が、過去の自分への自信と、未来の自分への希望を与えてくれる気がした。

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2021年01月19日

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日常らしい日常が転がっているが、愛おしくも書かれているので普通の暮らしをコツコツと日々過ごしているのだなと思えた。

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2021年01月02日

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あるある!って声に出して言いそうになってしまう、日常のさりげない一コマを切り取ったエッセイ集。
自分の心の動きにここまで敏感になれたら、毎日が自ずと充実するんだろうな。
身の回りに起こっていることが、もしかしたらすごくワクワクすることなのかもって思わせてくれた一冊。

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2020年07月22日

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ネタバレ

エッセイは著者の人柄が出る。
いつも著者のエッセイは”あるある””そうそう”とめっちゃ共感うなづきながら、あっという間に読んでしまう。
旅先で早朝並んでまで評判のお店に行きたいとは思わないし、(その時点で深夜まで飲んでいてね)
旅って何に対して熱意があるかで似たものの熱意がある人と行くのが心地いいのかもね。
・私も便利万能調味料がほしい!
・鏡も見る時、私も気合を入れて見たくない部分はないものとして多分見てるんだろうな。

あと猫(トト)も写真が随所に載っていて可愛い。

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2020年04月20日

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京都の卵サンドのおいしさに震え、ドラマロスになり、レモンサワーをこよなく愛す…。角田光代が、年を重ねても変わらないかけがえのない日常を綴る。

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2024年01月27日

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オレンジページで連載しているエッセイをまとめたもの。角田さんの書くエッセイは、こちらは読んでるだけなのにおしゃべりしてる感覚で読めるのでとても癒やされるしたのしい。

たまごサンドの話を3話に渡って書いているのだけど、京都で食べたたまごサンドになかなか出会えないだけなのにそれが笑える。

「明日には忘れてしまう、どうでもいい話を書き続ける」、と角田さんは言っていたけれど、こうやって「書く」ことで何気ないことが特別に感じられるんだなぁと思った。

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2021年01月03日

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平日の日中ごくごく普通に綺麗な女性が歩いていた。ところが彼女の履いていたミニスカートの裾の一部がパンツの中にたくしこまれていた。さらにそこからトイレットペーパーが1メートルほどたなびいている。磁場がぐにゃりと曲がったようなシュールすぎて夢を見ているような目の前の現実・・・・。本書はオレンジページに掲載されたエッセイ集。もう第4集くらいだから相当長く続いている。本当かと耳を疑う。料理と全然関係ないテーマも結構多く誰でも楽しめる。

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2020年07月25日

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オレンジページ連載のエッセー.日常の何気ない気づきや考えたこと,猫や夫,友人とのあれこれなどが気取らない文章で書かれていて,共感したり驚いたりとても楽しい.京都のタマゴサンドはあまりに美味しそうで,洋風出し巻き卵を作ってパンに挟んで食べました.

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2020年07月14日

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オレンジページ掲載エッセイ散歩シリーズももう4作目かぁ…トトちゃんももう8歳ですって!
相変わらずの角田さんのエッセイなんだけど、カルビ派からロース派になったり、肉好きと知れ渡ってるのが恥ずかしいとなってたり時を感じました笑。和やかに進むエッセイ大好き

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2020年04月09日

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