感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私も新聞は毎朝目を通しています。紙のです。
新聞大好きを自認する池上氏が、新聞を読む
ときはどこら辺にポイントを絞るべきなのか
を指南する本です。
しかし読者が注視すべきそのポイントが書か
れていない記事に対しては「ここは読者に
とって分かりにくい」「もう少し平易な言葉
を使うべき」というように、記事の書き方に
注文を入れています。
つまり「記事の書き方」にもなっているわけ
です。
多くの新聞記者も読んでいると思われる一冊
です。
Posted by ブクログ
新聞の読み方という題であるが、「新聞に斬り込む」という題の方が適切だと感じた。この本では、毎日13紙もの新聞に目を通している著者が、会社による記述の違いやコラムから透けてくることを読者にわかりやすく説明している。本の中では、新聞を比較して読むことで得られる情報量の凄まじさと、比較の違いを考えることによる思考力が身につくことを主張している。印象的であったのは、新聞が発行されるまでの過程で100人以上が校閲に関わってるとのことだ。如何に誤字に厳しく、信頼性を大事に発行しているのかが理解できた。今後、ネットニュースだけでなく、新聞に目を通し、信頼に足る情報をインプットしていきたい、そう思わせる一冊でした。
Posted by ブクログ
池上さんの新聞を通した情報収集法に興味があって購入したが、その情報は最初の1/5ほどだけであったし、どれも1度は聞いたことがある内容であった。
本書を買う前に、主に朝日新聞のコラムをまとめた本であるということを認識しておくべきだった。。
Posted by ブクログ
社会人として転機を迎えるにあたり、何となく自己流だった新聞の読み方に裏付けのようなものが欲しくてこの本を手に取った。新聞の見出し→リード→本文という流れは忙しい読者が効率的に情報を入手できるよう洗練されてきた構造であり、見出しやリードだけであらましを理解できるよう作られている。改めて、どんなに忙しくても見出しくらいはざっと目を通す、気になった記事だけでもリード・本文を読むということをマイルールにしようと思う。また、取材の仕方・原稿の書き方・事実関係の確認について厳しく指導されて育った新聞記者、取材に投じる費用や手間等、新聞には良質な記事を生むためのプロセスがあり、これだけネット記事が溢れる現代においても目を通す意義があると再認識した。
Posted by ブクログ
新聞の魅力は「ノイズ」と言うのは面白い視点だ。確かに、新聞お広げると自分の関心のない記事も飛び込んでくる。そこから興味関心を広げてくれる可能性を持っているのが新聞だ。
昨今のニュースを各新聞の取り上げ方で比較しているのは興味深かった。こういうことあったなぁと振り返りながら読める。