感情タグBEST3
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メディアで原監督のインタビューなどを聞き、一度著書を読んでみようと思い手に取りました。
箱根駅伝優勝を最上位の目標に設定しているのではなく、「社会人として役立つ能力を、陸上競技、箱根駅伝というコンテンツを通して伸ばしていくのが指導方針」とあり、選手の先を見据えた指導をしているんだなと驚きました。
また、ビジネスノウハウを駆使していることが書かれており、どの業界にも活用できるツールであることを学びました。
書籍の中で響いたフレーズを忘れないようにメモしておきます。
・「いいね」「それでいこう」と言ってもらえるようにするのが「よい相談」
・「今まではこうしてきた」というのは、考えることを放棄した人が使う言葉
・負けの基準=努力しなかった負け
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面白かった。
目的と根拠が示されており、わかりやすかった。
チームや営業所のマネジメントにも、個人のスキルアップにも使えると思います。
手元に置いて積読したい。
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・箱根駅伝優勝の裏でどんな戦術や戦略があったのか書かれていて、すごくかんがえているなと思いました。
・何事も土台(基礎)固めは大切だなと思いました。
・選手が一人一人考えられる環境を作り、監督としての役割をしっかり真っ当している人だなと思った。
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青学陸上競技部の原監督の2冊目。
こちらは箱根初優勝後に書かれたものかな。いかにして組織力を高めてきたかが書かれている。そのどれもが頷けるものばかりだが、特に感じたのは監督という立場をプラスにさせる事。一般的に監督と言う響き自体が偉い人や権力を持ち、逆らってはいけない人と言うイメージがあるが、そのような人に意見したり、正直なコミニュケーションは取りにくい。そこをあえて目線を合わせたり、否定的なチャラいと言う言葉を使ったりして、選手自身が自発的に取り組めるような組織を作った。本当に尊敬できる名監督だと思う。
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原監督が結果を出したことにより、日本中のスポーツ指導者が自分たちの指導法を見直したに違いない。思考力・判断力・表現力の育成は学習だけでなく、スポーツにおいても実践されるべき。そして古いやり方を踏襲している組織は衰退していくはず。
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キャプテンに必要な資質は一緒に戦いたい人、できる理屈を考えられる人
それぞれの意見を受け入れ、監督の考えていることを前向きな形で伝えていく能力
相談してくる人に育てよ
上司に相談したとき、それがいいね、それでいこう、と言ってもらえるように持っていくのが良い相談の仕方
相談出来る空気をつくるのも指導者の役目
指示待ち集団ではなく、考える集団。
今まではこうしてきた、前例がない、というのは、考えること、工夫することを放棄した人が使う言葉だと思います。
オンリーワンの提案書→育成プラン
自分の成長を具体的にイメージ出来るようにする。道しるべがあるとその後の伸び方が大きく変わってくるものです。
メンタル強化には自信を積み重ねることが近道。自分はできた、と思う機会が増えれば増えるほど、緊張することは少なくなります。
指導する側は、成功体験を積み重ねる機会をどんどん提供することが大切なのです。
コミュニケーション能力をあげる
誰の意見が正しいというのではなく、それぞれの意見が建設的に積み重なることで、組織全体の意見に仕上がっていく。そういう質の高いミーティングにするためにも、まずコミュニケーションをとることは楽しくていいことなんだと理解させることが大切。
失敗したら元に戻せばいいだけです。いいと思ったら、まずやってみればいいのです。その積極的な考えを持てるかどうかが大切。
新時代の教育法
今までの教育界とは、一線を画す指導法ですが、とても合理的で納得のいくものになっています。あれだけ青学が箱根駅伝で継続して結果を出しているのか、よくわかるものになっています。
現在の教育を見つめ直すのに、とても良い本です。
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メディアに出てる原監督に好感を持ってたけど、色々戦略もあってメディア露出してたのだと思うとすごいなと関心させられる。
言葉に根拠があって、納得させられるところが多かった。
職場や子供への教育でも当てはめて考えられるなと思う。
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原さんの人生談は、人生うまく頑張れないときもあるよなって思えて少し安心した。
各々が考え行動する組織づくりの参考になる本。相談する、指導者に対して意見を述べられる雰囲気づくりが大切。心理的安全性の話と近いかも。
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どのスポーツ、どのチームにしても「今年結果を残したい」と思ってしまうが、目先の喜びに捉われず長く強くあるためにと考えることが大切だと思いました。
【印象的なセリフ】
「それがいいね、それでいこう」と言ってもらえるように持っていくのが良い相談。
何もやらなかったらゼロ。
明るく元気に努力して、最後は「なんとかなるさ」。
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どのビジネス書にも書いてある当たり前のことではあるけれど、今の自分に照らし合わせながら読むと、改めて響く言葉がいっぱいあった。
組織だからこそ、コミュニケーションは必須と言うことは改めて言語化の重要性を再認識したし、プライベートの時間でも常に駅伝のことを考えているためメモを手放さない。
そういう、仕事以外の時間でも常に目標に向かって考えている姿勢が仕事の質を上げるのだろう。それくらい熱中できることを見つけることが人生にとっては大切なことなのだと感じた。
とはいえ、ワークライフバランスのことを考えると、何が正解なのか?何が幸せなのか?よくわからなくなってきた。
多くの人は仕事以外の時間はのほほんと過ごしたいような気がするのだけれど、そういう人たちが幸せに生きるにはどうしたらいいのだろうか‥‥‥
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最初から自主性ではない。
基礎があっての発展。ここを勘違いしてはいけない。良い土壌を作る。まずはそこ。いくら良い種を植えても土壌が悪ければ腐る。良い芽はでないのだ。寮生活で学生と共に生活し、生活習慣を変え、土壌を整える。1~10まで教え、コーチチングした上で、任せられる所は任せていく。核になるリーダーを育ててチームに色を付け、全体に浸透させる。下積みがあってこその今がある。柿の木理論、インタビュー。ピーキング。勉強になりました。
チーム作り、会社の組織作りに大切な事がわかる本です。
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「よくテレビでみる監督だから」という軽い感じで選んだ本だったが、部活のマネジメントの話がここまで仕事にも通じる部分が多いとは、と大変参考になった本。
【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
・長期的に繁栄を続ける企業のように、トップが変わってもぐらつかない組織を目指した。
・テンションが落ちた選手を奮い立たせるような言葉を言うのか、一緒になって弱音を吐くのか、キャプテンが口にする言葉次第でチーム全体の空気は大きく変わる。
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命令型・指示型・投げかけ型・サポーター型のそれぞれのステージがあり、投げかけ型やサポーター型に移行していく方が強いチームになるという話に説得感がありました。移行できると思った基準や工夫についてもっと知りたかったです。
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心に響くフレーズ
① 一番つらい時に明るくなれる人がリーダーである。
② リーダーに必要な資質は、できる理屈を考えられるかどうか。
③ 迷ったら基本に立ち返るれ。
④ なぜ、組合が存在しているのか。
⑤ 管理職の仕事は管理することではない。感じることだ。そのためには、本気で観察することです。
⑥ まともなことを言い続けると、最終的に仲間は残る。
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陸上とビジネスの共通点を捉えた、手触り感のあるアドバイス集。
土壌作りはどうしても時間がかかる。評価させるべき。
→どうやって?
目標管理ミーティングは、ランダムなグループで
口説き文句にリアルティはあるか 説得力
私は君を取ってやったとは思わない。だから君も来てやったとは思わないでほしい。お互いに一つの目標に向かって努力しよう。
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普通の会社員が箱根駅伝の監督を務め、優秀に導いた。
その方法は会社員時代に学んだこと、そして人としての人なりが根幹となっている。
印象に残った言葉
・一番辛い時に明るくなれるのがリーダー
・エースを育てよ、エースに頼るな
・迷ったら基本に立ち返れ
・相談してくる人に育てよ
・管理職の仕事は管理することじゃない、感じることだ
・体育会系の「ハイッ!」という返事をする人は伸びない
・できない理屈を並べるな、できる理屈を考えろ
・考えることが楽しいと思える人をつくれ
・50番目の人間にも50番目の価値がある
・キャッチフレーズにして伝えよ
・まともなことを言い続けると最終的に仲間は残る
・そもそも人間は明るい方がいい
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フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉
2015/11/21 著:原 晋
今日の青学陸上競技部は、世の中にあるビジネスノウハウを活用して築き上げられている。そして、これらのノウハウはすべて、著者が営業マン時代に学んだことである。よって、ビジネスの最前線で働く人々にとっては周知のことも多いかもしれない。
本書では、ビジネスで培われ、青学陸上部で醸成された@ノウハウ」を、著者が今日まで発してきた47の言葉でわかりやすく伝えられている。
構成は以下の5章から成る。
①チームで結果を出し続ける
②伸びる人材を見極める
③潜在能力を引き出す
④人間力を育む
⑤周囲を巻き込んで力に変える
多くの駅伝ファンを魅了している青学陸上部、監督による貢献が多いことは誰もが疑わない。
ビジネスで培った知識を陸上界・駅伝界に応用し、結果を出して、次にはそのノウハウを本書にて再度ビジネス界で使えるようにアレンジしたビジネス書の逆輸入版のような作品。
使えないことはひとつもない。人を使い、本番に成果を出すという点ではビジネスでも駅伝でもそれは変わらず、何よりも著者が素晴らしいのは、その年だけ強いというものではなく、地盤から改良し、強い人材を集め、育て、成果を出し続ける。そして自分が監督を退いた後も続くように工夫している点である。
賛否両論あろうも結果があれば、何も言えない。
読んでわくわく。行動に移せばさらにわくわくすること間違いない。
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青学から実業団に入った選手が複数人「青学じゃなくなっても応援してください。」ってコメントをしているのを見た。
青学ということで応援が増えているという、積極的にメディア露出しているいい効果だと感じた。
その選手には、青学ブランドがなくなっても、大学で培った自ら考える力で自分が活躍できる環境作りを頑張ってほしいし、日本を代表するランナーになってほしい。
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チャラいは最高の褒め言葉
→伸びる子は真面目でチャラいこともできる
誰がやっても強い組織を作る
→組織は1人で作るものではない、ある程度安定したら権限を委譲できるような仕組み
考えることが楽しいと思える人材を作る!
できるを前提に考える癖をつける
ハキハキとハイっ!と返事するだけの奴は何も考えてないから伸びない
→上司や管理者の顔色ばかり気にしているから
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青山学院 原監督の著書
メデイアにもよく登場し、講演も聞いたことが有るので既知感は有るが、読んで面白い。前向きな気持ちにさせてくれる。
1,人物 広島世羅高校時代 全国高校駅伝準優勝
中央大学では遊び惚け、中国電力でも怪我を完治出来ず5年間で退部。メータの検針から始める。サービスセンターで業務用の夏季電力を契約する仕事を任される。その後エコアイスの営業でもトップクラスの成績を上げる。
2、チームを作る4つのステージ
①命令型 ②指示型 ③投げかけ型 ④サポーター型
3、キャッチフレーズで注目させる 馬鹿力が出る
4、コアトレーニングに中野ジェームスを呼んだ成果は大きい ストレッチでインナーマッスルを鍛えた事で故障が激減 企業理念にマッチングさえしていれば任せられる
5,明るく、元気に 最後は”何とかなるさ”
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自分が元陸上部だったこと、また、ここ数年箱根駅伝で結果を残しているチームだから気になる、という理由で読み始めた。
長期的にいい組織を創り上げていくまでの過程がよく分かる一冊だった。
古い風習にとらわれず、アンテナをはって柔軟に外部の情報を取り入れることを、自分の仕事にも活かしたいと感じた。
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スポーツの世界は『昭和のまま』であることが多いという印象であり、そして、読めば読むほど、自社にも同じネガティブな点が当てはまると思えたのが悲しい。
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組織を作るに辺り順序が大事。どのレベルに合わせるか考えてやる。やらせるから自分から考えることへ!相談は自分の考えを伝える。現状だけ伝えるのは報告。タイムとかではなく人としてが1番大事。
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やるべきことをやる+チャラい=⭕
やるべきことをやらない+チャラい=❌
これから大学進学をする自分にとって、心に響く良いマネジメント戦略だった。これを読んでまたさらに箱根駅伝で走るフレッシュグリーンの青山学院大学を応援してみたくなった。
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青学が今年も優勝し、その秘訣が知りたくて買いました。やはり一度会社で全力で営業し成果を出している方なので、そのノウハウをそのまま陸上で活用していることがわかりました。私も知りませんでしたが陸上界はとても古い体制なのですね。その中で新しい風を吹かすのは大変だったろうなと思います。それでもビジョンを語ることで共に目指したり協力したりする人が増えたというのは素晴らしいと思います。
原さんが書いているのか他の方が書いているのかはわかりませんが、なんとなく印象に残りづらい書き方だと感じたので、星は普通にしました。
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組織を一から作っていく上で
どういうことをすればいいかが参考になった‼︎
人間性が大事‼︎心根の悪い人は組織をダメにする‼︎
採用の段階で見極めるということ‼︎
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かつて、箱根駅伝に出場すらできなかった青山学院を、今や無敵とも言える強豪校に押し上げた最大の功労者である原晋監督による本。
高校で駅伝の全国大会準優勝となった以外、選手として目立った活躍はなく、その後、入った大学や実業団の中国電力でもぱっとせずに、営業マンとなる。しかし、そこで営業とチームマネジメントで頭角を表し、青山学院陸上部の監督に招聘される。その過程については触れられていないが、青学にとってもギャンブルのような人選であろう。
相手は学生であるものの、彼のチームマネジメントやリーダーシップスタイルは、実社会でも大いに参考になるものであろう。とりわけ、日大アメフト部、レスリング協会、体操など、昨今のスポーツ会での相次ぐパワハラ指導問題から、これまで当たり前とされて来た絶対的指導者によるスパルタ式の指導方法については疑問符がつけられている。著者の指導スタイルはそうした問題指導と一線を画する、これからの時代にマッチした一つの新しい指針となるであろう。
著者の最大の強みは、コミュニケーション能力であろう。しかし、著者自身も就任当初はすぐに結果を出すことが出来ずに、失敗談として書中にもいくつか紹介されている。そうした意味では、失敗から学び、考える事で、自分自身も成長し、それを指導に活かす事ができることが彼の真骨頂であろう。
以下、参考となる部分
指示通りに動くチームは監督としてはやりやすいかもしれない。しかし、そのチームは監督の器以上には成長しない。
規則正しい生活や、目標管理の意義を部員が理解する前に自主性を重んじるステージに移行すると、自主性と自由を履き違えた同好会のようなチームになってしまう。
「今までこうしてきた」、「前例がない」というのは、考える事、工夫することを放棄している人が使う言葉です。
体育会流の「ハイ」という返事をする人は伸びない。何も考えていない学生が多いという。監督の顔色を伺うようになったら最悪。
まだ、青学が陸上で無名な時に、箱根駅伝に出ようと言っても、信ぴょう性は微塵もない。そんな中、見込みのある高校生に伝えたのは、「箱根駅伝の勢力図を一緒に変えよう」という事だったそうだ。
〜プロ野球の野村監督が、先発にこだわる江夏を抑えに転向させるときに「野球界に革命を起こしてみないか」と言ったそうだが、原監督のこのセリフと通じるものがある。やはり出来る指導者は同じところにたどり着くということか。〜
手を伸ばせば届くような簡単な目標は、人の気持ちは熱くならない。かと言って、届きそうもない目標を掲げても意味はない。爪先立ちで必死になって手を伸ばせば届きそうな半歩先の目標こそが人を動かすエネルギーになる。リアリティのない話にいくら理屈を重ねてもだめ。人の心に響かせるには、理屈と情熱がリアリティをもってバランスよく存在することが大事。
著者は、営業マン時代の経験として、頭を下げるだけの営業は長続きしない事を学んだという。また、青学の監督3年目に結果を求めるあまり記録を優先してスカウトした選手が、寮則や門限を守らずチームがまとまらなかったという。
その後は、スカウトした学生に対して、こう言う事にしているという。「私は、君を取ってやったとは思っていない。君も来てやったなどとは思わないでほしい。お互いに一つの目標に向かって努力しよう。私だけが頑張るのではない。君だけが頑張るのでもない。私の仕事は君が頑張る事を手伝う事だ。頑張らない君の首根っこをつかまえて頑張らせることはしないからね」
営業マン時代の経験は随所に生きているという。日本ハムが大谷翔平を口説き落とした決め手となった育成計画が引き合いにだされている。海のものとも山のものとも分からない企画を営業先に売り込むには会社が用意したパンフレットだけで不十分である。オンリーワンの提案書が必要だと。
どこで才能が開花するか分からないのが、育成の難しさでもあり楽しさでもある。指導者がすべき事は成功体験を積む機会をどんどん提供することである。
学生達との会話が引用されたりしているが、そこで気がつくのは、会話にAKBの話題が上がっている事である。就任当初は、AKBみないたくだらない事を話してないで、勝つ方法を考えろ、などと怒鳴った事もあるそうだが、今は、「年の総選挙は誰が勝つの?お前も、活躍してセンターねらっただどうだ?」と、学生の目線も知った上でコミュニケーションしているそうだ。
最近、著者がメディアにやたらと出ているのに気がつく。これについては、一部の陸上界の筋からは叱られる事もあるというが、本人はあくまで青学および青学陸上部の知名度や注目をあげるために
あえて積極的に出ているという。元営業マンだった本人の性格や型破りな指導法も手伝って、メディア側も取り上げてくれるという。また、キャッチフレーズを上手に使うことでさらにメディアは注目する。マジンガーZ作戦、ワクワク作戦など、実際には大した事ではない事も、青学は何かやってくるという期待感ができるという。PR戦略も巧みである。