【感想・ネタバレ】ラストイニング 40のレビュー

人生の最大の敵、それは「鈍感」である
これは野村克也さんの言葉ですが、この『ラストイニング』という野球マンガは、「鈍感」であることは野球をする上で、そして人生において最大の敵だと、そんなことを伝えてくれた気がします。
野球は他のスポーツよりも止まっている時間が長いスポーツです。だからこそ相手を出し抜くために、配球を考えるキャッチャー、そしてサインを送る監督は常に「相手は何を考えているのか、次はどう動くか」を頭で考え続ける必要があります。
本作は「出し抜くこと」「裏をかくこと」を常に考えている監督が主人公です。行間を読むのが一番面白いスポーツだからこそ、剛速球を投げるキャラが躍動する野球マンガよりも、「出し抜くこと」に重きを置く『ラストイニング』は正しいと、私は思います。「鈍感」では、勝てませんよね。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

興洋戦サヨナラで終了して、準決勝へ。
劇的なサヨナラ勝ちでした。最後の最後でフェルナンデスを越えて、サヨナラ。

準決勝の相手は難波南洋。
ここまでの相手は、付け込む隙があった相手だけど、準決勝はそうもいかない相手みたいです。

きっと、難波にもスキはあるはずなんだけど、基本能力が2つも3つも上なんでしょう。だから、スキの一つぐらいじゃ、一矢報いること出来ても、勝ちにつなげるまでは行かない。
そういう試合なんでしょうか。

一球一球・一振り一振りが、情報収集で気の抜けない試合。
予想も想定も通用しない相手との戦い。

0
2013年12月30日

「青年マンガ」ランキング